教養・歴史書評

『デジタルエコノミーの罠』 マシュー・ハインドマン著 NTT出版 2600円

    『デジタルエコノミーの罠』 マシュー・ハインドマン著 NTT出版 2600円

     インターネットは二つあると著者は言う。現実のインターネットと、通信や経済生活を民主化してくれると利用者が信じているフィクション化されたそれだ。著者は、既得権益とは違う可能性を開いてくれるかに思われた世界が、強大な市場支配力を持つ企業に支配されている実態を示す。それは自由で平等な競争どころか不平等を生産する装置だ。豊富なデータと経済理論でそのことを明らかにしつつ、こんなネットの罠(わな)から逃れる方法も探っていく。(K)

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    急成長! 水素 電池 アンモニア20 参入続々、実験着々 空前の水素ブーム ■種市 房子23 水素1 水電解装置 “グリーン水素”の大量製造時代へ 世界で400超のプロジェクト ■中園 敦二24 図解で知る1 アンモニアは1兆円市場へ ■和田 肇26 図解で知る2 全固体電池が来る! ■中園 敦二2 [目次を見る]

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