教養・歴史書評

『デジタルエコノミーの罠』 マシュー・ハインドマン著 NTT出版 2600円

    『デジタルエコノミーの罠』 マシュー・ハインドマン著 NTT出版 2600円

     インターネットは二つあると著者は言う。現実のインターネットと、通信や経済生活を民主化してくれると利用者が信じているフィクション化されたそれだ。著者は、既得権益とは違う可能性を開いてくれるかに思われた世界が、強大な市場支配力を持つ企業に支配されている実態を示す。それは自由で平等な競争どころか不平等を生産する装置だ。豊富なデータと経済理論でそのことを明らかにしつつ、こんなネットの罠(わな)から逃れる方法も探っていく。(K)

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    待ったなし! 相続&登記 来春から新ルールへ16 予期せぬ税負担の危険 来春の大変革に備えよ ■村田 晋一郎18 遺産分割 親から生前贈与・親へ家プレゼント…… 特別受益・寄与分の加味は 10年間限定で登記を促進 ■竹内 亮21 遺言書 手続きは簡素で割安 自筆証書遺言の保管制度 ■飽津 史隆22 [目次を見る]

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