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教養・歴史 書評

『真実をつかむ』 相澤冬樹著 角川新書 900円

『真実をつかむ』 相澤冬樹著 角川新書 900円

 森友学園問題でスクープを放ち、一躍注目された著者。そのせいでNHKの報道部門を外され退職した後も、一貫して取材を続けてきた。本書は新米記者時代に始まり、昭和から平成への移行期、阪神・淡路大震災、JR福知山線脱線事故などを経験してきた著者が、自らの取材方法をすべて明かしてつづるジャーナリズム論だ。そしてネタ(情報)を取ること、「真実をつかむ」ことを、契約の獲得や売り上げ増に相通じる行為として論じたビジネス書でもある。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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