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教養・歴史 書評

『海がやってくる』 エリザベス・ラッシュ著 河出書房新社 2915円

『海がやってくる』 エリザベス・ラッシュ著 河出書房新社 2915円

 気候変動によって、フロリダ州をはじめ米国の沿岸部で危機的な状況が訪れているという。温暖化のため海面が上昇し、そもそも脆弱(ぜいじゃく)な土地に暮らす人々ばかりでなく、動植物にもかつてないダメージが懸念されている。どんどん沈んでいくルイジアナ州の島から撤退するネーティブ・アメリカンのコミュニティーの行方は? 加えて洪水やハリケーンの被害もすさまじい。ノンフィクション作家で写真家でもある著者が綿密な調査で世に問うた渾身(こんしん)の一作。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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