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教養・歴史 書評

『新聞記者、本屋になる』 落合博著 光文社新書 1034円

『新聞記者、本屋になる』 落合博著 光文社新書 1034円

 本屋さんになる。そんな本好きの究極の夢をかなえた元新聞記者の奮闘記だ。開業した理由を「よく分からない」と言う著者。しかし、売れ筋ではなく賞味期限が長い本を重視し、読者向けイベントを開催し続ける。奇をてらわずマイペースだがこだわり満載の商売ぶりが素敵な店舗のたたずまいに凝縮されているようで納得。実体験から出る「書店を始めるのは準備が大事。試合が始まる前にほぼ勝敗は決まっている」とのアドバイスが印象的だ。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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