教養・歴史書評

『学校! 高校生と考えるコロナ禍の365日』 桐光学園中学校・高等学校監修 左右社 1870円

『学校! 高校生と考えるコロナ禍の365日』 桐光学園中学校・高等学校監修 左右社 1870円

 コロナ禍という前代未聞の事態に誰もが悩まされてきた。なかでも、政府からの休校要請で長期間、活動が停止してしまった学校の絶望は察するに余りある。本書は、学校最大のピンチの日々を生きた私立桐光学園中学校・高等学校の1年間の記録である。体育祭も文化祭も修学旅行も全部、「無し、無し、無し」の悲しみの中で、みんなは何を考え、共有したのか。生徒と教員、保護者にカウンセラーまで交え、総勢29人の生々しい声を収録している。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事