新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『岐路に立つアジア経済』 石川幸一、馬田啓一、清水一史編著 文眞堂 3080円

『岐路に立つアジア経済』 石川幸一、馬田啓一、清水一史編著 文眞堂 3080円

 コロナ禍が世界中にまん延し、米中対立は緩和の気配が見えない。そんな中、アジア経済はこれからどうなるのか。本書は米中対立の影響とパンデミックで高まったリスクを検証したうえで、経済統合や国際貿易、投資などの研究者たちが今後の見通しについて執筆。諸国間の経済連携強化で危機は克服できるのか。デジタル通貨の加速など急速な構造変化の中で従来とは違うニューノーマル(新常態)にソフトランディングできるのかなどが考察されている。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事