「バブル崩壊」後、ビール会社が発泡酒を売り出した事情
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「土地神話」崩壊
「バブル崩壊」は、日本経済に大きな爪痕を残していた。
「不動産の価格は必ず値上がりする」
そうした「土地神話」を多くの日本人が信じていた。右肩上がりの株式相場も手伝い、日本には「財テク」ブームが吹き荒れる。
「土地神話」のもと、小さな土地を買い占め、大きな土地にして転売すると、不動産デベロッパーには大金が転がり込んだ。まさに「濡れ手で粟」の商売だった。
東京や大阪といった大都市圏では「地上げ」が社会問題化する。
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週刊エコノミスト
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