新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『世界はさわらないとわからない』 広瀬浩二郎著 平凡社新書 1034円

『世界はさわらないとわからない』

広瀬浩二郎著 平凡社新書 1034円

 自らを「座頭市流フィールドワーーカー」と称する著者は、13歳の時に失明。その後、筑波大学付属盲学校から京都大学に進み、「触」をテーマにさまざまな実践的研究やイベントに取り組んできた。本書は、その活動の集大成ともいえる「ユニバーサル・ミュージアム—さわる! “触”の大博覧会」(2021年9〜11月)の成果をベースに展開。全盲の文化人類学者が、新型コロナウイルス禍という「さわれない時代」に改めて「さわる」ことの無限の可能性を問う。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事