教養・歴史書評

『応援消費』 水越康介著 岩波新書 968円

『応援消費』 水越康介著 岩波新書 968円

 何かを買うことで作り手、担い手を応援する。そんな消費のスタイルが広がる潮流をマーケティング論の研究者が読み解いた。東日本大震災の被災地支援が端緒となり、コロナ禍で苦境に陥った事業者を支える動きが盛り上がった。ふるさと納税やクラウドファンディングといった形が後押しする。応援するなら寄付でもいいはずなのに、なぜ消費なのか。重要なのは贈与ではなく交換である点で、市場原理が駆動する。拡張する消費社会の象徴なのだ。(A)

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賃上げサバイバル16 大企業中心の賃上げブーム 中小の7割は「予定なし」 ■村田 晋一郎19 インタビュー 後藤茂之 経済再生担当大臣 賃上げは生産性向上と一体 非正規雇用の正社員化を支援20 「賃上げ」の真実 正社員中心主義脱却へ ■水町 勇一郎22 賃上げの処方箋 「物価・賃金は上がるもの」へ意 [目次を見る]

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