教養・歴史書評

『経済学の壁』 前田裕之著 白水社 2420円

『経済学の壁』 前田裕之著 白水社 2420円

 経済学者の見解や政策提言はもっともらしく、あるいは何かを切り捨てるように聞こえる。そこには暗黙のうちに置かれた所属学派の前提がある。例えば「人間は合理的に選択し行動する」のような。一言で経済学といっても、主流を占める学派のほかに多様な学派が存在する。長年、経済紙記者として経済学界を取材してきた著者は、部外者ならではの視座で各学派の根っこと相互関係をたどる。この見取り図があれば、学者の発言を客観視できるだろう。(A)

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賃上げサバイバル16 大企業中心の賃上げブーム 中小の7割は「予定なし」 ■村田 晋一郎19 インタビュー 後藤茂之 経済再生担当大臣 賃上げは生産性向上と一体 非正規雇用の正社員化を支援20 「賃上げ」の真実 正社員中心主義脱却へ ■水町 勇一郎22 賃上げの処方箋 「物価・賃金は上がるもの」へ意 [目次を見る]

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