教養・歴史 書評 『教養としての決済』 ゴットフリート・レイブラント、ナターシャ・デ・テラン著 東洋経済新報社 2200円 2022年9月23日 『教養としての決済』 ゴットフリート・レイブラント、ナターシャ・デ・テラン著 東洋経済新報社 2200円 コンビニでモノを買えばスマートフォンをかざし、ネット通販でカード番号を入力。家賃は銀行口座から引き落とされる。日常に支払いは欠かせない。普段は意識されないが止まると一大事、犯罪の狙い目ともなる決済の仕組みを、国際決済ネットワークSWIFT(スウィフト)の元トップが解き明かす。ウイットに富んだ語り口でお国柄が表れる決済事情や決済にまつわる事件を紹介。テクノロジーが革命をもたらす今、決済の持つひそかな力を知っておきたい。(A) 前の記事 『やっぺす!』 兼子佳恵著 英治出版 1870円 次の記事 角川会長はなぜ五輪スポンサーなどという間尺に合わないことを選んだのか=永江朗 文字サイズ 小中大 印刷