教養・歴史書評

『お酒はこれからどうなるか』 都留康著 平凡社新書 990円

『お酒はこれからどうなるか』 都留康著 平凡社新書 990円

 コロナ禍によって外でお酒を飲む機会が減ったり、人口減少あるいは若者のアルコール離れで、近年はお酒に関する消費状況が大きく変化している。著者は、日本酒における新規参入者の挑戦の様子をはじめ、小規模な蒸留所で造られる個性の強い「クラフトジン」の動向、「居酒屋」という世界に類を見ない飲食空間の歴史的経緯などを現場視点で研究し、今後の日本のお酒の市場がどうすれば生き残っていけるのか、そのヒントを示す。(B)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事