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教養・歴史 書評

『転生 満州国皇帝・愛新覚羅家と天皇家の昭和』 牧久著 小学館 3300円

『転生 満州国皇帝・愛新覚羅家と天皇家の昭和』 牧久著 小学館 3300円

 中国清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)と、弟の溥傑(ふけつ)。波瀾万丈な2人の生涯を著名ジャーナリストが子細に追った。溥儀は日本の関東軍が中心となり設立した満州国の皇帝となったが、清朝再興の願いを果たせぬまま終戦で旧ソ連に抑留。中国へ送還された後は文化大革命に巻き込まれ、非業の死を遂げた。そんな兄を献身的に支えた溥傑も、日本人の妻とともに歴史の荒波に翻弄(ほんろう)され続けた。日本の天皇家との深い関係も明かされる渾身(こんしん)の評伝。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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