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教養・歴史 書評

『自治体と大学』 田村秀著 ちくま新書 990円

『自治体と大学』 田村秀著 ちくま新書 990円

 シンプルかつ直截(ちょくせつ)なタイトルだ。この両者の関係が吉と出るか凶と出るか、いずれの可能性もあり得る。自治体に大学があれば地域活性化のきっかけにできるチャンスだが、同時に財政負担がのしかかってくる側面もある。公立大学に関する著作を経てさらに国立大、私立大まで研究領域を広げた著者が、自治体と大学の関係をめぐる歴史的変遷をたどり、人口減少によりいずれも縮小を余儀なくされることが確実な両者の望ましい協働の可能性を探る。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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