教養・歴史 書評 『日本の消費者はどう変わったか』 野村総合研究所 松下東子、林裕之著 東洋経済新報社 2200円 2022年10月14日 『日本の消費者はどう変わったか』 野村総合研究所 松下東子、林裕之著 東洋経済新報社 2200円 「これから景気が悪くなる」と予測する人が、2018年の19%に対し、21年は46%に急増。余暇の過ごし方として家庭内のゲーム・動画鑑賞が伸びるのと反比例するように国内旅行を選ぶ人はこの3年で明らかに減少。1997年にスタートし、以降3年ごとに行われてきた野村総合研究所の「生活者1万人アンケート調査」の最新結果だ。コロナ前の18年と後の21年では、消費者の意識と行動がどう変化したのか、豊富なデータとともに具体的に示す。(K) 前の記事 『転生 満州国皇帝・愛新覚羅家と天皇家の昭和』 牧久著 小学館 3300円 次の記事 『日本インテリジェンス史』 小谷賢著 中公新書 990円 文字サイズ 小中大 印刷