教養・歴史書評

『日本の消費者はどう変わったか』 野村総合研究所 松下東子、林裕之著 東洋経済新報社 2200円

『日本の消費者はどう変わったか』 野村総合研究所 松下東子、林裕之著 東洋経済新報社 2200円

「これから景気が悪くなる」と予測する人が、2018年の19%に対し、21年は46%に急増。余暇の過ごし方として家庭内のゲーム・動画鑑賞が伸びるのと反比例するように国内旅行を選ぶ人はこの3年で明らかに減少。1997年にスタートし、以降3年ごとに行われてきた野村総合研究所の「生活者1万人アンケート調査」の最新結果だ。コロナ前の18年と後の21年では、消費者の意識と行動がどう変化したのか、豊富なデータとともに具体的に示す。(K)

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崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

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