教養・歴史書評

『日本インテリジェンス史』 小谷賢著 中公新書 990円

『日本インテリジェンス史』 小谷賢著 中公新書 990円

 国家が政策決定や危機管理のため情報を収集・分析する「インテリジェンス」。戦後、政府が情報機関の整備を図った歩みをたどる秀逸な通史だ。冷戦時は米国追従で独自の外交・安全保障が不要のため省庁間の連携不足など対応が遅れ、スパイ活動を防ぐ法律がなく海外の工作員が跳梁(ちょうりょう)。第2次安倍政権で国家安全保障会議の創設など改革が進み、ようやく諸外国の水準に近付いたと解説する。国民自身がこの問題への関心を高めるべきとの指摘に納得。(W)


週刊エコノミスト2022年11月1日号掲載

『日本インテリジェンス史』 小谷賢著 中公新書 990円

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