教養・歴史書評

『絶版本』 柏書房編集部編 柏書房 1760円

『絶版本』 柏書房編集部編 柏書房 1760円

 書評で取り上げる本は、ちまたで入手可能なものが基本だ。本書は、出版流通に乗らなくなったゆえに日のあたることがない絶版本について、研究者ら24人がつづる。自身の人生で重要な一冊が今は絶版状態と嘆きつつ、そのことが本の価値を表すわけではないと訴える。かけがえのない本の存在とともに、出版の現状も浮かび上がる。電子化で絶版が消滅しても「書物は、閲覧可能であるだけでは、読まれるようにならない」。こうした語り継ぎこそが本を伝える。(A)

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賃上げサバイバル16 大企業中心の賃上げブーム 中小の7割は「予定なし」 ■村田 晋一郎19 インタビュー 後藤茂之 経済再生担当大臣 賃上げは生産性向上と一体 非正規雇用の正社員化を支援20 「賃上げ」の真実 正社員中心主義脱却へ ■水町 勇一郎22 賃上げの処方箋 「物価・賃金は上がるもの」へ意 [目次を見る]

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