新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『ANA 苦闘の1000日』 高尾泰朗著 日経BP 1980円

『ANA 苦闘の1000日』 高尾泰朗著 日経BP 1980円

 インバウンド需要を期待して機材も人材も拡大した矢先に起きたパンデミック。コロナ禍で乗客が激減し、ANAが受けたダメージは計り知れない。本書は、ひたすら金策とコスト削減に奔走する経営陣や現場で苦悩する社員に3年間にわたって詳細な密着取材を続けた『日経ビジネス』記者のルポルタージュだ。航空業界ほど顕著ではなくても、未曽有のパンデミックで苦境に陥った企業は多々あり、この生々しい記録が普遍性を持つことは間違いない。(K)


週刊エコノミスト2022年11月1日号掲載

『「ANA 苦闘の1000日」』 高尾泰朗著 日経BP 1980円

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事