国際・政治ワールドウオッチ

シドニー中央駅の上で再開発計画開幕 守屋太郎

計画では時計台の目の前に人工地盤が建設される 筆者撮影
計画では時計台の目の前に人工地盤が建設される 筆者撮影

 豪東部シドニーのセントラル駅(中央駅)で、ユニークな再開発事業が計画されている。

 地元州政府が発表した青写真によると、中央駅の線路およびホーム上空の24万平方メートル(東京ドーム約5個分)に人工地盤を構築し、超高層ビル街や研究施設、スタートアップ拠点などを建設。線路で東西に分断されていた周辺地区を一体化して整備するという。中央駅はシドニー市中心部の南側に位置し、1日約23万人と国内最大の乗降客数を誇り、郊外や近隣の地方都市を放射状に結ぶ交通…

残り336文字(全文559文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事