教養・歴史書評

『森鷗外 学芸の散歩者』 中島国彦著 岩波新書 968円

『森鷗外 学芸の散歩者』 中島国彦著 岩波新書 968円

 今年は森鷗外の生誕160年、没後100年の節目の年にあたる。夏目漱石と並び称される日本近代文学史上の大文豪であり、その作品をめぐってはすでに多くの批評があるが、本書は副題にあるように軽やかな知の渉猟者としての側面に光をあてている。医学を学び、小説ばかりでなく翻訳や雑誌などのフィールドにも活動を広げ、後に作家となる長女・茉莉(まり)をはじめ子供たちから「パッパ」と呼ばれて愛されたその等身大の姿を浮き彫りにする評伝である。(K)


週刊エコノミスト2022年11月22日号掲載

『森鷗外 学芸の散歩者』 中島国彦著 岩波新書 968円

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