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経済・企業 特集

EV&つながる車 センサー 部品から“サービス”に移る開発 「利用者目線の価値」が競争領域=貝瀬斉

港湾での運用に特化した独ZFの自動運転トラクター
港湾での運用に特化した独ZFの自動運転トラクター

 <活況!車載市場>

 クルマがさまざまなモノとつながる「コネクテッド」「自動運転(Autonomus)」「シェアリング」「電気自動車(EV)」というクルマの大きなトレンドは、それぞれの頭文字を取って「CASE(ケース)」と呼ばれる。これに合わせ、新たなセンサーなど中核となる部品開発も進んでいる。

 興味深いのは、従来はハードを単体で供給してきた部品メーカーが、自らサービスや大きなシステムまで手掛け始めていることだ。この動きには、クルマの具体的な利用シーンに直接携わることで、自社が手掛ける関連部品の価値を高め、事業拡大につなげる狙いがあるようだ。

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