経済・企業特集

商社 不思議3 資源で稼ぎ続ける? LNG、鉄鉱石、石炭……生活・産業支える巨大事業=浜田健太郎

     商社が世界各地で獲得してきたエネルギーや金属などの権益は、天然資源に乏しい日本の生活と産業を支える供給力の一端を担っている。例えば、日本の電力供給の4割を占める液化天然ガス(LNG)。天然ガスを超低温で液化し、専用船で輸入するLNGの権益を日本企業で初めて獲得したのが三菱商事だ。

     1969年、同社は英蘭石油メジャー、ロイヤル・ダッチシェルと組み、ブルネイのLNG開発に挑んだ。「失敗したら三菱商事がつぶれる」と懸念されたが、72年末、初荷が大阪湾に入港して以降、同社に莫大(ばくだい)な利益をもたらした。

     現在、マレーシアや中東カタール、ロシア極東サハリンなどで各社がLNG権益を持つ。近年の技術革新によ…

    残り486文字(全文790文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月24日号

    日本経済総予測第1部14 富裕層にアベノミクスの恩恵 「消費の二極化」鮮明に ■浜田 健太郎/岡田 英17 2020年の主な国内イベント18 インタビュー リチャード・クー 野村総合研究所主席研究員、チーフエコノミスト 「中立な『財政委員会』設置し今こそ財政出動と構造改革を」20 外需 米予防緩和で [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット