投資・運用 特集
保障より節税? 活況!経営者保険の曲がり角=編集部 保険見直し大作戦
有料記事
ニッチな市場だが昨年来、活況を呈しているのが経営者向けの死亡定期保険だ。条件によっては、保険料の全額を損金計上することで利益を減らし、法人税を圧縮できるものが登場。経営者向け保険は本来、経営者に万が一のことがあった時、事業資金や承継資金に充てるために法人が契約するものだが、なかには商品性が「保障」目的から離れていると疑われるものもあり、金融庁が関心を示しているもようだ。
全損タイプの口火を切ったのは、日本生命が昨年4月に発売した「プラチナフェニックス」。初年度は5万2000件と好調な売れ行きで、各社から相次いで発売された。
残り983文字(全文1248文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める