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インドネシア 縮小する即席めん市場に変化=多田正幸

    即席めんは主食として人気(筆者撮影)
    即席めんは主食として人気(筆者撮影)

     約2億6000万人の人口を抱えるインドネシアの即席めん市場は日本の倍以上で、世界2位の規模を誇る。が、5年連続で前年の消費量を割り込んだ。

     世界ラーメン協会によると、インドネシアの2018年の即席めん消費量は125億食で、13年比で15%減。1位は中国で、398億食だ。インドネシア飲食品業者連合のラフマット副会長は、消費量が減少している理由の一つは「新しいカテゴリーの食品が多くなり、食の選択肢が増えたこと。健康意識の高まりも一因」と述べた。

     インドネシアでは、主食として即席めんが親しまれており、袋めんの消費量は即席めん市場全体の9割以上を占める。だが、袋めん市場は年々縮小するのに比べ、カップめんの消費量は増加中だ。現在はまだ全体の1割に満たないが、ライフスタイルの変化などを背景に今後も成長が見込まれている。

     高付加価値化も進んでいる。1食4000ルピア(約30円)程度のカップめんが人気だが、1食数万ルピアの韓国産製品などを販売するスーパーが増加。即席めんの代名詞でもある「インドミー」を製造する地場食品最大手インドフード・サクセス・マクムールも昨年以降、中間所得層向けの商品を複数投入し始めた。

    (多田正幸・NNAインドネシア版記者)

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