これが日本のハイテクベンチャーだ!東大・京大ほか日本の大学発上場企業64社=編集部
編集部は、経済産業省の「平成30年度産業技術調査事業(大学発ベンチャー実態等調査)」を基に、大学発の上場ベンチャー企業64社(上場廃止2社含む)をリストアップした。
選出基準は(1)大学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術・ビジネス手法を事業化する目的で新規に設立された、(2)創業者の持つ技術やノウハウを事業化するために、設立5年以内に大学と共同研究等を行った、(3)既存事業を維持・発展させるため、設立 5年以内に大学から技術移転等を受けた、(4)大学と深い関連のある学生が関与、(5)出資があるなど大学と深い関連がある──の5点だ。
大学別では、東京大学、京都大学がそれぞれ11社の創業にかかわり、企業数でトップ。それに慶応義塾大学が6社、大阪大学と早稲田大学がそれぞれ4社で続いている。業態としては、がん治療や再生医療などの医療・バイオサイエンス系やAI、ITに関連したベンチャー企業が目立つ。
(本誌初出 大学発上場ベンチャー企業64社 東大と京大が11社でトップ 再生医療やAI・IT系多く 2020・1・21)