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教養・歴史 書評

『英国ロックダウン100日日記』 入江敦彦著 本の雑誌社 1450円

『英国ロックダウン100日日記』 入江敦彦著 本の雑誌社 1450円

 新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウン(都市封鎖)に踏み切った英国。現地在住のエッセイストが「家に機嫌良くいる」ことに努めた日々の記録だ。政府の対策に憤りを覚え、親しい人に会えないことに息苦しさを感じつつも、夕飯にうどんを作ったり抹茶のお菓子を出したりと、普段の営みに喜びを見いだす。著者出身地の京都のごとく、困難に直面しても思考停止せず現実を受容して進む姿勢は同じコロナ禍の日本でも大いに参考となりそう。(W)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中郁次郎 一橋大学名誉教授「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化■大垣昌夫23 Q&Aで理解す [目次を見る]

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