週刊エコノミスト Online注目の特集

《ドル没落》 揺らぐ基軸通貨と円の行方

今世紀に入って、世界の外貨準備に対するドルのシェアが下がり続けている。ドルを基軸通貨とする戦後世界の経済秩序に歴史的な転機が訪れようとしているのか。国際的に全面安を続ける円の未来も含めて探った。

「非親米国」顕在化で始まるドル離れ

ロシアのウクライナ侵攻が世界を二分している。対露制裁をしている国々とそうでない国々だ。制裁の中でも外貨準備の凍結は〝ドルを持つリスク〟を顕在化し、後者のドル離れを招いてもいる。この状況は世界の通貨体制に何をもたらすのだろうか。>>>記事はこちら

異次元緩和で深まる国民の痛みと黒田日銀総裁の罪の重さ

同志社大学の浜矩子教授が「日銀の『異次元緩和』は『政策の犯罪』と呼ぶべきだ」と主張する。浜教授によると、罪は2つ。それぞれへの2つの報いが、これから国民を襲うと予言する。>>>記事はこちら

金をさらに押し上げる米FRBの「時限爆弾」

米国が利上げに転じたにもかかわらず、ニューヨーク金先物価格が高値のままだ。通常、金融引き締め策は金先物の値下げ要因になるが、なぜ今回は値を下げないのか。背景にはドルの信認低下があった。>>>記事はこちら

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