国際・政治

金価格高騰の背景にドルの未来を読む

 史上最高値圏で推移するドル建ての金価格。その背景を探ると、基軸通貨ドルを巡るさまざまな変化が見え隠れする。

※特集「上がる金&揺らぐドル」(5月29日全編公開)の一部を先行公開しています。

 実は昨春から金価格に“異変”が起きている。米国の実質金利が上がれば、ドル建ての金価格は下がるものだったのが、昨春からは上昇トレンドを描き始めたのだ。その有力な一因が中露などの中銀による金買いだ。>>記事はこちら

 

 ウクライナ危機を機に西側と非西側の分断は深まり、中露印など非西側諸国の中銀が金の保有量を増やした。それが金相場に上昇圧力をかけ続けるだろう。>>記事はこちら

 

 NY金市場の相場は、過去最高値水準にもかかわらず、過熱感を感じさせない。欧米投機筋がフル参入していないためだ。しかし金融不安やウクライナ情勢など、彼らを巻き込む材料は多い。>>記事はこちら

 

 金融不安が広がる米国で、バイデン政権の銀行救済策がドルの価値を損ないかねない、と懸念されている。>>記事はこちら

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