経済・企業挑戦者2018

安全・安価な「三輪EV」を世界へ 松波登 日本エレクトライク会長 

    松波登・日本エレクトライク会長(撮影:武市公孝)
    松波登・日本エレクトライク会長(撮影:武市公孝)

     電気を意味する「エレクトリック」と、三輪車を意味する「トライク」を組み合わせた「エレクトライク」という電気三輪自動車を開発。三輪EVはニッチな存在だが、ベンチャーが活躍できる市場がある。

     エレクトライクは宅配用のクルマとして大きな需要を見込んでいます。ミニバンに近い積載量があり、ドアがなく左右どちらからも乗降できるので、停車して20秒足らずで荷物を運び出すことができます。

     車体重量が軽く走行距離が長いのも特長です。重さが1トン以上あるミニバンに比べ、エレクトライクは400キロ程度と軽量です。EVを発進と停止を繰り返す宅配車として使うとバッテリーの消費が早いため、バンなら10キロワット時の電池で20キロメートル程度しか走れません。しかし、エレクトライクは8キロワット時の電池で40キロメートルは走るので、1回の充電で1日中持ちます。

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