経済・企業深層真相

暴落したホテルREIT 親会社はソフトバンク

 上場不動産投資信託(REIT)のインヴィンシブル投資法人の経営に不透明感が増している。ホテル系REITの最大手だが、コロナ禍の影響で、分配金(配当)を6月期末に昨年末比98%減の30円にすると発表。2020年12月期は未定とし、投資家の不興を買っている。

 運営の主力はホテル「マイステイズ」を展開するマイステイズ・ホテル・マネジメント。コロナの影響でREITへの賃料の支払いを猶予し、破綻回避を図ったようだ。

 ただ、インヴィンシブルもマイステイズも、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループ傘下で、同ファンドはソフトバンクグループの傘下企業だ。業界では「分配金を激減させるのは、投資家に過度な責任を負わせている」「フォートレスが損失を負担するのが筋」(有力投資家)という声もある。ソフトバンクにそんたくしREITが賃料を負担し、投資家が「自己責任」の原則を押し付けられたとの見方も出ている。

 マイステイズは上場企業ではないため、財務状態に懐疑的な声もあった。インヴィンシブルの投資口価格は昨年10月に7万600円の高値だったが、3月には1万8870円と73%もの下落を記録。コロナが直撃していた。

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