資源・エネルギー鎌田浩毅の役に立つ地学

線状降水帯の災害を「減らす」ための6カ条とは=鎌田浩毅

    球磨川が氾濫して水没した熊本県人吉市の市街地(2020年7月)
    球磨川が氾濫して水没した熊本県人吉市の市街地(2020年7月)

    「線状降水帯」の猛威/下 災害を「減らす」ための6カ条/61

     線状降水帯は大雨が同じ場所で長時間にわたり降り続く現象で、海から流入する湿った風が積乱雲を発生させるために起きる。気象庁は観測船から水蒸気量をリアルタイムで収集し、アメダスの湿度計や気象レーダーで予報の精度を向上させている。線状降水帯は近年、各地に大規模な災害をもたらしているが、事前に対策を実施しておけば水害を減らすことが可能であり、今すぐできる6項目を提案しよう。

     第一に、防災行動のタイムラインを作成することだ。災害時に発生しそうな状況を前もって想定し、「いつ」「誰が」「何を行うか」を時系列で決めておく。なお、このタイムラインには災害発生時の行動をできるだけ具体的に記述しておくことが重要である。

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