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あの「BTS」が所属する韓国の芸能事務所「ビッグヒットエンターテインメント」のIPOが市場をざわつかせている理由

    ビルボードシングルチャートで2週連続1位になったBTSの「Dynamite」 ビッグヒットエンターテインメント提供
    ビルボードシングルチャートで2週連続1位になったBTSの「Dynamite」 ビッグヒットエンターテインメント提供

     韓国で人気を誇る男性音楽グループ「BTS」の所属事務所、ビッグヒットエンターテインメントが10月、新規株式公開(IPO)を行う。公募価格は1株13万ウォン(約1万1650円)前後、上場後時価総額は4兆ウォンを超える見込みだ。

     BTSが8月21日発売した「Dynamite」は、米国でも大きな知名度を持つ音楽チャートであるビルボードで、2週連続シングルチャート1位となり、韓国アーティストでは初。米CNNは「BTSはグローバルスーパースターとしてますます成長すること間違いなし」と評価している。韓国文化観光研究院は、「Dynamite」のビルボード1位がもたらす韓国経済への波及効果は約1兆7000億ウォンと推算した。

     韓国内ではBTSによって、K–POP(韓国のポップ音楽)や文化コンテンツに関心を持つ人がますます増え、エンタメ産業をはじめ経済全般が「同伴成長」すると期待されている。ガールズグループ「NiziU」や「BLACKPINK」の人気から、JYPやYGといった韓国大手エンタメ会社の株価も最高値の更新が続く。これらの会社はアーティストの育成だけでなく、ビッグデータ分析やコンテンツ制作技術の開発にも力を入れている。

    (趙章恩・ソウル在住ジャーナリスト)

    (本誌初出 韓国 人気グループの事務所が上場=趙章恩 20201006)

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