2040年の社会保障を考える
掲載記事 62件
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効果大きい医療へのデータ利活用 広島県呉市や北欧、米国などで成果=翁百合 本誌版「社会保障制度審」第20回
本誌版「社会保障制度審」
健康寿命の延伸や医療の発展のために期待されているのは、診療などに関するデータの利活用基盤の構築と、これによって可能となるデ…
2018年10月29日
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成長戦略としての医療・ヘルスケア 健康増進と財政抑制は両立可能=翁百合 本誌版「社会保障制度審」第19回
本誌版「社会保障制度審」
医療や介護は、国民の安心につながる社会保障制度の主要な柱である。同時に、今後の日本の経済成長にとってもきわめて大きな影響を持…
2018年10月22日
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「異次元の子育て」でデフレ払拭 インタビュー 玉木雄一郎・国民民主党代表 本誌版「社会保障制度審」第18回
本誌版「社会保障制度審」
第3子に1000万円を現金給付 「異次元の子育て」でデフレ払拭 出生率の低下に歯止めをかけると同時に、低迷する個人消費の喚起…
2018年10月16日
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出生率引き上げる女性の「フルタイム化」 人手不足を人口反転の契機に=小川直宏 本誌版「社会保障制度審」第17回
本誌版「社会保障制度審」
日本が直面する「人手不足」という危機は、企業で働く女性の雇用のフルタイム化を通じて、出生率を向上させるチャンスにもなる。そ…
2018年10月9日
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保育サービスの一段の拡充を 非正規雇用是正と男性育児参加もカギ=阿藤誠 本誌版「社会保障制度審」第16回
本誌版「社会保障制度審」
第3回は少子化への政策対応について論じる。少子化が始まって以来不干渉政策を続けてきた日本政府は、1990年に前年の合計特殊出…
2018年10月1日
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超少子化の背景に四つの複合要因 根強い男女役割分業的な価値観=阿藤誠 本誌版「社会保障制度審」第15回
本誌版「社会保障制度審」
前回、わが国の超少子化が、人口学的には主として「結婚の先送り」に連動した「出生の先送り」によって起こったことを明らかにした…
2018年9月25日
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結婚と出生先送りが負のスパイラル 出生率低下の8割は初婚行動に起因=阿藤誠 本誌版「社会保障制度審」第14回
本誌版「社会保障制度審」
今日、人口減少社会が現実のものとなり、一部地域では地域社会消滅への危機感が高まっている。その原因はひとえに少子化である。ま…
2018年9月18日
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少子化克服へ「5本柱」を総合展開 在宅支援含めた「家族政策」へ転換を=増田雅暢 本誌版「社会保障制度審」第13回
本誌版「社会保障制度審」
今回は、今後の少子化対策のあり方について論じたい。安倍内閣は、2016年6月の「ニッポン1億総活躍プラン」において、「希望…
2018年9月10日
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2006年の35年ぶり出生率反転 妊娠・出産時の費用負担軽減が奏功=増田雅暢 本誌版「社会保障制度審」第12回
本誌版「社会保障制度審」
政府は1990年代から数々の少子化対策を策定・実施してきたが、少子化の流れをなかなか止めることができなかった。こうした対策…
2018年9月3日
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「1.57ショック」以下の出生率 団塊ジュニアへの楽観が裏目に=増田雅暢 本誌版「社会保障制度審」第11回
本誌版「社会保障制度審」
政府が少子化問題に取り組み始めたのは、今から約30年前の1990年である。この年、前年の合計特殊出生率(その年次の15~49…
2018年8月27日
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2・9兆円投資で、出生率2・07到達の可能性 労働生産性上昇と…=柴田悠 本誌版「社会保障制度審」第10回
本誌版「社会保障制度審」
労働生産性上昇と子どもの貧困率低下も 本誌8月14・21日合併号の前編を受けこの後編では、日本の出生数を左右する「3大要因」…
2018年8月20日
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「労働時間」「教育費」「保育」が鍵 少子化克服へ「結婚・出産」の増加要因検討=柴田悠 本誌版「社会保障制度審」第9回
本誌版「社会保障制度審」
日本社会にとって、人口減少問題に取り組むことは喫緊の課題だ。少子化のスピード、つまり出生数が減るスピードが速いと、高齢者人…
2018年8月6日