愛宕伸康氏
掲載記事 17件
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政府が目指す実質賃金引き上げは難路 愛宕伸康
独眼経眼
石破茂首相は所信表明演説(10月4日)で、「一人一人の生産性を上げ、付加価値を上げ、所得を上げ、物価上昇を上回る賃金の増加…
2024年11月1日
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日銀がまだ抱える「二つの宿題」 愛宕伸康
独眼経眼
日本銀行がまだ手を付けていない夏休みの宿題が二つある。一つは「物価安定の目標」が実現しなかった時に、金融政策をどう運営する…
2024年9月6日
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日銀の7月利上げを難しくしている理由 愛宕伸康
独眼経眼
日本銀行が利上げに踏み切るとすれば二つのケースがある。一つは2026年度にかけて「物価安定の目標」が実現すると想定している…
2024年7月19日
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日銀「追加利上げ」の先行きを読む 愛宕伸康
独眼経眼
「一時的な落ち込みで、緩やかな回復基調にあるとの判断は変える必要がない」とは、4月5日の『朝日新聞』に掲載された植田和男日銀…
2024年5月31日
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植田日銀がこれから抱える最大の課題としての「円安リスク」 愛宕伸康
独眼経眼
日本銀行は「物価安定の目標」である消費者物価上昇率2%が実現するか判断するための材料として、今年の春闘を重視してきた。その…
2024年4月5日
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うのみにできないFRBの5月利下げ 愛宕伸康
独眼経眼
米連邦準備制度理事会(FRB)は1月の公開市場委員会(FOMC)で4会合連続となる政策金利の現状維持を決めた。 そのこと自…
2024年2月23日
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新春誌上座談会 日本株は4万円に迫る? 日銀の政策変更に注目
独眼経眼
2024年の日本経済はどこに向かうのか──。本誌人気コラム「独眼経眼」を執筆する5氏に見通しを聞いた。(構成=中西拓司・編…
2024年1月29日
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欧米のマネー収縮は兆し? 世界不況に備えよ 愛宕伸康
独眼経眼
新型コロナ対策で膨張した欧米のマネーが収縮している。米国のマネーストックを見ると、新型コロナによるパンデミックに陥った20…
2023年12月29日
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誰も読めない物価安定目標2%の達成時期 愛宕伸康
独眼経眼
総務省が10月20日に発表した9月の全国消費者物価指数(生鮮食品及びエネルギーを除くベース、以下CPI)によると、財価格は…
2023年11月3日
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植田日銀流コミュニケーションの課題 愛宕伸康
独眼経眼
日銀の植田和男総裁が就任して約5カ月。サプライズで政策変更することが多かった黒田東彦前総裁に比べ、市場とのコミュニケーショ…
2023年9月22日
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債務超過のFRB 日銀は大丈夫か 愛宕伸康
独眼経眼
パンドラの箱を開けるような話をしよう。中央銀行の債務超過のことだ。 米連邦準備制度理事会(FRB)は、利息収入などから、利…
2023年8月4日
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まもなく整う「デフレ脱却4条件」 愛宕伸康
独眼経眼
4月の消費者物価指数(全国)は、振れの大きい生鮮食品及びエネルギーを除いたベースで前年比4.1%まで上昇した。これは第2次…
2023年6月16日
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米国の景気悪化は半年後? 成長率が上振れしても楽観できない理由とは 愛宕伸康
独眼経眼
本誌が店頭に並んでいるころには、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が0.25%だったか、それとも0.5%だっ…
2023年3月17日
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YCC出口戦略 操作対象を3年物に“短期化”するのが最善 愛宕伸康
日銀大検証
屋上屋を架してきた長短金利操作が、国債市場をまひさせるなど限界を示している。これまでの異次元緩和の再検証が必要だ。>>特集…
2023年2月6日
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イールドカーブ・コントロールを上手に使って景気後退に備える法 愛宕伸康
独眼経眼
日本銀行は2022年12月の金融政策決定会合(MPM)で、10年金利の許容変動幅をプラスマイナス0.25%から0.5%に拡…
2023年1月6日
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FRBが直面する「インフレ抑制か雇用維持か」という究極の選択 愛宕伸康
独眼経眼
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11月9日、スイス・チューリヒで行った講演で同連銀のアンケート結果を引き合いに出し、「…
2022年11月25日
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FRBが覚悟する「ITバブル崩壊後」並みの景気後退 愛宕伸康
独眼経眼
米連邦準備制度理事会(FRB)は9月20、21日の公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.75%の利上げを決めた。政策金利…
2022年10月21日