孫崎享氏
掲載記事 26件
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移住、分断、多様性……米国を知る格好の一冊 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 米国大統領選での共和党と民主党の対立は激しい。トランプ氏は共和党候補受諾の演説での締めくくりに「今こそ団結し、過去…
2024年8月30日
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世界情勢の新潮流 米論壇識者が分析・提示 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私は日々、国際情勢のブログを発信しているが、ここ数年考えられない現象が出現、ないし実現しようとしている。例えば米『…
2024年6月14日
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米エール大学で超人気の「シンキング」講義を書籍化 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私は1985年度、ハーバード大学の国際問題研究所にいて、いくつかの講義を聴講した。ナイ教授の講義は後に著書『国際紛…
2023年12月29日
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自己形成にも通じる子育て本とキリシタン弾圧を描いた新作小説 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私は本は書店でパラパラとページをめくり、引かれた記述があれば購入する。星友啓著『「ダメ子育て」を科学が変える! 全…
2023年10月13日
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著者の豊富な現場取材に基づき、和平交渉のあり方ついて考える 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 今日国際政治で最大の課題はウクライナ問題である。私が最も着目している発言は「ウクライナ全土からすべてのロシア人を追…
2023年7月28日
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国際政治学習の完璧な教科書 孫崎享
リベンジ読書
『国際紛争 理論と歴史』ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウェルチ著、田中明彦・村田晃嗣訳有斐閣(3300円)…
2023年5月15日
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不安を克服し、現状を変えたい人に示す6つのステップ 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 米国の大学の素晴らしさは実社会の動きと遊離していない点にある。 1980年代後半、私は研究員として1年、ハーバード…
2023年5月12日
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ストーリーは荒唐無稽。しかし安全保障情報に鋭敏な長編小説=孫崎 享
書評 読書日記
日本の安保環境を擬装? 荒唐無稽すぎるスパイ小説×月×日 外務省時代、時間があるとスパイ小説を読んだ。筋より本にちりばめてあ…
2022年4月29日
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テクノロジー進歩と長寿化は恩恵ばかりでない。未来をどう生きるか=孫崎 享
書評 読書日記
テクノロジー進歩と長寿化 未来をどう生きるか?=孫崎享×月×日 藤井聡太ブームもあって、しばしば対戦をネットで見る。いま将棋…
2022年1月7日
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敷居の高い禅の言葉も、「スヌーピー」と一緒なら理解できる!=孫崎享
書評 読書日記
漫画『ピーナッツ』と禅語 絶妙の組み合わせに学ぶ=孫崎享×月×日 私は毎朝ツイッターを発信しているが、時に米国漫画も参照サイ…
2021年11月5日
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元「ニューヨーク・タイムズ」東京支局長が「日本の愛国」を分析=孫崎享
書評 読書日記
米国南部と日本に「敗戦国」の共通点を読む=孫崎享×月×日 マーティン・ファクラー氏は元『ニューヨーク・タイムズ』東京支局長で…
2021年9月4日
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子猫を拾い「ふたり旅」 ワルが善意を知る物語=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 一度、犬や猫を飼った者はその魅力に取りつかれる。私がディーン・ニコルソン著『ナラの世界へ』(K&Bパブリッシャーズ…
2021年6月25日
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最後まで出会わない二人 その時までを克明に描く=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 映画「男と女」を見て、その優雅さに、これはハリウッドと違うと感激してからもう50年以上も経過してしまった。そして今…
2021年2月26日
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生き残るためにナンバーワンになる=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 約10年前、私は戦略に関する本を書いた。その時、孫子、クラウゼヴィッツ、マクナマラ等戦略家と言われる人々の考えを学…
2020年10月30日
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極限状況を生きた人々とその家族の物語を読む=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私の一日は朝、ブログ、ツイートの発信で始まる。この中に、米国漫画のリツイートがある。米国の新聞は通常政治漫画を記載…
2020年9月4日
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暴君ネロに仕えた人物が「怒り」の処し方を語る=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私は国際政治を学ぶのに最良の書は、ジョセフ・S・ナイ・ジュニアとデイヴィッド・A・ウェルチの『国際紛争』だと思って…
2020年7月3日
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倒錯世界でまっとうに生きる 浅田次郎最新作を堪能=孫崎享
読書日記
×月×日 子供の頃、紙芝居がくると、母に「行かなくても」と言われても飛んで見に行った。小学校の時、母に「読まなくても」と言わ…
2020年5月1日
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ポピュリズム蔓延の現代 人権抑圧に向け警世の書=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 日本の憲法学者では樋口陽一、長谷部恭男、小林節、愛敬(あいきょう)浩二、青井未帆氏らは頂点にいる人々である。この方…
2020年3月6日
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掲載総数、6762回 「折々のうた」の偉業=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 文学であれ、絵画であれ、創作活動は作品が出たからといって、即、評価されるものではない。今日その作品が最も高価に取引…
2020年1月17日
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文学作品を読まずしてその国の理解はできない=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私の専門分野は国際政治・外交である。だから、私が「時々小説を読む」と言うと「なぜ?」と聞かれる。 でも、「専門を国…
2019年11月15日
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ソーシャルメディアは自律的かつ相互依存的=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 私の一日はニコニコチャンネルの「孫崎享チャンネル」のブログを書き、内外の新聞を見てツイッターを行うことで始まる。ツ…
2019年9月20日
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アリやトンボになれても人間になれない組織人=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 元伊藤忠会長・丹羽宇一郎氏の『仕事と心の流儀』(講談社現代新書、860円)を読んで最初に思ったことは、「丹羽宇一郎…
2019年5月24日
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孫崎享の読書日記 成人が詩と無縁に生活 日本は特異な国
書評 読書日記
×月×日 1980年代末、かつての上司・岡崎久彦氏から連絡があった。「自分は近くサウジアラビアを離れる。君が来ればサウジの情…
2018年12月21日
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孫崎享の読書日記 健康の記述に鼓舞され皇居2周に励む日々
書評 読書日記
×月×日 私は31歳の時に突然ぜんそくになった。当時治療は減感作(げんかんさ)療法といってアレルギー源への抵抗を強める対応が…
2018年11月9日
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孫崎享の読書日記 フィクションと史実 絶妙のバランスの魅力
書評 読書日記
×月×日 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は桐蔭学園が春夏を連覇優勝した。だが、今年の甲子園で最も注目を集めたのは決…
2018年10月1日
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孫崎享の読書日記 人類への励ましと警告 ホーキングの言葉を読む
書評 読書日記
×月×日 スティーブン・ホーキングの『ホーキング、宇宙を語る ビッグバンからブラックホールまで』(ハヤカワ文庫NF、740円…
2018年8月20日