書評 読書日記
掲載記事 221件
-
美村里江の読書日記 小さい頃の自分が現在に飛び出す喜び
書評 読書日記
×月×日 爬虫(はちゅう)類に特化した動物園で、夫とともに蛇を首に巻いて写真を撮った。もともと動物好き夫婦でワクワクと撮影に…
2018年12月28日
-
孫崎享の読書日記 成人が詩と無縁に生活 日本は特異な国
書評 読書日記
×月×日 1980年代末、かつての上司・岡崎久彦氏から連絡があった。「自分は近くサウジアラビアを離れる。君が来ればサウジの情…
2018年12月21日
-
高部知子の読書日記 文化か摩訶不思議か 日本人とお稲荷さん
書評 読書日記
×月×日 まだ初詣には早いが、先日ちょっとした願掛けをしに伏見稲荷大社へ行ってきた。そこでおみくじを引いてみたのだが、それが…
2018年12月14日
-
荻上チキの読書日記 性差別をなくしたい 注目の心理実験と行動設計
書評 読書日記
×月×日 もう今年も終わりが近づいている。「性差別・オブ・ザ・イヤー2018」というものを決める風習が社会にあれば、「今年は…
2018年12月7日
-
楊逸の読書日記 一夫一婦制は少数派? 恋愛は遺伝子次第?
書評 読書日記
×月×日 朝起きてテレビをつけると、どのチャンネルも、ある有名女優がやや下向きの顔で、追いかけてくる取材カメラから逃げていく…
2018年11月30日
-
ブレイディみかこの読書日記 故郷で取材する著者 ためらいを経て確信へ
書評 読書日記
×月×日 私は自分の担当編集者が薦める本を信用している。私が書く文章を知り抜いた編集者が送ってくれる本に外れはない。梁鴻著『…
2018年11月23日
-
美村里江の読書日記 先人の言葉と共に考える 100年生きる、ということ
書評 読書日記
×月×日 現在日本は長寿大国だが、私たち後続の世代はもっと長く生きるのか、それとも、そうはいかず早死になのか……。医学的根拠…
2018年11月16日
-
孫崎享の読書日記 健康の記述に鼓舞され皇居2周に励む日々
書評 読書日記
×月×日 私は31歳の時に突然ぜんそくになった。当時治療は減感作(げんかんさ)療法といってアレルギー源への抵抗を強める対応が…
2018年11月9日
-
高部知子の読書日記 私観の無い調査結果で「終活」意識を提示
書評 読書日記
×月×日『積木くずし』の著者である穂積隆信さんが亡くなられた。享年87歳。もうそんな御年でいらしたのかと思う。子供の頃は考え…
2018年11月2日
-
荻上チキの読書日記 多様な実証理論に基づき偏見のメカニズムを分析
書評 読書日記
×月×日『偏見や差別はなぜ起こる?』(北村英哉、唐沢穣編、ちとせプレス、2500円)は、現代人必読の一冊だと思う。踏まれるこ…
2018年10月26日
-
楊逸の読書日記 詐欺師か経済学者か 歴史を動かす問題児たち
書評 読書日記
×月×日 猛暑。台風。地震。立て続けに天災に見舞われた日本。ようやく秋風が吹き始めた。一方野菜の値は高騰した。平年の同時期と…
2018年10月19日
-
ブレイディみかこの読書日記 ミクロでもマクロでもフェミニズムは闘う
書評 読書日記
×月×日「マンスプレイニング」という言葉を日本語でも目にするようになった。Man(男性) とExplaining(説明)を一…
2018年10月12日
-
美村里江の読書日記 人生初! 面白く読めたフランスの恋愛物語
書評 読書日記
×月×日 突然泣いたり怒ったり。堰(せき)が切れる瞬間がうまく理解できず、面白いと思えたことのなかったフランスの恋愛物語。そ…
2018年10月9日
-
孫崎享の読書日記 フィクションと史実 絶妙のバランスの魅力
書評 読書日記
×月×日 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は桐蔭学園が春夏を連覇優勝した。だが、今年の甲子園で最も注目を集めたのは決…
2018年10月1日
-
高部知子の読書日記 裸じゃなかった! 温泉に見る新鮮な文化史
書評 読書日記
×月×日 最近、こんな切り口から日本史を考えるのもアリかも!という本に出会った。『温泉の日本史』(石川理夫、中公新書、880…
2018年9月25日
-
荻上チキの読書日記 当事者性高く翻訳も秀逸 海外コミックの成果
書評 読書日記
×月×日 バンド・デシネ(フランスのコミック)の『見えない違い 私はアスペルガー』(ジュリー・ダシェ原作、マドモワゼル・カロ…
2018年9月18日
-
楊逸の読書日記 政情不安な世界で輝く「粋」なリアリズム
書評 読書日記
×月×日 猛暑猛暑猛暑。目覚めても、自分が金魚さながら、金魚鉢の中で息絶え絶えにもがくという夢が残っている。たぶん窒息するほ…
2018年9月10日
-
ブレイディみかこの読書日記 エリートよりピープル 勝つために転換せよ
書評 読書日記
×月×日 英国に移住して22年目のわたしにとり、北田暁大著『終わらない「失われた20年」 嗤う日本の「ナショナリズム」・その…
2018年9月3日
-
美村里江の読書日記「ふつうのおんなの子」は万葉の子、原始の子
書評 読書日記
×月×日「〇〇女子」がはやった折、何歳までを女子と呼ぶのか? 成人していれば「女性」だろう、など議論があった。しかし『「ふつ…
2018年8月27日
-
孫崎享の読書日記 人類への励ましと警告 ホーキングの言葉を読む
書評 読書日記
×月×日 スティーブン・ホーキングの『ホーキング、宇宙を語る ビッグバンからブラックホールまで』(ハヤカワ文庫NF、740円…
2018年8月20日
-
高部知子の読書日記 あまたの死後の世界を生み出した人間の不思議
書評 読書日記
×月×日 小さい頃から不思議だった。人は死んだらどうなるのだろう? いやだなぁ、死ななきゃいけないのに生まれてきちゃって。そ…
2018年8月6日