高部知子氏
掲載記事 29件
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バネはまるで寡黙なボディーガード 世界を支える小さな発明 高部知子
書評 読書日記
×月×日 8月8日に宮崎県日南市で最大震度6弱を観測し、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表されたが、皆さんは…
2024年9月6日
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常人にはたどり着けない“辺境領域”での貴重な研究 高部知子
書評 読書日記
×月×日「あの人はマニアだよね」と言う時、これはほめ言葉だろうか。英語だとあまり良い単語のように思えないが、「マニアックな知…
2024年6月21日
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江戸随一の観相家に学ぶ健康・長寿の秘訣 高部知子
書評 読書日記
×月×日 20年以上前、まだ30代だった私がもっとも熱心に読んでいた本は「本の読み方」、いわゆる「読書術」に関する本だった。…
2024年3月29日
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日本に24人しかいない国際山岳看護師の思考と行動に浸る 高部知子
書評 読書日記
×月×日 私が子供の頃、クラスにひとりは「ハカセ」というあだ名の子がいたように思う。ハカセは何かの分野に秀でていて、とにかく…
2023年8月4日
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50代男がスキンケア!? 加齢による意欲減退に抗する奮闘劇 高部知子
書評 読書日記
×月×日 先日、兄から妙な相談を受けた。「なぁ知子、鼻の頭にある黒い点々って取れるのか?」。え~! あのお兄ちゃんが小鼻の黒…
2023年5月26日
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電線に魅入られた著者の“好き”の力に圧倒される 高部知子
書評 読書日記
×月×日 私は子供の頃から本が大好きだ。読了冊数を数えることはしないが、それでも常に何か読んでおり、読みたい本がデスクに渋滞…
2023年3月10日
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精神科治療は病院も本人も家族も共に努力を 高部知子
書評 読書日記
×月×日 私が精神科医療で働くようになって20年近くなるであろうか。出会った患者さんとの思い出がたくさんある。認知症、気分障…
2022年11月11日
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世界中の勤勉な市井の人々の努力で人類の寿命は延びた=高部知子
書評 読書日記
「命のイノベーション」に恩恵を受けている私たち×月×日 私の母は福島県会津地方の生まれで、私を幼稚園に送る時に自転車を漕(こ…
2022年7月8日
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時間の流れが速すぎる現代に、ゆったりした生物時間をくれる本=高部知子
書評 読書日記
速すぎる現代社会にゆったりした生物時間を×月×日 私が初めてシリーズものを全巻読破したのは『ファーブル昆虫記』だった。幼い頃…
2022年5月13日
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日本初「メンズヘルス外来」を設けた医師が、男性の更年期障害を解説=高部知子
書評 読書日記
男性にもある更年期障害 その症状と原因を解説=高部知子×月×日「LOH(ロー)症候群」という言葉をご存じだろうか。聞きなれな…
2022年1月14日
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実体験として共感でき 新たな学びにもなる一冊=高部知子
書評 読書日記
×月×日 最近、ベビーカーを押したり、抱っこひもで赤ちゃんを抱いている若いお父さんをよく見かける。それも「おひとりで」なので…
2021年11月12日
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注意! 水災害の発生には長い歴史の背景がある
書評 読書日記
水害がなぜ増えるのか 「川」の視点で考える=高部知子×月×日 今年は残暑が厳しい。仕事で訪れる京都の夏は本当に暑くて、日傘を…
2021年9月10日
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あの「ネッシー」の正体がついに明らかに!=高部知子
書評 読書日記
広大無辺で千差万別 生物見つめた2冊に驚く=高部知子×月×日「ネッシー」という単語に久しぶりに触れた。懐かしい。子どもの頃、…
2021年7月2日
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厳格な教義に左右される 女性たちの日常を描く=高部知子
書評 読書日記
×月×日 先日ベリーダンスを体験した。踊りはさすがに難しかったが、古代エジプトの曲だという音楽が心地よく、なんともエキゾチッ…
2021年5月7日
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「色覚異常」の著者が探る 時に痛快なノンフィクション=高部知子
書評 読書日記
×月×日 コロナ禍になってカミュの『ペスト』が売れているらしい。分かるなぁ。感染症に対峙(たいじ)した物語としてもそうだが、…
2021年3月8日
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絶対に行くことはないけれど 未知の南極事情に興味津々=高部知子
書評 読書日記
×月×日 私は子どもの頃から日本国内の旅が好きで、同じ金額を使うなら海外よりも国内温泉旅行を豪華にしたいタイプ。しかし未知の…
2021年1月8日
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老化は「直せる病気」? 果たして、それは幸福か=高部知子
書評 読書日記
×月×日 確かに最近の人は「若くなった」気がする。還暦といえば赤いチャンチャンコと帽子を被ったお年寄りというイメージがあった…
2020年11月6日
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動物学者が勧める「肉食」のアタマでは分かる強烈論理=高部知子
書評 読書日記
×月×日 真っ赤な表紙、帯には「肉食は我々の義務である」と書かれている。怖いもの見たさのような、そこまで主張する根拠を知りた…
2020年9月11日
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自宅では体験できない 中国茶の味わいと時間=高部知子
書評 読書日記
×月×日 お茶が好きだぁ。でもペットボトルで飲むものは、私の中でお茶ではない。急須で入れるものがお茶。こだわりがあるほどでも…
2020年7月10日
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過酷な環境でも生き抜くシャボテンに人生重ねる=高部知子
読書日記
×月×日「浪漫」という言葉がある。ロマンじゃなくて「浪漫」。この二つの言葉にどういう差異があるのかと専門的に問われたら全くわ…
2020年5月15日
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信じる/信じないを超え歴史を形成した独特世界=高部知子
書評 読書日記
×月×日 ここ数年、仕事や研究の都合で、自宅にいられるのは良くて月のうち2週間、あとはすべて地方に滞在する生活が続いている。…
2020年3月13日
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思わず落涙…… 決死につなぐ命のバトン=高部知子
書評 読書日記
×月×日 いや~。なんだか久しぶりに本を読んで泣いてしまった。『生き物の死にざま』(稲垣栄洋著、草思社、1400円)。この本…
2020年1月10日
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100歳まで生きた祖母も実践した「音読」の効果とは?=高部知子
書評 読書日記
×月×日「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」。この一節を聴けば「平家物語か!」と気付く人も多いと思うが、ではそれをいつご…
2019年11月8日
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網羅的かつ多角的視野でアンチエイジング探る=高部知子
書評 読書日記
×月×日 男性の平均寿命も80歳を超え、2019年は81・25歳(厚生労働省調べ)となると、どうやってその年齢まで「健康を保…
2019年9月13日
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恋愛は脳のバグだった? 「分からない」こそ面白い=高部知子
書評 読書日記
×月×日「恋をする」って簡単に言うけれど、これは私たちの身体に起こる何の現象について言っているのだろう。心に何かが起きている…
2019年7月12日
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高部知子の読書日記 文化か摩訶不思議か 日本人とお稲荷さん
書評 読書日記
×月×日 まだ初詣には早いが、先日ちょっとした願掛けをしに伏見稲荷大社へ行ってきた。そこでおみくじを引いてみたのだが、それが…
2018年12月14日
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高部知子の読書日記 私観の無い調査結果で「終活」意識を提示
書評 読書日記
×月×日『積木くずし』の著者である穂積隆信さんが亡くなられた。享年87歳。もうそんな御年でいらしたのかと思う。子供の頃は考え…
2018年11月2日
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高部知子の読書日記 裸じゃなかった! 温泉に見る新鮮な文化史
書評 読書日記
×月×日 最近、こんな切り口から日本史を考えるのもアリかも!という本に出会った。『温泉の日本史』(石川理夫、中公新書、880…
2018年9月25日
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高部知子の読書日記 あまたの死後の世界を生み出した人間の不思議
書評 読書日記
×月×日 小さい頃から不思議だった。人は死んだらどうなるのだろう? いやだなぁ、死ななきゃいけないのに生まれてきちゃって。そ…
2018年8月6日