渡辺浩志氏
掲載記事 30件
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“生成AI”熱が陰り始め米ハイテク株に黄信号 渡辺浩志
独眼経眼
米国のハイテク株に黄信号がともっている。 9月に米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを始めると、米ハイテク株は上昇基調を…
2024年10月18日
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8月の記録的暴落の裏にある株式市場の「構造変化」 渡辺浩志
独眼経眼
8月初めに記録的な暴落に見舞われた日本株。背景には、米国の景気後退懸念の高まりや日銀が金融引き締め姿勢を強めたことによる、…
2024年8月30日
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円安で加速するか製造業の国内回帰 渡辺浩志
独眼経眼
円安は、家計には不評だが、企業にはプラスといわれる。 たしかに、この歴史的な円安局面でも、企業は値上げ(価格転嫁)によって…
2024年7月5日
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金価格上昇で考える米株価と世界景気 渡辺浩志
独眼経眼
金は通貨を代替する資産であるため、ドル建ての金価格は、ドルの価値を表す米国の実質金利と連動してきた(図1)。 だが、202…
2024年5月24日
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日本株の上昇持続には賃上げと値上げの好循環が必要 渡辺浩志
独眼経眼
海外投資家の日本株の売買額は、米株価と連動している。米株価が上昇すれば、分散投資の資金配分を保つ目的で日本株が買われるため…
2024年3月29日
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日本株の持続的上昇を促す海外マネー流入の5大要素 渡辺浩志
独眼経眼
新NISA(少額投資非課税制度)元年を迎え、年初から日本株が急騰している。だがこの間、個人投資家は日本株を売り越している。…
2024年2月9日
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新春誌上座談会 日本株は4万円に迫る? 日銀の政策変更に注目
独眼経眼
2024年の日本経済はどこに向かうのか──。本誌人気コラム「独眼経眼」を執筆する5氏に見通しを聞いた。(構成=中西拓司・編…
2024年1月29日
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米ハイテク株に吹く「三つの追い風」 渡辺浩志
独眼経眼
米国のハイテク株が堅調だ。そこには三つの追い風が吹く。 第一にAI(人工知能)が起こすイノベーションへの期待の高まり、第二…
2023年12月15日
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中国の孤立と符合する日本への資金流入 渡辺浩志
独眼経眼
今春以降、日本株は海外投資家の買いを原動力に、大きく値を上げてきた。 背景として、①東証の要請に応じた企業の資本効率改善の…
2023年10月27日
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スタグフレーション色が強まる欧州経済 渡辺浩志
独眼経眼
欧州経済が振るわない。企業部門が弱く、その背景には半導体需要の循環的な減少による世界貿易の縮小(輸出の停滞)がある。また、…
2023年9月8日
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米国利上げは今秋から世界景気を押し下げる 渡辺浩志
独眼経眼
米国経済は家計部門が堅調だ。労働需給はタイトで、失業率は歴史的な低水準にある。賃金上昇率は高止まりし、サービスのインフレを…
2023年7月28日
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難しい景気判断 正念場の米金融政策 渡辺浩志
独眼経眼
米国の経済指標のばらつきが拡大している。足元の景気を表す指標(雇用・所得・消費・サービス物価など)は強い。これらを集計した…
2023年6月9日
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市場の利下げ期待に冷や水浴びせるFRB 渡辺浩志
独眼経眼
長引く高インフレを退治すべく、米連邦準備制度理事会(FRB)は、急ピッチで利上げを行っている。 2022年12月の会合では…
2022年12月22日
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欧州経済を袋小路に追い込む「ロシア産エネルギー依存」という病理 渡辺浩志
独眼経眼
欧州経済が窮地に陥っている。10月の消費者物価指数は前年比10.7%上昇と、統計開始以来の最高値を記録した。ウクライナ危機…
2022年11月18日
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サービス物価が上がる米国と上がらない日本=渡辺浩志
独眼経眼
商品市況が下落している。ウクライナ危機や異常気象などの供給制約を考えれば、鉱物資源や食料などの下値は堅そうだ。また、この冬…
2022年10月14日
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世界景気を映し出す「銅金レシオ」は2016年の谷に似る=渡辺浩志
独眼経眼
世界景気の現状把握には、企業景況感を表す購買担当者景気指数(グローバル総合PMI)が使われることが多い。だが近年、この指標…
2022年9月2日
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景気後退の「前兆」が見えてもなお株高が続くこれだけの理由=渡辺浩志
独眼経眼
金融相場が終わっても株高は続く 米国では高インフレが長期化するとの警戒感から、連邦準備制度理事会(FRB)が資産買い入れの縮…
2021年12月11日
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中国の明暗分けるハイテク景気の波=渡辺浩志
独眼経眼
米中摩擦、香港デモ、新型肺炎。中国景気はさまざまなリスクにさらされている。だが、中国の企業景況感を表す「製造業PMI(購買…
2020年3月7日
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世界経済好転で優位に立つ日本株=渡辺浩志
独眼経眼
世界経済に好転の兆しが見えてきた。2018年初から世界の景況感を悪化させてきた半導体需要の不振は、約2年の周期的な調整局面…
2019年12月21日
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弊害見え始めた米国低金利=渡辺浩志
独眼経眼
米国の10年国債利回りは、昨秋の3・2%をピークに低下し、この8月には一時1・5%を割り込んだ。足元では1・9%前後まで戻…
2019年11月16日
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悪性インフレは生じても大統領選後=渡辺浩志
独眼経眼
米国の対中制裁関税は、いずれ悪性インフレとなって米国に跳ね返るとの見方がある。米国は中国からの全ての輸入品に15~30%の…
2019年10月12日
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見えにくい米金利低下の副作用=渡辺浩志
独眼経眼
米中の関税報復合戦が再燃している。米国の株式は売られ、長期金利は低下しているが、これは前回、トランプ大統領が対中追加関税を…
2019年9月7日
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米国の予防的利下げ2回で相場好転へ=渡辺浩志
独眼経眼
トランプ大統領の通商政策を巡る不透明感が世界経済に影を落としている。市場参加者は米国の景気悪化を予想し、その回避に向けて米…
2019年7月27日
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米利下げで日銀緩和期待の高まりも=渡辺浩志
独眼経眼
トランプ大統領の無軌道な通商政策に金融市場が翻弄(ほんろう)されている。米中摩擦の長期化不可避の様相が強まるなか、関税問題…
2019年6月22日
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景気後退の回避策がバブルの芽に=渡辺浩志
独眼経眼
昨年末以降、米国の株価が軟調だ。急落の局面では、市場参加者から「バブル崩壊の始まり」あるいは「景気後退の予兆」との声も上が…
2019年1月26日
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景気拡大は減速するも続く=渡辺浩志
独眼経眼
金融政策における「炭鉱のカナリア」といえば、金利に敏感な住宅投資だ。米国のGDP(国内総生産)ベースの住宅投資は、2018…
2018年12月15日
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米中貿易戦争が両国の成長を阻害する=渡辺浩志
独眼経眼
世界貿易は2016年以降、急拡大した。その主因はハイテク製品需要の急増だった。パソコン・スマートフォンなど既存のIT需要の…
2018年11月10日
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「良い金利上昇」ゆえに通貨安は伝染しない=渡辺浩志
独眼経眼
新興国通貨の下落が続いている。市場の関心は、これがトルコやアルゼンチンに限らず、多くの新興国へ伝染していくか否かにある。新…
2018年10月9日
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史上最高値更新の米国株 データが示す「独り勝ち」の期限=渡辺浩志
エコノミストオンライン
米国の株価(S&P500株価指数)は8月24日、今年1月末のピークを抜け、史上最高値を更新した。 世界株価(MSCI世界株…
2018年9月18日
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トランプは貿易戦争から拡張財政へ=渡辺浩志
独眼経眼
米中貿易戦争は中国の手詰まり感と米国の達成感が意識され始めた。 中国の作戦は(1)報復関税、(2)景気対策、(3)元安容認…
2018年9月3日