不動産コンサル長嶋修の一棟両断
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売れない買えない新築マンション/33
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
不動産価格のピークアウトが鮮明だ。2012年の民主党から自民党への政権交代以降、「都心」「駅近・駅前・駅直結」さらには「大…
2020年2月10日
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浸水リスクで変わる不動産評価/32
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
令和元年は台風15号や19号が日本各地に甚大な水害をもたらした。今年も昨年並み、あるいはそれ以上の台風や集中豪雨が発生する…
2020年2月3日
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強風、水害への備えを見直す年/31
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
温暖化の進行は疑う余地がない。気象庁が多数の高解像度地球温暖化気候シミュレーション実験の結果を解析した結果、温暖化が最悪の…
2020年1月27日
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江東5区が水没する地震水害/30
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
2019年は災害リスクを強く意識した年だった。台風15号や19号、集中豪雨による水害は全国で猛威を振るい、都市部でも水害対…
2020年1月20日
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令和2年の不動産市場を待つリスク/29
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
2020年の不動産市場には何が待ち受けているだろうか。まずは「災害リスク」だ。19年の台風15号や19号は国内各地に甚大な…
2020年1月14日
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不動産価格はピークを過ぎた/28
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
日本の商業地地価のトップは、東京の銀座中央通りと晴海通りが交差する「銀座4丁目交差点」付近だ。和光本館や三越銀座店、三愛ド…
2020年1月6日
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経済停滞でも地価高騰の「不可思議」/27
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
バブル崩壊をきっかけに「失われた20年」を過ごした日本経済はその後、金融危機やデフレに対し、後手の対応策に終始した。大震災…
2019年12月23日
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持ち家信仰がもたらしたもの/26
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
「日本には昔から持ち家信仰がある」とよく言われるがそれは幻想だ。戦前の東京の持ち家率は10%台、大阪は9%程度、都市部全体で…
2019年12月16日
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デザイナーズ物件に潜む落とし穴/25
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
テレビや雑誌では、個性的な間取りやデザインの家がよく紹介される。建売住宅ではなく、自分だけのオリジナルな家を建てたいという…
2019年12月9日
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下振れしにくい中古マンション価格/24
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
令和元年も残すところあと1カ月。元号の変わり目には大きな社会変化が起きている。大正から昭和に変わる際は、関東大震災による膨…
2019年12月2日
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いいなりの大規模修繕は数億円のムダ/23
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
マンションの長期修繕計画は一般的に12年目・24年目・36年目というように12年サイクルで大規模修繕工事が予定されることが…
2019年11月25日
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マンション建て替えはほぼ不可能/22
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
世の中には廃虚予備軍のマンションがごまんとある。渋谷区某所の築50年、総戸数100戸の中古マンションは、築12年目に大規模…
2019年11月18日
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インフレが迫る住宅ローン破綻/21
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
10月に消費税が10%へ引き上げられた。社会保障財源が拡充されたことで、財政の持続可能性が保たれるのか。政府のもくろみ通り…
2019年11月11日
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大手の新築でも「安心」は買えない/20
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
不動産にもいわゆる「大手志向」があるが、その根拠はあいまいだ。タワーマンションや大規模マンションは、誰もが知る大手不動産会…
2019年11月5日
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業者と癒着するインスペクター(住宅診断士)/19
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
住宅購入時にホームインスペクション(住宅診断)を利用する人が増えている。ホームインスペクションとは、住宅に精通したホームイ…
2019年10月28日
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常識が一変する住宅の「寿命」/18
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
住宅の世界ではこれから面白いことが起きるに違いない。「新築の時にその価値が最も高く、10年で半値、25年程度で価値ゼロ」と…
2019年10月21日
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水没リスクで都心住宅に明暗/17
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
人口減少を理由にコンパクトなまちづくりを促進する立地適正化計画のもと、人口密度を保って地価上昇を目指す区域と、そうでない地…
2019年10月7日
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首都圏でも戸建て価格は上昇せず/16
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
10月には10%への消費増税が予定されているが、今回に限っては駆け込み需要が全くと言っていいほど見られない。 住宅ローンは…
2019年9月30日
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リノベ物件でも配管は古いまま/15
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
首都圏の中古マンション市場が好調だ。東日本不動産流通機構によると、2019年8月の首都圏中古マンション成約件数は前年同月比…
2019年9月24日
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アフターサービスは保証期限に注意/14
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
新築マンションを買って入居した後、建物に不具合があったらどうするか。「引き渡しから10年間は建物保証」と聞いて安心してはい…
2019年9月17日
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トラブルの元凶は「境界線」/13
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
日本の空き家はこれから加速度的に増加する。野村総合研究所によれば、2033年には空き家が約2170万戸、空き家率は30%に…
2019年9月9日
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過疎化で消滅するベッドタウン/12
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
不動産の価値とは何よりも「立地」だ。1億円の豪邸でも、誰も買わない、あるいは借りない立地にあればそれは実質的に「価値ゼロ」…
2019年9月2日
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固定金利で低金利の恩恵を/11
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
不動産経済研究所によれば、2019年7月の首都圏新築マンション価格平均は5964万円と、依然として高止まり傾向が続いている…
2019年8月26日
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外壁タイル落下事故は誰の責任か/10
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
マンションの外壁はタイル張りが多い。見栄えがする一方、高所から落下すれば、それは「凶器」となる。いま日本のあちこちで、マン…
2019年8月19日
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まん延する不動産情報隠しの実態/9
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
あなたの不動産の売却情報が、宅地建物取引業者によって囲い込まれ、市場に行き渡っていないとしたら、どう思うだろうか。依頼者で…
2019年8月5日
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コンサル提案の管理会社変更に注意/8
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
「共用部の清掃が雑」「騒音など住民トラブルの際に頼りにならない」「管理費が高く内訳も不透明」「大規模修繕の見積もりが高すぎる…
2019年7月29日
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羽田増便で高級住宅地に響くごう音/7
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
東京五輪までに羽田空港に新しい飛行ルートが設けられる見込みだ。従来の東京湾上空から羽田に着陸するルートに加え、新たに都心上…
2019年7月22日
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安い修繕積立金が招く悲劇/6
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
マンションの「修繕積立金」は、所有者全員の積立貯金である。これを原資として将来の大規模修繕に備えるわけだが、修繕が2回目や…
2019年7月16日
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住民格差広げる消費増税 /5
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
政府は2019年10月に消費税を8%から10%へ引き上げる予定だ。増税が決まった場合、与党は大規模な増税前の駆け込みと増税…
2019年7月8日
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タワーマンションが朽ちる未来/4
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
東京都中央区は築地、月島など区内80%の区域で、要件を満たせば最大1・4倍まで容積率を緩和する制度を廃止、20年続けてきた…
2019年6月24日
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増える空き家は新築建て過ぎのツケ/3
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
高度経済成長真っただ中の1966年、都市部の住宅が足りないことを受けて「住宅建設計画法」が施行され、以降5年ごとに新築建設…
2019年6月17日
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円高株安でマンション価格は2割下落も/2
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
米トランプ大統領は5月末に来日した際、日本との貿易交渉について「大きな進展があった。とりわけ農業と牛肉で。7月の選挙が終わ…
2019年6月10日
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レオパレスと勉強しないオーナー/1
不動産コンサル長嶋修の一棟両断
賃貸アパート大手レオパレス21の施工不良問題が世間をにぎわしている。同社によれば、5月時点で調査を終えた2万1277棟のう…
2019年6月3日