東奔政走
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「2人のトランプ」の外交戦略 日米貿易交渉へ「嵐の前の静けさ」=平田崇浩
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「2人のトランプ」が存在すると言われている。国内外の分断をあおる「奇人」ドナルド・トランプ氏と、超大国アメリカの国家戦略を体…
2019年3月25日
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「景気後退」に神経とがらす安倍政権 浮揚の焦点は「北朝鮮」=前田浩智
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安倍政権の本丸は景気である。集団的自衛権の行使容認も共謀罪も、昨年暮れの入管法改正の強行も、終わってみればどれも堀の外の出…
2019年3月18日
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二階幹事長「安倍4選」発言のウラ 日露にらみ「総総分離」の奇策も=佐藤千矢子
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安倍晋三首相の「自民党総裁4選」の可能性が議論を呼んでいる。 総裁任期は党則で「連続3期9年まで」と決まっており、3期目に…
2019年3月11日
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「吉田茂超え」でも視界不良 しぼむ衆参ダブル選挙説=人羅格
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何とも生臭い同期会だった。2月18日、安倍晋三首相らが出席して東京・白金台の中華料理店で行われた1993年初当選組による会…
2019年3月4日
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歴史認識が食い違う北方領土交渉 遠のく「6月大筋合意」=及川正也
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「北方領土の日」の2月7日、政府と元島民団体などが主催する毎年恒例の返還要求全国大会が東京都千代田区の国立劇場で開かれ、例年…
2019年2月25日
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自民党総裁任期「再延長」の臆測 レガシーづくりには時間がかかる=平田崇浩
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臆測めいた話から切り出すことをお許しいただきたい。最近の安倍晋三首相の言動を見ていると、どうにもにおうのだ。もしかしたら首…
2019年2月18日
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参院選「与党改選過半数」止まりなら、安倍1強は求心力低下で終幕か=前田浩智
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2019年も明けて1カ月が過ぎた。国会召集が1月28日と例年よりも遅く、長い冬眠状態が続いた反動なのか、政界関係者に会うと…
2019年2月12日
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統計不正で「消えた給付金」 参院選左右した年金問題と相似=佐藤千矢子
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通常国会が1月28日に召集され、6月26日まで150日間の会期がスタートした。 今年は、4月に統一地方選、4月30日に天皇…
2019年2月4日
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沖縄県「無力化」を仕掛ける政権 統一地方選は知事選構図に異変=人羅格
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東京・国立劇場で2月24日に開かれる天皇陛下在位30年を祝う記念式典で、沖縄出身の歌手、三浦大知さん(31)が歌唱を披露す…
2019年1月28日
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マティス更迭が東京2020に与える衝撃とは=及川正也
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新春早々、外務省の高官からこんな嘆きを聞いた。「マティス米国防長官となら日米地位協定の協議も動かせると思っていたのだが………
2019年1月21日
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今年前半は「外交の安倍」に専念 後半は憲法改正か、少子高齢化対策か=平田崇浩
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米国発の株安に東京市場が見舞われた1月4日、伊勢神宮を参拝し、年頭記者会見に臨んだ安倍晋三首相は意気軒昂(けんこう)だった…
2019年1月15日
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目先の対応に追われる政権 混沌とするポスト安倍戦線=前田浩智
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自民党総裁選(2018年9月)が終わって少ししたころ、同党中堅議員らとの会合で、「ポスト安倍」談義に花が咲き、古い一冊の本…
2019年1月7日
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なお消えない衆参同日選と改憲発議=佐藤千矢子
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単純労働分野でも外国人労働者の受け入れを事実上、可能にし、外国人労働者政策の大転換となる改正入管法。衆参法務委員会の審議時…
2018年12月25日
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「右を抑える」安倍戦略 進む国会の空洞化=人羅格
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「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が流行語大賞のトップ10入りした今年、ひときわボーっとしていたのは残念ながら国会だった。そう…
2018年12月17日
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日露交渉における「プーチンの壁」「トランプの壁」とは?=及川正也
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北方領土交渉が大きく前進するのではないか──。安倍晋三首相とプーチン露大統領は11月14日の会談で1956年の日ソ共同宣言…
2018年12月10日
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アベノミクス最優先が生んだスカスカ政策 「70歳年金」も「入管法改正」も=平田崇浩
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「全世代型社会保障って70歳年金のことだから。この政権は全てが先に結論ありき。全世代型の肉付けは全部これからですよ」 先日会…
2018年12月3日
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外国人材拡大「移民政策ではない」 人手不足対策に矮小化する政権=前田浩智
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第197臨時国会は、12月10日までの会期を延長することが避けられない見通しになっている。最大の焦点である「出入国管理及び…
2018年11月26日
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平成の国会改革の険しい道のり 思惑交錯は進次郎氏へのやっかみ?=佐藤千矢子
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第4次安倍改造内閣が発足して初の国会論戦となる臨時国会は、10月29日に高市早苗衆院議院運営委員長が国会改革の試案を突然発…
2018年11月19日
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憲法・消費税で試される立憲民主 「反安倍」頼みを脱却できるか=人羅格
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今臨時国会は、外国人労働者の受け入れを拡大する法案を巡る論戦が主役である。「人生100年時代」に向けたライフスタイル見直し…
2018年11月12日
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安保は棚上げ、経済協力で接近 日中の危うい「協調」路線=及川正也
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7年ぶりとなった日本の首相の中国公式訪問を印象付けたのは、人民大会堂(国会)で1000人を超える日中財界人が参加した「日中…
2018年11月5日
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目先の景気配慮先行の消費増税 社会保障制度の抜本改革先送り=前田浩智
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ドラマ「下町ロケット」(TBS系列、毎週日曜)は、倒産の危機にある下町の町工場に働く人々の夢と希望に満ちた奮闘の物語である…
2018年10月29日
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参院選の「自民逆風」にらむ石破戦略 「仲間」の議席確保へ地方行脚に全力=平田崇浩
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「石破戦略」と言えるだろうか。9月の自民党総裁選で安倍晋三首相に敗れたものの、党員票で善戦した石破茂元幹事長。次に「安倍降ろ…
2018年10月22日
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改造内閣の不安な船出 憲法改正はトーンダウン=佐藤千矢子
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安倍晋三首相の総裁3選を経て、10月2日に発足した第4次安倍改造内閣の評判がよくない。 総裁選の始まる前、ある閣僚経験者は…
2018年10月15日
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党員票の離反と沖縄ショック 政権のスタイルに相次ぐ警告=人羅格
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「どちらが勝っても僅差」。そんな政界の相場観を覆す与党の惨敗だった。 沖縄県知事選は米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する玉…
2018年10月9日
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安倍氏3選で問われる外交戦略 米国頼みの時代は終わり=及川正也
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安倍晋三首相が9月20日の自民党総裁選で3選を果たした。首相が公約に掲げた一つに、「戦後日本外交の総決算」がある。東アジア…
2018年10月1日
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総裁3選後も変わらないのか 「味方」を優先する首相の政治姿勢=平田崇浩
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3選後の3年間はこれまでの6年と同じなのか、それとも何かが変わるのか。本号が発売されるころには自民党総裁選の投開票が終わり…
2018年9月25日
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安倍「圧勝」か石破「善戦」か 「次の次」もにらんだ総裁選=前田浩智
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自民党総裁選には次の党総裁(首相)を選ぶという直接的な役割以外にも、さまざまな役割がある。その一つが「次の次」の総裁候補を…
2018年9月18日
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安倍氏「勝敗ライン」は党員票の7割か 依然、注目される小泉進次郎氏の動向=佐藤千矢子
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安倍晋三首相(63)を取り巻く一部の人たちは盛り上がっているが、その他大勢の人たちはどこか冷めているような、そんな不思議な…
2018年9月10日
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「現職vs挑戦者」は怨念の構図 論戦提起力問われる自民党総裁選=人羅格
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首相優位の構図とは裏腹に、切迫感のある戦いである。9月20日投開票の自民党総裁選は安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちとな…
2018年9月3日
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見えない安倍外交の対中姿勢 「第5の文書」は策定できるか=及川正也
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日本と中国は8月12日、平和友好条約に調印してから40周年を迎えた。 条約は2カ月余り後の10月23日に発効された。日中が…
2018年8月27日
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経済・外交を「人質」に取る安倍政権 総裁選で「ポストアベノミクス」議論を=平田崇浩
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9月の自民党総裁選は安倍晋三首相の3選が確実な情勢だ。首相周辺からは「消化試合だ」などと勝ち誇る声が聞こえてくる。 なぜ、…
2018年8月20日
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決断遅れた岸田氏の総裁選不出馬 「1強」になびき、先の展望開けず=前田浩智
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「広島を中心に大きな豪雨被害が発生し、今も炎天下において復旧が進められ台風シーズンを前にして緊迫した状況にある。外交も北朝鮮…
2018年8月6日