東奔政走
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「民主国家対中国」の最前線 首相訪米で問われる覚悟=平田崇浩
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台頭する中国を巡る「新冷戦」の構図は「米中対立」から「民主国家対中国」へと拡大した。問題は地政学的に日本がその最前線に置か…
2021年4月5日
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訪米で保守層つなぎ留め狙う 「菅再選」へ対中姿勢転換=伊藤智永
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新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言解除を決めた菅義偉首相は、国会でも記者会見でも無理に作った笑顔が目に付いた。「本当…
2021年3月29日
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DXと脱炭素の「成長戦略」の行方 “政治の季節”でも歩み止めるな=高塚保
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菅義偉政権が目下抱える最大の課題は新型コロナウイルスの感染対策だが、コロナ禍に限らず日本が抱えている課題を挙げればきりがな…
2021年3月22日
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日本をよそに親密さをアピール?バイデン大統領と習近平「異例の2時間電話会談」驚愕の中身
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米国のバイデン政権が発足して1カ月がたつが、この間、日本政府が注目したのが、対中国政策だ。とりわけ、2月10日の米中首脳協議…
2021年3月20日
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復興、コロナ「国頼み」は限界 住民主導が力示した震災10年=人羅格
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菅内閣の迷走は加速の一途をたどっている。総務省幹部への接待問題は、今度はNTTにまで飛び火した。 もともと無理筋だった早期…
2021年3月15日
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森喜朗氏に引導を渡した小池百合子氏の「上司を見切るセンス」
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「元祖・平成政界の渡り鳥」たる小池百合子東京都知事の“面目躍如”の立ち回りだった。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会…
2021年3月6日
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主体性なき若年層の保守化 底が抜けた政権のモラル=平田崇浩
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若年層の保守化が指摘されて久しい。日本経済の失われた30年を経て、自らの就職活動などに手いっぱいで政治や社会のあり方に無関…
2021年3月1日
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続々と不祥事発覚で「菅おろし」一歩手前?違法接待疑惑で自民党の「菅離れ」が進む
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菅義偉首相が逆風にあえいでいる。首相の長男が関係する違法接待疑惑や、新型コロナウイルス対策の接触確認アプリ「COCOA(ココ…
2021年2月27日
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「ワクチン後五輪」に暗雲 自民を襲う“北九州ショック”=人羅格
東奔政走
新型コロナウイルスの感染対策を巡り、菅義偉内閣が目指した「ワクチン接種後の東京五輪」のシナリオに暗雲が垂れこめている。自民…
2021年2月8日
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外務省主導に軸足移すも 身動き取れぬ「菅外交」=及川正也
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この1年の内政・外交にどう取り組むか。菅義偉首相が初めて臨む通常国会の冒頭で行った施政方針演説は、国民の心に響いたとはとて…
2021年2月1日
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五輪開催で支持率回復を狙う?菅首相が秋解散の「背水の陣」を敷くワケ
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菅義偉内閣の支持率が急落し、「これでは10月までにある衆院選を戦えない」と自民党内で「菅降ろし」が始まるとの観測がある。政局…
2021年1月29日
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コロナと連動する菅内閣支持率 4月解散逃せば都議選で引責も=平田崇浩
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内閣支持率と新型コロナウイルスの感染状況が連動する傾向が鮮明になった。このような事態を招いたのは、ほかでもない菅義偉首相の…
2021年1月25日
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コロナ禍にもかかわらず、「2月解散説」がささやかれるワケ
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2021年の最大の政治イベントは衆院選だろう。衆院議員の任期は21年10月21日で満了となる。菅義偉首相はそれまでに衆院選に…
2021年1月24日
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思いやり予算増額のトランプとはもう交渉しない?バイデンとの関係作りを急ぐ菅外交
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在日米軍の駐留経費を日本側が一部負担する「思いやり予算」。5年ごとに新たな額を決め、来年3月に現行の期限が切れるが、日米両政…
2021年1月7日
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五輪後の秋に総選挙か 求心力低下で「菅降ろし」も=人羅格
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2021年は衆院議員の任期満了を10月下旬に控え、年内に必ず衆院選が行われる。新型コロナウイルス感染は終息をみず、菅義偉首…
2021年1月4日
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「桜を見る会」手のひら返しの検察捜査は安倍氏を従わせる「菅首相の権謀術数」なのか
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安倍晋三前首相の後援会が毎年主催していた「桜を見る会」前夜のパーティー問題が再燃している。安倍氏は参加費の補填(ほてん)を繰…
2020年12月19日
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「GoTo」がコロナの主題か 本質論から逃げる“実務型”政権=平田崇浩
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新型コロナウイルスの第3波が医療現場を崩壊の危機に追い込む中、秋の臨時国会は感染拡大を防止する有効な対策を打てないまま閉会…
2020年12月14日
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「排出ゼロ」宣言の裏に安倍氏側近の退場=高塚保
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待ったなしの地球温暖化問題。菅義偉首相は2050年までに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの「実質排出ゼロ」を所信表明演…
2020年11月30日
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“バイデン勝利”で変わる力学 菅首相「安倍離れ」にシフトも=人羅格
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民意の審判が接戦で下され、節目の11月となった。 米大統領選挙でバイデン前副大統領の当選が確実になった。国内では「大阪都構…
2020年11月23日
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バイデン氏勝利で「軸足」探す 米中のはざまで揺れる菅外交=及川正也
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「ジョー・バイデン氏およびカマラ・ハリス氏に心よりお祝い申し上げる。日米同盟をさらに強固なものとし、インド太平洋地域と世界の…
2020年11月16日
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移ろう民意と石破氏の諦観 「学術会議」で進む自民の単色化=平田崇浩
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移ろう民意と巨大与党の単色化に追い詰められたと言えようか。自民党の石破茂元幹事長が派閥の会長を辞任した。石破氏を首相にしよ…
2020年11月9日
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総裁選「撤退」に追い込んだ安倍氏“石破潰し”の8年=伊藤智永
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8年前の師走といえば、民主党政権が終わり、安倍晋三元首相が、当時は「まさか」と思われていた政権返り咲きを果たす2012年衆…
2020年11月2日
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波乱含みの「大宏池会」構想 今賭ける岸田氏の政局観=高塚保
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自民党の名門派閥「宏池会」が揺れている。派を率いる岸田文雄前政調会長は、源流を同じくする志公会(麻生派)、有隣会(谷垣グル…
2020年10月26日
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ベーシックインカム導入論は「安全網」の主役たり得るか=人羅格
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日本学術会議の会員選考で菅政権が推薦6氏の任命を拒否した問題は、菅義偉首相に結果的に深手を与えると思う。さまざまな論点はあ…
2020年10月20日
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トランプ氏のコロナ感染に日本政府が大慌てした理由=及川正也
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トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染は、日本政府にも衝撃を与えた。容体を心配する菅義偉首相自ら情報収集するよう檄(げき…
2020年10月12日
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菅氏は「普通の人」か「怖い人」か 分断と忖度の政治に決別を=平田崇浩
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「普通の人」が努力を重ねて一国の首相に上り詰めた──。菅義偉首相の誕生はそんなサクセスストーリーとして日本国民に受け入れられ…
2020年10月5日
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今年81歳……二階氏はなぜ権力の座にしがみつこうとするのか 菅政権のゴッドファーザーとなった裏に見え隠れする「息子への禅譲」の狙い
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自民党新総裁に菅義偉前官房長官が圧勝で選ばれた。安倍晋三首相の辞任表明後、菅氏有力の流れが一気にできた背景には何があったの…
2020年10月4日
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くすぶり続ける「年内解散」 急ピッチで進む大義探し=伊藤智永
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菅義偉首相は自民党総裁選中から、衆院解散観測を冷ます発言を繰り返した。「解散は新型コロナウイルス対策の専門家が、完全に下火…
2020年9月28日
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菅系官僚『菅僚』で進める統制 「自公維」路線で新自由主義復活も
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<緊急特集 菅人脈と手腕> 7年8カ月にわたった安倍内閣を継承する見通しとなった菅義偉官房長官の「新内閣」は暫定政権色の払…
2020年9月25日
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「日中関係をうまく管理しようという意欲が感じられない」日米で評価される安倍外交に 習近平訪日延期を受けた中国が注ぐ冷ややかな目線
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<緊急特集 「安倍から菅へ」> 安倍晋三首相の辞任表明は国際政治にも波紋を広げている。とりわけ、対立が激化する米国と中国へ…
2020年9月14日
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「安倍政権へのうんざり感」だけが敵? 二階幹事長・竹中平蔵氏を味方につけた菅官房長官が首相の座を射止める可能性(伊藤智永)
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「ポスト安倍」に菅義偉官房長官が再浮上してきた──。盛んに飛び交う観測の虚実を吟味する。自民党の岸田文雄政調会長、石破茂元幹…
2020年9月2日
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健康不安で浮上した「9月退陣」説 「安倍隠し」の裏で進むコロナ危機=平田崇浩
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健康不安は政治家にとって鬼門とされる。指導者の重責を担うにあたわずと見なされれば、途端に求心力が低下しかねないからだ。安倍…
2020年8月31日
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「GoToトラベル」成果なし、感染拡大助長の批判にも強気の菅氏 透けて見える「ポスト安倍最有力候補の自信」
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永田町の人物評価は目まぐるしく変化する。自民党の岸田文雄政調会長は「ポスト安倍」で本命視されてきたが、このところの下馬評は…
2020年8月29日
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安倍政権のレガシーは「官僚組織の劣化」のみ? イージスアショア撤回騒動はなぜ起きたのか
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「安倍1強」の長期政権は「官邸主導」による効率の良い政策決定と迅速な実行力を売りにしてきたのではなかったか。新型コロナウイル…
2020年8月14日
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「希望の党」の後遺症なお 再結集の軸巡る野党の苦闘=人羅格
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異色のドキュメンタリー映画で話題を呼んだ「なぜ君は総理大臣になれないのか」は、野党の視点から政治を振り返る意味でも興味深か…
2020年8月3日
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強硬貫く米国に“融和”掲げる中国 はざまで身動き取れぬ日本=及川正也
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「コロナ後」の世界秩序をどう構築するか。その主導権争いを巡って米国と中国の攻防が激しさを増している。強硬策を貫く米国に対し…
2020年7月27日
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「石破に渡すくらいなら自分がやる」小池圧勝で早期解散論に傾く安倍首相に公明党も同調?=伊藤智永
東奔政走
7月5日投開票の東京都知事選の結果、衆院解散の可能性は高まるかもしれない。小池百合子氏の再選は予想通りでも、安倍政権にとっ…
2020年7月13日
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求心力低下の安倍政権 起死回生の「秋解散」はあるのか=高塚保
東奔政走
自民党は政局の時を迎えた。9月に任期を迎える自民党役員人事に合わせて内閣改造が行われるとの観測に加え、秋の早い時期にも衆院…
2020年7月6日
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「秋解散」がラストチャンスか “死に体”化回避に残る選択肢=人羅格
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通常国会が閉幕し、河井克行・前法相夫妻の逮捕劇の波紋が広がっている。求心力の低下した安倍晋三首相が、秋口の衆院解散による起…
2020年6月29日
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トランプ氏の「G7拡大」構想 揺れる“対中包囲網”への戸惑い=及川正也
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トランプ米大統領が大統領専用機エアフォースワン後方にある報道用キャビンに顔をのぞかせ、おしゃべりを始めたのは、ワシントン郊…
2020年6月22日
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国会から逃げて「中露に接近」 安倍外交に国際社会から冷ややかな目線=平田崇浩(毎日新聞世論調査室長兼論説委員)
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「外交の安倍」の看板はもはや色あせた。新型コロナウイルスが世界秩序を大きく揺さぶる中、アジアの自由主義陣営のリーダーとして存…
2020年6月15日
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「支持率低下は一過性の現象」居直る安倍政権が予備費10兆円を五輪に流用する可能性=伊藤智永(毎日新聞編集委員・論説委員)
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日本の新型コロナ第1波対策は、海外から「奇妙な成功」(米外交誌『フォーリン・ポリシー』電子版5月14日)と困惑された。政府…
2020年6月8日
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無理筋の定年延長の舞台裏 自民党から「安倍退陣論」噴出も=高塚保
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安倍晋三政権は2012年の政権発足以降、最大とも言えるピンチに直面している。新型コロナウイルス対策への不満が底流にあり、そ…
2020年6月1日
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群雄割拠の知事が浮かび「中央」が沈むコロナ対策=人羅格
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新型コロナウイルスの感染症対策は、政府の対応に出遅れが目立つ一方で、都道府県知事らの存在感が際立っている。流れ主導した吉村…
2020年5月25日
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金正恩氏の「重体説」騒動に日本が本気で身構えた理由=及川正也
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新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中、各国は自国の対応に追われ、外国に住む自国民の保護を除く外交に手が回らない状態…
2020年5月18日
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政治家はなぜ普通の人の感覚を理解できないのか=平田崇浩(毎日新聞世論調査室長兼論説委員)
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政治と民意の乖離(かいり)があらわになっている。新型コロナウイルスの感染拡大という国家的危機に直面した今こそ、この国の民主…
2020年5月1日
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「菅」「今井」「麻生」「二階」そして「公明党」まで……安倍政権が「コロナ対策そっちのけ」で権力闘争に明け暮れる理由=伊藤智永(毎日新聞編集委員・論説委員)
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政権の混迷は見た目以上に重症だ。コロナ危機が進むにつれ、官邸、内閣、与党のいずれにも安倍晋三首相のコントロールが利かなくな…
2020年4月27日
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休業要請の混乱で“空白の3日” 政府と自治体で乱れた足並み=高塚保
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新型コロナウイルスの感染対策で国と自治体の判断が分かれることが目立っている。調整不足が一因だろうが、国民が戸惑い混乱するよ…
2020年4月20日
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「緊急事態宣言」の修羅場 首相と小池氏は連携できるか=人羅格
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政府の緊急事態宣言発令で、新型コロナウイルスの感染対策は、文字通り急場にさしかかった。安倍晋三首相と小池百合子東京都知事の…
2020年4月13日
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五輪延期に追い込まれた首相 外交の舞台裏から見えた軌跡=及川正也
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2020年夏に予定されていた東京オリンピック・パラリンピックの21年夏への延期が決まった。新型コロナウイルス禍の大波にのま…
2020年4月6日