独眼経眼
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相関強まる米大統領支持率と株価=渡辺浩志
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米国の株価とトランプ大統領の支持率との連動性が高まってきた(図)。米国では家計金融資産の約半分を株式や投資信託が占めている…
2019年5月18日
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米中貿易戦争は米国に打撃=藻谷俊介
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米政府による関税引き上げ声明を受けて、米中協議に対する楽観的な見通しが後退している。2大国のメンツをかけたタフな交渉が続い…
2019年5月11日
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米国の過剰債務が逆回転する時=藤代宏一
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米連邦準備制度理事会(FRB)や国際通貨基金(IMF)が、米国のレバレッジド・ローン拡大と、社債市場において投資適格(IG…
2019年5月4日
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基調判断「悪化」でも景気後退に直結せず=斎藤太郎
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内閣府の「景気動向指数」では、1月のCI(コンポジット・インデックス、景気変動の大きさを示す)一致指数が前月差2.5ポイン…
2019年4月20日
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日銀短観が示すのは内需の底堅さ=足立正道
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4月1日公表の日銀短観をみると、注目度が高い大企業製造業の業況判断DIは昨年12月から7ポイント低下して12となった(図1…
2019年4月13日
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米国経済の起爆剤はそろってきた=渡辺浩志
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昨秋以降の米国の株安は、投資家・企業・家計の心理を大きく悪化させた。年末には景況感の悪化が極まり、米連邦準備制度理事会(F…
2019年4月6日
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春節で見誤る不況の亡霊=藻谷俊介
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3月18日に発表された日本の2月の貿易統計は、とても良好な内容だった。ただ、その報道に問題があり、機関投資家の間でもあまり…
2019年3月30日
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日銀REIT買い急減はETFへの布石=藤代宏一
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日銀のREIT(不動産投資信託)買い入れが急激に減少している(図)。2014月10月に買い入れ目標が年間900億円に設定さ…
2019年3月23日
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消費増税対策の恩恵は高所得者が大きい=斎藤太郎
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2019年10月に予定されている消費税率引き上げによる家計の負担額は、大規模な増税対策によって1997年度、14年度を大き…
2019年3月16日
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マイナス成長は1~3月期のみ=足立正道
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日本経済は2019年1~3月期に再び前期比マイナス成長に陥りそうである。最大の理由は、1月の鉱工業生産が季節調整済み前月比…
2019年3月9日
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シリコンサイクルと共に世界経済も反転=渡辺浩志
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世界経済の成長が減速している。その主因は、第一にシリコンサイクル(半導体需要の循環)の下降、第二に米中通商摩擦による世界貿…
2019年3月2日
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中国ショックは消えつつある=藻谷俊介
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1月初のアップル・ショックに続いて、1月17日には日本電産ショックが市場を襲った。最近は「ショック」がいささか乱用される感…
2019年2月22日
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米国の失業申請は景気後退のシグナル=藤代宏一
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米国の景気後退はいつ来るのか。2009年7月に景気拡大が始まってから丸10年が経過しようとしている今、市場関係者の関心はそ…
2019年2月16日
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10連休はGDPを押し下げる=斎藤太郎
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新天皇が即位する2019年5月1日とその前後が祝日となり、今年のゴールデンウイーク(GW)は10連休となることが決定した。…
2019年2月8日
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アジア経済の鈍化が日本企業を直撃=足立正道
独眼経眼
日本経済の命運を握る海外経済に対する懸念が高まっている。実際、日本銀行の展望リポートをみても、日本経済の見通しに対するリス…
2019年2月2日
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景気後退の回避策がバブルの芽に=渡辺浩志
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昨年末以降、米国の株価が軟調だ。急落の局面では、市場参加者から「バブル崩壊の始まり」あるいは「景気後退の予兆」との声も上が…
2019年1月26日
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何を今さらアップル・ショック=藻谷俊介
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アップルの株価は昨年10月から既に大きく下落していたので低下は限定的だったが、米経済への過大評価がすぼみ、為替市場が大きく…
2019年1月19日
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地銀が赤字でも日銀が利上げしない理由=藤代宏一
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金融緩和の副作用に対処するために日銀が金融政策を修正するとの見方がある。ここでいう副作用とは、低金利によって貸し出し利ざや…
2019年1月12日
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過剰な増税対策は景気の谷を深める=斎藤太郎
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政府は、2019年10月に予定されている消費税率の引き上げが経済に影響を及ぼさないよう政策を総動員する方針だ。具体的な対策…
2018年12月29日
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米国の景気後退への警戒はまだ過大=足立正道
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米国の景気後退に対する警戒が強まっている。米国のイールドカーブ(債券の償還期間が長いほど利回りが上昇する関係を示した曲線)…
2018年12月22日
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景気拡大は減速するも続く=渡辺浩志
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金融政策における「炭鉱のカナリア」といえば、金利に敏感な住宅投資だ。米国のGDP(国内総生産)ベースの住宅投資は、2018…
2018年12月15日
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建機の稼働時間が示す景気底入れ=藻谷俊介
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親しい投資家からKOMTRAX(コムトラックス)を経済分析に利用するアイデアをもらったのは、もう何年も前のことである。KO…
2018年12月8日
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公共投資は予算額より効果が小さい=星野卓也
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マイナス成長となった日本の2018年7~9月期GDP(国内総生産)。個人消費や輸出、設備投資と主要項目が自然災害の影響等で…
2018年12月1日
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それほど伸びていなかった賃金=斎藤太郎
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賃金の基調が見極めにくくなっている。厚生労働省の「毎月勤労統計」は2018年1月調査で「調査対象事業所の部分入れ替え(ロー…
2018年11月24日
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世界経済はいったん持ち直すも減速=足立正道
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今年の世界経済を語る上で大きなテーマは米国の独り勝ちであったが、この構図は年末にかけて、いい意味で崩れていくというのが当社…
2018年11月17日
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米中貿易戦争が両国の成長を阻害する=渡辺浩志
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世界貿易は2016年以降、急拡大した。その主因はハイテク製品需要の急増だった。パソコン・スマートフォンなど既存のIT需要の…
2018年11月10日
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景気調整の出口は近づいている=藻谷俊介
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米国株式の急落により、一定のレンジで上下していた世界の株式市場にも、再び下押しの圧力が出てきた。下落の勢いが近年まれに見る…
2018年11月3日
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消費増税でじわじわ進む年金目減り=星野卓也
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安倍晋三首相は消費税率10%への引き上げ実施を表明した。消費への影響が日本経済を考える上での焦点となっている。 高齢化とと…
2018年10月27日
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外国人が押し上げる労働力人口=斎藤太郎
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団塊の世代が2007年に60歳に到達することが意識され始めた05年ごろから、日本は深刻な人手不足に陥ることが懸念されるよう…
2018年10月20日
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貿易戦争でも企業心理は悪化せず=足立正道
独眼経眼
世界の貿易活動が鈍化してきた。当社が注目するグローバルPMI製造業の新規輸出受注は年初から低下してきたが、9月にはその落ち…
2018年10月13日
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「良い金利上昇」ゆえに通貨安は伝染しない=渡辺浩志
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新興国通貨の下落が続いている。市場の関心は、これがトルコやアルゼンチンに限らず、多くの新興国へ伝染していくか否かにある。新…
2018年10月9日
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中国経済は減速から再加速へ=藻谷俊介
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金融市場の世論が非常に混沌(こんとん)としている。それは時間的な前後関係がきちんと整理されないために、因果関係が曖昧になっ…
2018年10月1日
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企業は本当に利益を還元していないのか=星野卓也
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アベノミクス始動後、企業が毎年、最高益の更新を続けるなか、利益が増えた割に設備投資や人件費を増やさない、として“もうけを還…
2018年9月25日
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IT関連財の在庫増に歯止めかからず=斎藤太郎
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2018年7月の鉱工業生産指数(速報)は前月比0・1%の低下となった。6月速報と同時に公表された製造工業生産予測調査では、7…
2018年9月18日
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財政拡張が米国景気を押し上げる=足立正道
独眼経眼
世界経済の最近の特徴は、株式市場の動きからみても鮮明だが、米国独り勝ちと言える。すなわち、全体として堅調でも、米国経済の強…
2018年9月10日
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トランプは貿易戦争から拡張財政へ=渡辺浩志
独眼経眼
米中貿易戦争は中国の手詰まり感と米国の達成感が意識され始めた。 中国の作戦は(1)報復関税、(2)景気対策、(3)元安容認…
2018年9月3日
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株安の理由は、経済指標の悪化=藻谷俊介
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2月に世界規模で株価が急落してから半年が経過した。その間にも何度か楽観論が台頭したが、いずれも長続きせず、結果として相場は…
2018年8月27日
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消費停滞の理由は賃上げの偏り=広野洋太
独眼経眼
個人消費の停滞が続いている。家計調査ベースで見た名目可処分所得がアベノミクス開始以降の2013年から17年にかけて1・5%…
2018年8月9日
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設備投資意欲は高まっていない=斎藤太郎
独眼経眼
日銀短観6月調査では、2018年度の設備投資計画(含む土地投資額、除くソフトウエア投資額、研究開発投資額)が前年度比7・9…
2018年8月6日