独眼経眼
掲載記事 289件
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年初からのサプライズをやり過ごし、景気は緩やかな改善基調=藻谷俊介
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したたかな日本経済とインフレの頭打ち=藻谷俊介 前回までは、ウクライナ戦争によるインフレや資源争奪戦、円安、中国のロックダウ…
2022年6月11日
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米国の「インフレ終息」の兆候はこれだけある=藤代宏一
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米消費者物価は鈍化まで秒読み=藤代宏一 米国では、4月の消費者物価上昇率がプラス8・3%に達するなど、インフレが猛威を振るっ…
2022年6月4日
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円安は日本経済へのメリットが依然として大きい=斎藤太郎
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誇張されすぎている「悪い円安」=斎藤太郎 足元で、大幅な円安・ドル高が進行している。円安にはメリットとデメリットの両面がある…
2022年5月28日
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日本の10年金利の“本来の姿”を計算してみた=愛宕伸康
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0.25%の長期金利 “本来の姿”は1%近傍=愛宕伸康 3月に利上げを開始した米連邦準備制度理事会(FRB)は、5月3~4日…
2022年5月21日
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米の「逆イールド」恐れるに足らず いま最も注視すべき指標とは=渡辺浩志
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米連邦準備制度理事会(FRB)は、高インフレへの警戒から、3月に利上げに踏み切った。今後は速いペースで金融引き締めを進め、…
2022年5月14日
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国際商品の上振れから予測する「消費者物価指数4%」の現実味=藻谷俊介
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日本のインフレ率は最大でも4%=藻谷俊介 本誌4月5日号のこのコラムで、次のように記した。メインシナリオであった中国経済再加…
2022年5月7日
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「悪い円安」が庶民の家計を苦しめても5月の決算発表では「業績上振れ銘柄」が続出する=藤代宏一
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「悪い円安」でも株式に恩恵=藤代宏一 巷間話題となっている「悪い円安」。それに反論するかのように、日本銀行(黒田東彦総裁)は…
2022年4月23日
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人手が増えるのもつかの間 行動制限のたびに縮む個人消費=斎藤太郎
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行動制限のたびに縮む個人消費=斎藤太郎 2021年10~12月期の個人消費(GDP統計)は、前期比2・4%の高い伸びとなった…
2022年4月16日
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FRBのタカ派姿勢の影響は「長短金利スプレッド」だけでは判断できない=愛宕伸康
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「長短金利差」では利上げの影響を判断できない=愛宕伸康 3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0・25%の利上げに踏み切っ…
2022年4月9日
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「インフレはコントロールできる」 人々がそう信じている間はインフレは怖くない=渡辺浩志
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市場がFRBに期待する「インフレ制御の力量」=渡辺浩志 好調な景気(需要)と新型コロナウイルス禍による供給制約が重なり、米国…
2022年4月2日
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予測不可能な時代にすべきこと 改めて「ウクライナ侵攻前夜」に立ち返って考える=藻谷俊介
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「ウクライナ侵攻前夜」の経済好循環=藻谷俊介 中国経済の再加速によって、世界経済が再びある程度の勢いを取り戻すというシナリオ…
2022年3月26日
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原油価格高騰でも米国では「金融引き締めの大合唱が終わる」と言い切れる理由=藤代宏一
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米経済指標にみるインフレ沈静化の兆し=藤代宏一 原油価格の急騰をよそに、直近で発表された米経済指標は米国におけるインフレ沈静…
2022年3月19日
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物価上昇でますます貧する「賃金を上げられない」日本=斎藤太郎
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インフレ下で求められる賃金ベア=斎藤太郎 名目賃金が低い伸びにとどまる中で、消費者物価が上昇に転じたため、実質賃金上昇率はマ…
2022年3月12日
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米国の「高インフレ」が一筋縄ではいかない理由=愛宕伸康
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米国の物価上昇をけん引する「家賃」=愛宕伸康 米国のインフレ加速が止まらない。1月の消費者物価指数(CPI)の伸びは、総合指…
2022年3月5日
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あんぐり開いた日米株価の「ワニの口」と政治不信の密接な関係=渡辺浩志
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日米株価の開きの原因は「政治不信」にあり=渡辺浩志 新型コロナウイルス禍を受けて急落した日米株価は、ともに回復したが、米国株…
2022年2月26日
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「ショック」から戻った株価は「10合目」で停滞し、やがて下山する=藻谷俊介
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ショックから回復も伸び悩む株価=藻谷俊介 世界全体の新型コロナウイルス新規感染者数は1月24日をピークに減少に転じ、金融市場…
2022年2月19日
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景気後退のシグナル「米長短金利差逆転」の現実味=藤代宏一
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米長短金利差縮小と景気後退の足音=藤代宏一 1月に入り、世界の株価は大幅に下落した。投資家が米連邦準備制度理事会(FRB)の…
2022年2月12日
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もしインフレ率が2%になっても長続きはしないと考える理由=斎藤太郎
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消費者物価2%が現実になっても持続はしない=斎藤太郎 「消費者物価2%」がいよいよ現実味を帯びてきた。 資源価格の高騰を受け…
2022年2月5日
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日銀をやきもきさせる4月の消費者物価指数「2%台」の現実味=愛宕伸康
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日銀も注視する4月の消費者物価指数=愛宕伸康 今年の日本銀行の政策運営を占う上での注目は4月の消費者物価指数(CPI)だ。と…
2022年1月29日
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「金利上昇に強いバリュー株」の通説を覆すグロース株の強さの理由=渡辺浩志
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長短金利差ゼロでも続く景気拡大と株高=渡辺浩志 米国では景気(需要)が回復する一方、部品や労働力の供給制約が続き、在庫不足や…
2022年1月22日
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世界経済の好発進にさお差すオミクロン株と収束後に待ち受ける「引き締め地獄」=藻谷俊介
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好発進の世界経済に二つのリスク=藻谷俊介 昨年11月下旬に執筆した前回の記事(2021年12月14日号)で、中国経済に低迷脱…
2022年1月15日
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2022年インフレはどうなる 判断を誤らないために絶対見逃せない「二つの指標」=藤代宏一
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インフレ兆候は「納期」と「賃金」で知る 世界中が、米国のインフレ動向に注目している。 2021年初の段階ではデフレを予想する…
2022年1月8日
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GDPが「コロナ前」に戻るだけでは不十分 日本経済をむしばむ「病巣」の正体=斎藤太郎
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「コロナ前」への回復は正常化の入り口=斎藤太郎 政府が2021年内に実質国内総生産(GDP)が新型コロナウイルス禍以前(19…
2021年12月25日
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米FRBの政策判断を誤らせる「物価目標2%」の呪縛=愛宕伸康
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米国では、消費マインドを表す消費者信頼感指数が高インフレで大きく悪化しているにもかかわらず、消費が堅調だ。 小売売上高は3…
2021年12月18日
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景気後退の「前兆」が見えてもなお株高が続くこれだけの理由=渡辺浩志
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金融相場が終わっても株高は続く 米国では高インフレが長期化するとの警戒感から、連邦準備制度理事会(FRB)が資産買い入れの縮…
2021年12月11日
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最強・米国より、もたつく中国の経済統計を注視すべきこれだけの理由=藻谷俊介
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今回も、前回に続いて中国経済の変化に注目したい。 読者の中には、世界が断絶したように見えるこの新型コロナウイルス禍において…
2021年12月4日
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まるで別世界?街角景気も鉱工業生産も…10月以降急回復の経済指数=藤代宏一
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街角景気も鉱工業生産も急回復=藤代宏一 日本の実質国内総生産(GDP)成長率(7~9月期、速報値)は、前期比マイナス0・8%…
2021年11月27日
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日本経済を冷え込ませる「自動車減産ショック」に底打ちの兆し=斎藤太郎
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鉱工業生産は、新型コロナウイルス禍の影響で2020年4~6月期に前期比16・8%減と急速に落ち込んだ後、7~9月期以降増加…
2021年11月20日
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10年金利を「財政赤字でも鳴かないカナリア」にした日銀の責任=愛宕伸康
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ニューヨーク連銀の2人のエコノミストが10月20日、「中央銀行の資産購入とインフレーションに関する国際的経験」という興味深…
2021年11月13日
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終わりの見えない原油高で高まる「スタグフレーション」の現実味=渡辺浩志
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原油価格の動きは、金融市場や金融政策を揺さぶる。 新型コロナウイルス禍が襲った昨春は、原油価格が一時マイナス圏に転じ、エネ…
2021年11月6日
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中国GDP分析を誤らせる「前年同期比」のワナ=藻谷俊介
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中国の7~9月期国内総生産(GDP)の前年同期比伸び率が実質で4・9%となったことで、今さらながら中国経済の減速を強調する…
2021年10月30日
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エネルギー価格高騰で高まる「利上げ圧力」に屈するほどFRBは愚かではない=藤代宏一
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FRBの金融引き締めの可能性は低い=藤代宏一 液化天然ガス(LNG)価格の急騰、原油価格の約7年ぶりの高値など、エネルギー価…
2021年10月23日
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“リベンジ消費”なるか カギは年度内「貯蓄率1%」の実現=斎藤太郎
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個人消費が急回復する可能性=斎藤太郎 緊急事態宣言がようやく解除され、消費回復への期待が高まっている。 日本は2021年に入…
2021年10月16日
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積み上がった家計貯蓄が「消費に回る」というもくろみが崩れる前に新政権がすべきこと=愛宕伸康
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膨張した家計貯蓄に消費押し上げ効果なし=愛宕伸康 9月末、4度目の緊急事態宣言が解除された。今後は、抑圧されてきた需要、つま…
2021年10月9日
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株特別編 沸騰した「菅退陣相場」はつかの間か?高値の序章か?=渡辺浩志
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<特集 日本株 上昇相場へ> 株価は市場心理(PER〈株価収益率〉)と企業業績(EPS〈1株当たり利益〉)に分解できる。図…
2021年10月4日
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戻らない「世界GDP」と独り勝ちGAFAM=藻谷俊介 成長軌道に戻らない「世界GDP」と突き抜けるGAFAMの埋まらない隔たり
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戻らない「世界GDP」と独り勝ちGAFAM=藻谷俊介 現時点でエコノミストが検討しなければならない最大の論点の一つは、国民…
2021年9月25日
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快走IT関連財の足を引っ張る自動車大幅減産の深刻度=藤代宏一
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鉱工業生産を下押しする自動車産業=藤代宏一 経済産業省が発表した7月の鉱工業生産指数は、前月比マイナス1・5%と、2カ月ぶり…
2021年9月11日
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一層鮮明になる日米の成長率格差 その原因とは…=斎藤太郎
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行動制限で広がる米国との成長率格差=斎藤太郎 2021年4~6月期は、米国が前期比年率6・6%の高成長となるなか、日本は同1…
2021年9月4日
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デフレ圧力はいつまでも解消しない?内閣府の「GDPギャップ」は本当に正しいのか=愛宕伸康
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「デフレギャップ解消は当面先」は本当か=愛宕伸康 内閣府が8月16日に発表した2021年4~6月期の実質国内総生産(GDP)…
2021年8月28日
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過熱する米住宅市場でバブルへの警戒感が「この上ない投資環境」を生んでいる件=渡辺浩志
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米住宅市場の沈静化と持続可能な投資環境=渡辺浩志 米国の住宅価格が高騰している。5月は前年比18%の上昇、2000年代半ばの…
2021年8月21日
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雇用が戻らないのはコロナのせいではなかった 「V字回復」を主張する人々を待ち受ける落とし穴=藻谷俊介
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4月に当欄で触れた中国経済の減速が、市場でも認識されるようになってきた。新型コロナウイルスのデルタ株による世界的な感染者の…
2021年8月14日
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GoToも効果なし 日本の脆弱サービス業が好調な製造業をむしばむ=藤代宏一
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サービス業の弱さが堅調な製造業をむしばむ=藤代宏一 6月の各国PMI(購買担当者景気指数)が出そろった。世界の製造業の動向を…
2021年7月31日
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回復途上の日本経済に冷や水を浴びせる「原油100ドル超え」の現実味=斎藤太郎
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「原油100ドル超え」の日本経済下押しリスク=斎藤太郎 世界経済の回復を背景に、資源価格が高騰している。 原油価格(WTI)…
2021年7月17日
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米FRBの超緩和継続の先に待ち受けるインフレよりもっと怖いリスク=愛宕伸康
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超緩和継続による潜在成長率下振れリスク=愛宕伸康 米連邦準備制度理事会(FRB)は、少々のインフレでも今の超金融緩和を継続す…
2021年7月10日
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いつかまた来る有事に備え 金が軟調でも「色あせない」理由=渡辺浩志
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金価格は軟調でも下値は堅い=渡辺浩志 金価格は2018年半ばごろから急上昇した。米トランプ前政権下での中国との通商摩擦の激化…
2021年7月3日
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コロナ後はバラ色」は大きな誤解 楽観ムードに水を差す米国経済指標=藻谷俊介
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楽観ムードに水を差す米国経済指標=藻谷俊介 「新型コロナウイルスのワクチンの普及が進んでいる国ではマスク着用義務や休業要請が…
2021年6月26日
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中国の景気減速が招く日本経済腰折れリスクの現実味=藤代宏一
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中国減速で回復途上の日本経済に逆風が吹く=藤代宏一 一足先に景気回復を実現した中国は、政策当局が早くもアクセルペダルから足を…
2021年6月19日
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眠れる消費は行動制限の緩和で目を覚ます=斎藤太郎
独眼経眼
眠れる消費が行動制限緩和で目を覚ます=斎藤太郎 2020年の家計の可処分所得は前年比3・5%増となり、19年の同1・3%増か…
2021年6月12日
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「物価が上がると景気が悪くなる」と悲観する人に欠けている視点=愛宕伸康
独眼経眼
原材料価格の上昇は景気改善の兆し=愛宕伸康 日本銀行が作成する「国内企業物価指数」が大きく上昇している。5月17日に発表され…
2021年6月5日
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銅の史上最高値更新が「通過点に過ぎない」根拠=渡辺浩志
独眼経眼
新興国株価とともに上がる銅価格=渡辺浩志 銅が史上最高値圏にある。産業に不可欠な金属である銅の価格は、世界景気を反映するとい…
2021年5月29日