書評
掲載記事 1000件
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『政策起業家』 駒崎弘樹著 ちくま新書 968円
話題の本
『政策起業家』 駒崎弘樹著 ちくま新書 968円 著者は児童福祉のNPO経営者として病児保育などに取り組んでいる。本書は旧態…
2022年3月11日
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『米中対立の先に待つもの』 津上俊哉著 日本経済新聞出版 1980円
話題の本
『米中対立の先に待つもの』 津上俊哉著 日本経済新聞出版 1980円「自由貿易、小さな政府、ネオ・リベラリズム」から「政府の…
2022年3月11日
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『夕暮れに夜明けの歌を』 奈倉有里著 イースト・プレス 1980円
話題の本
『夕暮れに夜明けの歌を』 奈倉有里著 イースト・プレス 1980円 日本人で初めてロシアの文学大学を卒業した著者が、2003…
2022年3月11日
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『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 谷頭和希著 集英社新書 924円
話題の本
『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 谷頭和希著 集英社新書 924円「どこの街に行っても同じ店しかない」。そう批判的に語ら…
2022年3月11日
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2月10~16日(ビジネス/フィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 中小企業向け 会社を守る事業承継 瀧田雄介著 アルク 1980円2 徹底解説! マネロン・テロ資金供与対策 金…
2022年3月4日
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全718ページ。ソ連時代を描くウリツカヤの長編大河小説=孫崎 享
書評 読書日記
いじめられた3人の絆 ソ連時代を描く大河小説×月×日 正直言って、私はリュドミラ・ウリツカヤ著『緑の天幕』(前田和泉訳、新潮…
2022年3月4日
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「国家」という枠組の希薄なウクライナ史を学ぶ=本村凌二
歴史書の棚
緊迫状況下にあるウクライナの歴史を学ぶ ウクライナはヨーロッパの東部にあり、ロシアからすれば西方にある「辺境」であった。12…
2022年3月4日
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販売方法+「読まれ方」の仕掛けも巧みな米の書籍マーケティング=冷泉彰彦
海外出版事情
アメリカ 最新マーケティングとベストセラー小説 紙版書籍が主流の時代、アメリカの書籍マーケティングの場はリアルな場であった。…
2022年3月4日
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人類学的思考は、虫の目で文脈を示してくれる新たなフレームワーク=評者・藤原裕之
Book Review
『ANTHRO VISION(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界』 評者・藤原裕之著者 ジリアン・テット…
2022年3月4日
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コロナ対策の「失敗の本質」、繰り返される「失われた10年」=評者・田代秀敏
Book Review
『コロナ政策の費用対効果』 評者・田代秀敏著者 原田泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授) ちくま新書 946円コロナ対策…
2022年3月4日
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『バブル再び』 長嶋修著 小学館新書 924円
話題の本
『バブル再び』 長嶋修著 小学館新書 924円 1990年前後のバブルを超える史上最大の資産バブル時代が来ると予測する本。日…
2022年3月4日
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『政府は巨大化する』 マーク・ロビンソン著 日本経済新聞出版 3850円
話題の本
『政府は巨大化する』 マーク・ロビンソン著 日本経済新聞出版 3850円 気候変動に対する対応や年金、インフラ整備などに加え…
2022年3月4日
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『他者と生きる』 磯野真穂著 集英社新書 990円
話題の本
『他者と生きる』 磯野真穂著 集英社新書 990円 コロナ禍は医療にまつわる数字に人々の意識を向かわせた。重症化のリスクにワ…
2022年3月4日
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『柔術狂時代』 藪耕太郎著 朝日選書 1870円
話題の本
『柔術狂時代』 藪耕太郎著 朝日選書 1870円 柔道のルーツとなった柔術は20世紀初頭、米国をはじめ世界各地で熱烈なブーム…
2022年3月4日
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2月3~9日(ビジネス/新書)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 経営者交代 ロッテ創業者はなぜ失敗したのか 【続】重光武雄論 松崎隆司著 ダイヤモンド社 1980円2 エフォ…
2022年2月25日
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経営陣による買収「MBO」の効果は? 豊富な実例とデータで分析した真摯な研究所=評者・加護野忠男
Book Review
『日本のマネジメント・バイアウト 機能と成果の実証分析』 評者・加護野忠男著者 川本真哉(南山大学教授) 有斐閣 4840円…
2022年2月25日
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銀行が信じられていないミャンマーで「信用保証制度」を作った銀行員の奮闘記=北條一浩(編集部)
著者に聞く
『ミャンマー金融道 ゼロから「信用」をつくった日本人銀行員の3105日』 ◆著者 泉賢一さん(住友林業勤務)金融概念のない国…
2022年2月25日
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自然崇拝や仏教の影響…… 神社は複雑な日本史を体現した建造物=今谷 明
歴史書の棚
仏教とは性格を異にする神社社殿の形成過程 神社の建物(社殿)の沿革には謎が多い。現存する日本最古の社殿は一応、京都府の宇治上…
2022年2月25日
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激戦の新書競争にマガジンハウスが参入したワケ=永江朗
出版業界事情
「マガジンハウス新書」創刊のワケ マガジンハウスが今年1月、「マガジンハウス新書」を創刊した。第1弾は五木寛之著『捨てない生…
2022年2月25日
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日銀の異次元緩和を行動経済学で分析すると「不毛な号令」? 批判と啓蒙性を兼ね備えた好著=評者・小峰隆夫
Book Review
『人の心に働きかける経済政策』 評者・小峰隆夫著者 翁邦雄(大妻女子大学特任教授) 岩波新書 946円異次元緩和は「不毛な号…
2022年2月25日
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『資本主義の方程式』 小野善康著 中公新書 902円
話題の本
『資本主義の方程式』 小野善康著 中公新書 902円 従来型の経済政策である規制緩和や金融緩和、それに減税や現金給付はいまや…
2022年2月25日
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『経営者交代 ロッテ創業者はなぜ失敗したのか』 松崎隆司著 ダイヤモンド社 1980円
話題の本
『経営者交代 ロッテ創業者はなぜ失敗したのか』 松崎隆司著 ダイヤモンド社 1980円 2020年に出た『ロッテを創った男 …
2022年2月25日
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『宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術』 野口聡一著 世界文化社 1540円
話題の本
『宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術』 野口聡一著 世界文化社 1540円 宇宙飛行を3度体験した著者が異空間の秘話を披露。40…
2022年2月25日
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『ニュースの数字をどう読むか』 トム&デイヴィッド・チヴァース著 ちくま新書 968円
話題の本
『ニュースの数字をどう読むか』 トム&デイヴィッド・チヴァース著 ちくま新書 968円 数字のインパクトは大きい。特にニュー…
2022年2月25日
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1月27~2月2日(ビジネス/ノンフィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 決定版 デジタル人民元 世界金融の覇権を狙う中国 木内登英著 東洋経済新報社 1870円2 エフォートレス思考…
2022年2月18日
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変化・複雑化する国境。その力学と今後の世界像を読む=評者・井堀利宏
Book Review
『新しい国境 新しい地政学』 評者・井堀利宏著者 クラウス・ドッズ(ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校教授) 訳者 町田敦夫…
2022年2月18日
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韓国の自信が生んだ一時の平穏 関係悪化した日本への提言=井上寿一
歴史書の棚
木村幹『韓国愛憎』(中公新書、946円)は、早すぎる自叙伝の形式を通して、1980年代末からの約30年間における日韓関係史…
2022年2月18日
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海外では魯迅と並び称される知名度、張愛玲=辻 康吾
海外出版事情
中国 中国女性作家の運命 香港映画「傾城の恋」(1984年)の原作者・張愛玲(英語名アイリーン・チャン)は、中華圏はもとより…
2022年2月18日
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コロナ以降、多領域で移動が頻発。もはや「定住」は常態でなくなる=評者・上川孝夫
Book Review
『グローバリゼーション 移動から現代を読みとく』 評者・上川孝夫著者 伊豫谷登士翁(一橋大学名誉教授) ちくま新書 1012…
2022年2月18日
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実は大きく減っている若年非行。犯罪統計に基づき分析・検証=荻上チキ
書評 読書日記
減少著しい若年層の非行 統計に基づき分析・検証×月×日 浜井浩一『エビデンスから考える現代の「罪と罰」』(現代人文社、275…
2022年2月18日
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『壁を壊すケア』 井手英策編 岩波書店 2090円
話題の本
『壁を壊すケア』 井手英策編 岩波書店 2090円 他者に手を差し伸べるケアの領域は福祉にとどまらず広い。さまざまな現場で活…
2022年2月18日
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『「世界基準」で動け』 山本康正著 大和書房 1540円
話題の本
『「世界基準」で動け』 山本康正著 大和書房 1540円 コロナ禍が長引き、経済の停滞が懸念されているが、危機にある停滞は経…
2022年2月18日
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『官邸は今日も間違える』 千正康裕著 新潮新書 946円
話題の本
『官邸は今日も間違える』 千正康裕著 新潮新書 946円 突然の全国一斉休校に「アベノマスク」配布、接触確認アプリの不具合……
2022年2月18日
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『TBSラジオ公式読本』 リトルモア 1760円
話題の本
『TBSラジオ公式読本』 リトルモア 1760円 人が話すこと。聴くこと。そして音楽。これだけのシンプルな行為を繰り返し、2…
2022年2月18日
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1月20~26日(ビジネス/フィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 コンポーザブル経営 加速度的な成長を実現させるDX戦略 桃谷英樹著 プレジデント社 1980円2 Digita…
2022年2月11日
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株主とは何者か? 会社法のあるべき姿は? 議論巻き起こす問題の書=評者・平山賢一
Book Review
『会社法は誰のためにあるのか 人間復興の会社法理』 評者・平山賢一著者 上村達男(早稲田大学名誉教授) 岩波書店 3190円…
2022年2月11日
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世界が注目。ニュージーランド首相の人間的魅力に迫る一冊=評者・将基面貴巳
Book Review
『ニュージーランド アーダーン首相 世界を動かす共感力』 評者・将基面貴巳「女性的」で「誠実」なリーダー 新時代の政治家のあ…
2022年2月11日
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「印は人なり」? 文豪と検印の関係に迫る興味深い一冊=楊 逸
書評 読書日記
「印は人なり」? 文豪と検印に迫る一冊×月×日 年明けて6日目、昼前から東京の空には牡丹雪が舞っていた。「瑞雪(ずいせつ)兆…
2022年2月11日
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紙、電子ともに雑誌売り上げは危機=永江朗
出版業界事情
紙、電子ともに雑誌は危機 全国出版協会・出版科学研究所の発表によると、2021年の出版物推定販売金額は、紙と電子を合わせて1…
2022年2月11日
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北京五輪の今年こそ読みたい。スポーツの視点で見る東アジア史=加藤 徹
歴史書の棚
五輪開催年こそ読みたい 政治に翻弄された歴史 本来、スポーツは政治から自由であるべきだ。が、現実には国際大会は、生々しい政治…
2022年2月11日
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『言葉を失ったあとで』 信田さよ子、上間陽子著 筑摩書房 1980円
話題の本
『言葉を失ったあとで』 信田さよ子、上間陽子著 筑摩書房 1980円 依存症と家族の問題に長年携わるカウンセラーと、沖縄で若…
2022年2月11日
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『次なるパンデミックを防ぐ』 ピーター・J・ホッテズ著 白水社 2420円
話題の本
『次なるパンデミックを防ぐ』 ピーター・J・ホッテズ著 白水社 2420円 収まる気配の見えないコロナ禍の中で、人々は疲れ果…
2022年2月11日
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『彼は早稲田で死んだ』 樋田毅著 文藝春秋 1980円
話題の本
『彼は早稲田で死んだ』 樋田毅著 文藝春秋 1980円 半世紀前、早稲田大学は左翼集団「革マル派」に支配されていた。学生や教…
2022年2月11日
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『企業と経済を読み解く小説50』 佐高信著 岩波新書 946円
話題の本
『企業と経済を読み解く小説50』 佐高信著 岩波新書 946円 経済小説や企業小説と呼ばれる作品は、高度成長期に現れたのだと…
2022年2月11日
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1月13~19日(ビジネス/新書)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 マンション投資の「ルール」は私が教えます 天田浩平著 講談社ビーシー 1650円2 Digital-Orient…
2022年2月4日
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食品ロスからコオロギ食まで、これからの「食」を考える必読書=評者・後藤康雄
Book Review
『食べる経済学』 評者・後藤康雄 著者 下川哲(早稲田大学准教授) 大和書房 1870円食料ロスからコオロギ食まで 我々はど…
2022年2月4日
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「バイデン政策はファシズム」。米保守派論客の最新刊が好調=冷泉彰彦
海外出版事情
アメリカ 「元祖」保守派の思考回路=冷泉彰彦 グレン・ベックといえば、全米でも代表的な保守論客である。現在は「ブレイズ(炎の…
2022年2月4日
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「聴けば十分」は本当? 音楽を語る愉しさ再認識する2冊=ブレイディみかこ
書評 読書日記
「聴けば十分」は本当? 音楽を語る楽しき2冊=ブレイディみかこ×月×日『偏愛的ポピュラー音楽の知識社会学 愉しい音楽の語り方…
2022年2月4日
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キリスト教の「正統と異端」の秘密を解き明かす古代文書群を読む=本村凌二
歴史書の棚
異端の人々の思想を明かす「ナグ・ハマディ文書抄」 日本のキリスト教徒は人口の1%にも満たない。西洋世界のキリスト教には「正統…
2022年2月4日
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西欧を主導するか脇役になるか。価値創出と転換でドイツの歴史を読む=評者・服部茂幸
Book Review
『ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史』 評者・服部茂幸著者 今野元(愛知県立大学教授) 中公新書 1056…
2022年2月4日