出版業界事情
掲載記事 136件
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経産省の書店振興PTは再販制見直しまで行くか 永江朗
出版業界事情
経済産業省は3月5日、省内横断の組織として街の書店を振興するプロジェクトチーム(PT)を設置した。ただし、具体的に何をやる…
2024年3月29日
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SHIBUYA TSUTAYAが500席規模の巨大“漫喫”に 永江朗
出版業界事情
改装のため昨年10月末から休業していたSHIBUYA TSUTAYAが、4月25日から営業再開する。ロゴも原研哉デザインに…
2024年3月8日
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今こそ、作家をサポートするエージェント業務の推進が急務 永江朗
出版業界事情
作品のテレビドラマ化についてSNS(交流サイト)に投稿した漫画家が急逝し、テレビ局や出版社などの対応が議論を呼んでいる。こ…
2024年2月23日
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水木しげるの故郷・境港市でクリエイター育成事業がスタート 永江朗
出版業界事情
鳥取県境港市は『ゲゲゲの鬼太郎』などで知られる漫画家、水木しげるの故郷。境港駅から水木しげる記念館に至る800メートルの道…
2024年2月2日
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リアル書店と図書館をまたいで本を探せる「書店在庫情報プロジェクト」準備中 永江朗
出版業界事情
出版取次最大手の日販(日本出版販売)が発行した『出版物販売額の実態2023』によると、22年度の出版物のインターネット経由…
2024年1月12日
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47年続いた近刊図書情報誌『これから出る本』が休刊 永江 朗
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日本書籍出版協会(書協)が刊行してきた近刊図書情報誌『これから出る本』が、12月1日刊行の12月下期号をもって休刊した。同…
2023年12月15日
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取次大手の日販がコンビニ配送から撤退 雑誌販売に大打撃 永江朗
出版業界事情
取次最大手の日本出版販売(日販)がコンビニ配送から撤退するというニュースが、雑誌出版社に衝撃を与えている。日販はローソン、…
2023年11月24日
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凸版印刷からTOPPANへ ついに“印刷”の2文字が消えた 永江朗
出版業界事情
凸版印刷が10月1日、持ち株会社体制へ移行すると同時に社名を変更した。持ち株会社の商号はTOPPANホールディングス。凸版…
2023年11月3日
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出版社との直取引で利益率アップを目指す新書店 紀伊國屋書店主導で誕生 永江朗
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紀伊國屋書店とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、日本出版販売(日販)による株式会社ブックセラーズ&カンパニー(…
2023年10月20日
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これも時代の流れ? 書店ブックカバーの有料化 永江朗
出版業界事情
書店で本を買うと、その店オリジナルのブックカバーをつけてくれる。そんな慣習がなくなるかもしれない。 リブロやあゆみブックス…
2023年9月29日
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SHIBUYA TSUTAYA改装が示すレンタル複合店の終わり 永江朗
出版業界事情
東京・渋谷駅前のスクランブル交差点近くにあるSHIBUYA TSUTAYAが10月31日から改装のため一時休業する。営業再…
2023年9月8日
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可能性広がる無人書店 トーハンに続き日販も開店へ 永江朗
出版業界事情
取次大手の日本出版販売(日販)が完全無人書店を開店する。商業施設や文化施設などの空間デザインを手がける丹青社との連携事業だ…
2023年8月25日
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電子書籍化は政府より遅れている出版界 永江朗
出版業界事情
『ハンチバック』(『文學界』5月号)で第169回芥川賞を受賞した市川沙央(さおう)は、受賞決定の記者会見で「『重度障害者で初…
2023年8月4日
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書店主導の書誌流通を目指して新会社設立へ 永江朗
出版業界事情
紀伊國屋書店と、蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、そして日本出版販売(日販)の3社が6月…
2023年7月21日
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NFT付きも同時発売のハヤカワ新書創刊 電子書籍の概念変えるか 永江朗
出版業界事情
早川書房がハヤカワ新書を創刊した。6月20日に発売された創刊ラインアップ全5点には、翻訳家の越前敏弥による『名作ミステリで…
2023年6月30日
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ノンフィクション低迷が止まらない 本屋大賞ノンフィクション本大賞中止に 永江朗
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本屋大賞のノンフィクション部門、「Yahoo!ニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞」が2023年度から中止となった。NP…
2023年6月9日
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閉業する書店と創業する書店の“差”を読む 永江朗
出版業界事情
書店の閉店が相次ぐ一方で、新しい書店が続々と誕生している。ただし、閉店する書店と、新たに創業・開店する書店には違いがある。…
2023年5月26日
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評論誌『レコード芸術』休刊へ 寄稿者が存続求め署名活動も 永江朗
出版業界事情
クラシック・レコードの評論誌『レコード芸術』(音楽之友社)が、2023年7月号(6月20日発売)をもって休刊することになっ…
2023年5月2日
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書店界に再考迫る八重洲ブックセンターの休業 永江朗
出版業界事情
東京駅八重洲口駅前の八重洲ブックセンター本店が3月31日で営業を終了した。街区の再開発にともなうもので、2028年度竣工予…
2023年4月14日
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マキノ出版の倒産 総合週刊誌の『壮快』化で埋没したか 永江朗
出版業界事情
健康雑誌の『壮快』などで知られるマキノ出版が、3月2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請して、同日、保全・監督命令を受けた…
2023年3月24日
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無書店地域に「まちづくりの新拠点を」 支援NPO発足 永江朗
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無書店地域での書店開業を支援するNPO法人ブックストア・ソリューション・ジャパン(BSJ)が、この2月1日に発足した。 代…
2023年3月10日
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新刊市場は4年ぶり前年割れ(ただし取次仲介件数に限る) 永江朗
出版業界事情
全国出版協会・出版科学研究所が1月25日に発表したプレスリリースによると、2022年の新刊市場(推定販売金額)は1兆630…
2023年2月24日
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『週刊朝日』休刊は新時代の始まりか 永江朗
出版業界事情
いまや雑誌の休刊など誰も驚かないが、『週刊朝日』(朝日新聞出版)については特別だった。同誌が5月で休刊するというニュースは…
2023年2月10日
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本の未来を問うハイブリッド型文学全集『小学館世界J文学館』登場 永江朗
出版業界事情
『小学館世界J文学館』は小学館の創立100周年企画のひとつ。Jは児童、ジュニア、次世代のJ。若い世代向けの文学全集である。 …
2023年1月27日
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書店・取次が立地、物流網を活用し新規事業 永江朗
出版業界事情
紙の書籍・雑誌市場が縮小し続ける中、出版取次各社は書店網や物流システムを活用したビジネスの開拓に力を入れている。 大手取次…
2023年1月13日
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本に触れる機会の地域差拡大に次善の策を 永江朗
出版業界事情
出版文化産業振興財団(JPIC)の調査によると、全国の26.2%の市町村には新刊書店がないという。2017年に出版取次大手…
2022年12月23日
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文科省が拉致問題対策本部の要請で「図書館の自由に関する宣言」を侵害=永江朗
出版業界事情
文部科学省が各都道府県の教育委員会に送った通知に対して、図書館関係者や教育関係者から批判や懸念の声が上がっている。 通知は…
2022年12月9日
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東京・渋谷の最大書店閉店が改めて暴く大型店の「不便」=永江朗
出版業界事情
「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」(MJ渋谷)が2023年1月31日で閉店する。11月1日、公式サイトで発表された。閉…
2022年11月25日
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福利厚生がないうえ下請法による保護もない「常駐フリー」=永江朗
出版業界事情
出版業界では、さまざまな人がフリーランスとして働いている。高い報酬で引く手あまたのデザイナーやカメラマンはごく一握り。劣悪…
2022年11月11日
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売上不振を背景に、秋は各種キャンペーンの連続 永江朗
出版業界事情
10月27日から11月23日までは第1回秋の読書推進月間。公募で決まったキャンペーン名は「本との新しい出会い、はじまる。B…
2022年10月28日
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紙の商社とコラボした新雑誌が発売2日で増刷=永江朗
出版業界事情
河出書房新社から季刊誌『スピン/spin』が創刊された。紙の雑誌である。このところ雑誌といえば休刊かデジタルへの移行という…
2022年10月14日
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角川会長はなぜ五輪スポンサーなどという間尺に合わないことを選んだのか=永江朗
出版業界事情
角川歴彦(つぐひこ)KADOKAWA会長逮捕の報道は出版業界に衝撃を与えた。もっとも、すでに同社幹部が2人逮捕されていたし…
2022年9月30日
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連載中止になった菊池真理子氏のコミックを単行本化=永江朗
出版業界事情
以前この欄で、菊池真理子のコミック『「神様」のいる家で育ちました宗教2世な私たち』が連載中止になり、ウェブメディアからも削…
2022年9月9日
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書店と出版社が直面する最低賃金引き上げという新たな課題=永江朗
出版業界事情
最低賃金(時給)の目安額が8月2日、厚生労働省中央最低賃金審議会の答申で決まった。全国加重平均は31円引き上げて961円と…
2022年8月26日
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同人コミック販売店「とらのあな」はオンラインにシフト=永江朗
出版業界事情
同人コミックの販売で知られる「とらのあな」が、池袋店(東京)を除く全店を8月31日をもって閉店する。同店を運営する株式会社…
2022年8月12日
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適格請求書求めるインボイス制度に出版や作家団体から続々反対声明=永江朗
出版業界事情
出版業界に重荷の「インボイス制度」 2023年10月から運用が始まる予定のインボイス制度について、出版関係団体や作家団体等か…
2022年7月22日
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返品率低減2策 AIデータ分析&書店員の育成=永江朗
出版業界事情
書店員の“目”が返品率を改善 出版業界にとって長年の、そして喫緊の課題は返品率の低減である。出版科学研究所のデータによると、…
2022年7月8日
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72年も続いた読書世論調査があったから分かること=永江朗
出版業界事情
毎日新聞「読書世論調査」が終了 戦後長く続けられてきた毎日新聞の「読書世論調査」が終了した。これに伴って、調査結果をまとめた…
2022年6月24日
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個人向けデジタル化資料送信サービスとは?=永江朗
出版業界事情
国会図書館の個人向け新サービスがスタート 5月19日から国立国会図書館(NDL)の「個人向けデジタル化資料送信サービス」が始…
2022年6月10日
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ウクライナ、ロシア関連本が活況=永江朗
出版業界事情
相次ぐ刊行、再注目の既刊本 ロシアによるウクライナ侵略が始まって以来、ウクライナやロシアに関連した書籍の刊行が続いている。特…
2022年5月27日
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書店が「ショールーム化」? 店頭で電子書籍販売実験スタート=永江朗
出版業界事情
書店で電子書籍販売の実験スタート=永江朗 国内の出版物販売額はここ数年ほぼ横ばいだが、それは紙の書籍・雑誌の減少を電子版が補…
2022年5月13日
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コミックが突然の連載打ち切り。今後の詳細な説明を求めたい=永江朗
出版業界事情
「宗教2世」作の漫画が突然の連載打ち切り 集英社があるコミックの連載を打ち切ったことが、出版界やコミックファンの間で波紋を広…
2022年4月22日
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配本の偏りや返品率改善などを目指し、新会社がスタート=永江朗
出版業界事情
永江朗の出版業界事情 配本最適化へ新会社スタート 昨年の5月、大手出版社3社と丸紅が出版流通改革のために新会社設立に向けて協…
2022年4月8日
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「女性を応援する書店」で知られた日比谷コテージ閉店の衝撃=永江朗
出版業界事情
「女性を応援」、日比谷コテージ閉店の衝撃=永江朗 コロナ第6波に“巣ごもり需要”の特需はなかったようで、書店が減り続けている…
2022年3月25日
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電子版の普及でマンガ以外の分野も「コミック化」が進む=永江朗
出版業界事情
さらに勢い増す「コミック化」の波 出版科学研究所(公益社団法人全国出版協会)の発表によると、2021年のコミック市場(紙+電…
2022年3月11日
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激戦の新書競争にマガジンハウスが参入したワケ=永江朗
出版業界事情
「マガジンハウス新書」創刊のワケ マガジンハウスが今年1月、「マガジンハウス新書」を創刊した。第1弾は五木寛之著『捨てない生…
2022年2月25日
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紙、電子ともに雑誌売り上げは危機=永江朗
出版業界事情
紙、電子ともに雑誌は危機 全国出版協会・出版科学研究所の発表によると、2021年の出版物推定販売金額は、紙と電子を合わせて1…
2022年2月11日
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若い世代を読書に誘うTikTokの影響力=永江朗
出版業界事情
若者を読書に誘うTikTok 昨年の暮れ、著名な書評家が、短い動画を掲載するSNSアプリ「TikTok(ティックトック)」で…
2022年1月28日
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ネットだから売れた本と、ネットでは売らない本 書店に替わる「出会いの場」はあるのか?=永江朗
出版業界事情
本との「偶然の出会い」はどこに=永江朗 取次最大手の日本出版販売が2021年11月に発表した「出版物販売額の実態2021」に…
2022年1月14日
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レンタル業から転換。CCCの次の一手はシェアオフィス=永江朗
出版業界事情
CCCがシェアオフィス事業拡大へ=永江朗 TSUTAYA(ツタヤ)や蔦屋書店を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(C…
2021年12月24日