教養・歴史
掲載記事 1000件
-
現実と妄想が舞台上で混然一体 不条理全開の野田秀樹ワールド 濱田元子
アートな時間
舞台 NODA・MAP第26回公演「兎、波を走る」 躍動する身体や奇想な言葉遊び、飛躍するイメージを駆使して、予測もつかない…
2023年7月7日
-
③天皇陛下もご宿泊の「ホテル・インペリアル」、伝説のコンシェルジュが明かす巨匠カラヤンの横顔
ウィーン再発見
1873年のウィーン万博をきっかけに、ウィーンの街はパリやロンドンと並ぶ近代都市に生まれ変わったが、それと同時に今に続く…
2023年7月6日
-
歴史を知らない保守の奇妙な大騒ぎ 小林よしのり
闘論席
小林よしのりの闘論席 6月16日に「LGBT理解増進法」が成立したが、その採決までには奇妙な大騒ぎがあった。 右派が一番力説…
2023年7月3日
-
火星は地震・火山がある“生きた”惑星だ/151
鎌田浩毅の役に立つ地学
進展する火星の探査/下 火星の内部が表面から地下に向かい「地殻」「マントル」「核」という3層構造を持つことは、火星探査機イン…
2023年7月3日
-
④飛ばなかった第3の矢 前田裕之
政策で学ぶ経済学
規制緩和や自由化を支持する経済学者の期待は失望に変わり、ひときわ中途半端に終わった労働市場改革への不満は大きい。>>連載「…
2023年7月2日
-
国家債務は近代の成長に不可欠 世界史の成功事例で証明 評者・原田泰
Book Review
『国家の債務を擁護する 公的債務の世界史』著者 バリー・アイケングリーン(カリフォルニア大学バークレー校教授) アスマー・エ…
2023年6月30日
-
破滅の淵に立たされた救世主クレマンソー 今も仏国民を一つに 評者・藤好陽太郎
Book Review
『クレマンソー』著者 ミシェル・ヴィノック(パリ政治学院名誉教授) 訳者 大嶋厚作品社 6600円 本書は、第一次世界大戦で…
2023年6月30日
-
漫画家・横山光輝の描く項羽と劉邦 中国思想史の専門家が解説 加藤徹
歴史書の棚
漫画家の横山光輝の作品は幅広い。『鉄人28号』『魔法使いサリー』『バビル2世』など子ども向け漫画もあれば、『三国志』や『水…
2023年6月30日
-
『関東大震災がつくった東京』 武村雅之著 中公選書 1980円
話題の本
『関東大震災がつくった東京』 武村雅之著 中公選書 1980円 100年前に未曽有の関東大震災に見舞われた東京。その実態と復…
2023年6月30日
-
『社史から読み解く長寿企業のDNA』 村橋勝子著 日経BP 2860円
話題の本
『社史から読み解く長寿企業のDNA』 村橋勝子著 日経BP 2860円 創業以来の歴史を記した社史。しかし社史と聞いて食指が…
2023年6月30日
-
『鉄のカーテンをこじあけろ』 ジョン・ポンフレット著 朝日新聞出版 3520円
話題の本
『鉄のカーテンをこじあけろ』 ジョン・ポンフレット著 朝日新聞出版 3520円 旧ソ連の同盟国だったポーランドが、冷戦末期以…
2023年6月30日
-
『なぜ豊岡は世界に注目されるのか』 中貝宗治著 集英社新書 1100円
話題の本
『なぜ豊岡は世界に注目されるのか』 中貝宗治著 集英社新書 1100円 兵庫県の北部に位置する豊岡市。人口7万7000人ほど…
2023年6月30日
-
チベットの生活を支える重要資源としての「糞文化」について 楊逸
書評 読書日記
×月×日 このごろ、台風も梅雨の時期にやってくるようになった。こういう時は「乾いた内容」の本を読んで気分を晴らしたい。『チベ…
2023年6月30日
-
NFT付きも同時発売のハヤカワ新書創刊 電子書籍の概念変えるか 永江朗
出版業界事情
早川書房がハヤカワ新書を創刊した。6月20日に発売された創刊ラインアップ全5点には、翻訳家の越前敏弥による『名作ミステリで…
2023年6月30日
-
ウクライナ人女性監督が描く第2次大戦下の崇高な人間愛 野島孝一
アートな時間
映画 キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた) これは、第二次世界大戦中のポーランドで歴史に翻弄(ほんろう)され…
2023年6月30日
-
真摯にして純正のハーモニー ア・カペラ合唱団の魅力に浸る 梅津時比古
アートな時間
クラシック 里井宏次&ザ・タロー・シンガーズ 第18回東京定期演奏会~天上へ架けるエレガンス~ 関西文化圏は独特なものを生み…
2023年6月30日
-
知の巨人・立花隆「小泉『専制』政治の末路を見届けよ」(2006年7月4日)
創刊100年特集~Archives
週刊エコノミストは、各界の第一人者にロングインタビューを試みてきました。2004年から「ワイドインタビュー問答有用」、202…
2023年6月25日
-
②現代ウィーンの礎を築いた1873年万博は「金融バブルの崩壊」で開催直後は“落第点”だった
ウィーン再発見
日本人にとって、ウィーンは栄華を誇ったオーストリア・ハンガリー帝国の古都のイメージが強い。華やかな宮廷文化が栄え、年始の「…
2023年6月24日
-
SDGsへの貢献が期待される「グリーンボンド」とは キーリー・アレクサンダー竜太
学者が斬る・視点争点
持続可能な開発目標(SDGs)に役立てるための資金調達手段「グリーンボンド」が拡大している。ただ、お金の使い道が偏っている…
2023年6月19日
-
世界体験の場を30年間――高野孝子さん
情熱人
NPO法人「エコプラス」代表理事 高野孝子/81 北極海横断など世界各地を冒険してきた高野孝子さん。同時に力を注いできたのが…
2023年6月19日
-
火星の最深部は地球と同じ「核」だった/150
鎌田浩毅の役に立つ地学
進展する火星の探査/上 火星は太陽系の中では金星と同じく地球の近傍にある惑星で、長年研究が進んでいる。米航空宇宙局(NASA…
2023年6月19日
-
人付き合いがうまくいきません。素直になる方法を教えてください/177
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 人付き合いがうまくいきません。素直になる方法を教えてください 昔から自分で殻を作ってしまう傾向があり、人付き合いがうまく…
2023年6月19日
-
③日本になじむケインズ政策 前田裕之
政策で学ぶ経済学
「民」が苦境に陥っているときは、「官」が積極的に関与し、政府支出を増やして「民」を救済するという政策は日本の風土に合っている…
2023年6月18日
-
コロナ禍からの回復力の視点で日本の家計に与えた影響を分析 評者・井堀利宏
Book Review
『コロナ禍と家計のレジリエンス格差』編者 山本勲(慶応義塾大学教授) 石井加代子(慶応義塾大学特任准教授) 樋口美雄(独立行…
2023年6月16日
-
ブームとバストのバブル世界史を12の事例で検証 評者・上川孝夫
Book Review
『バブルの世界史 ブーム・アンド・バストの法則と教訓』著者 ウィリアム・クイン(クイーンズ・ユニバーシティ・ベルファスト講師…
2023年6月16日
-
歴史小説家デイヴィッド・グランがヒット連発 冷泉彰彦
海外出版事情
歴史小説作家、デイヴィッド・グランといえば、2017年に発刊された『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生…
2023年6月16日
-
今の視点で見てはならない ヨーロッパ中世の“常識”を覆す入門書 本村凌二
歴史書の棚
ギリシャやローマのような古代史を学ぶ者でも、少し専門家になると、中世史はとても気になる題材である。最大の理由は、古代人が書…
2023年6月16日
-
劇的でないからこそ印象に残る拒食症を“歩き抜けた記録” ブレイディみかこ
書評 読書日記
×月×日 あるママ友から、摂食障害で入院している娘について相談されていたこともあり、『涙を食べて生きた日々摂食障害 体重28…
2023年6月16日
-
ひと味違う中毒者映画 主演の演技がめざましい 芝山幹郎
アートな時間
映画 To Leslie トゥ・レスリー アルコール依存症の映画は数多い。「失われた週末」(1945年)をはじめ、「リービン…
2023年6月16日
-
仁左衛門が切なくかわいい放蕩息子の悲劇を上方型で上演 小玉祥子
アートな時間
舞台 六月大歌舞伎 義経千本桜 義太夫狂言「義経千本桜」は源平の合戦で平家が敗れて後の世を舞台とし、歌舞伎の三大名作に数えら…
2023年6月16日
-
上海モーターショーで起きたBMWアイス事件の“炎上”を考える 北島純
文化的盗用
中国でのビジネスで、いったん「差別」や「文化的盗用」と受け止められると、「反発の嵐」を鎮めることは難しくなる。不買運動に発…
2023年6月16日
-
①クリムトやシーレの名画は1873年ウィーン万博の日本の「型紙」から影響を受けていた!(編集部)
ウィーン再発見
2023年5月21日~25日、欧州オーストリアの首都ウィーン市の観光局が主催したプレスツアーに参加した。このツアーのテーマ…
2023年6月15日
-
2022年度エコノミスト賞授賞式 岡室氏と西村氏 研究開発支援を実証分析(編集部)
FOCUS
第63回(2022年度)エコノミスト賞(毎日新聞社、毎日新聞出版主催、千葉商科大学協賛)の授賞式が6月5日、東京都千代田区…
2023年6月15日
-
活火山とは“短い災害と長い恵みをもたらす”存在/149
鎌田浩毅の役に立つ地学
日本は世界屈指の火山国だが、世界の陸地の400分の1という狭い国土に、地球上の10分の1もの活火山がある。これから噴火する…
2023年6月12日
-
副業は会社のため、社会のためになりますか/176
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 社内で副業が解禁。中には単に小遣い稼ぎのようなものがあるが…… 最近社内でも副業が解禁されたのですが、どうも若い社員を見…
2023年6月12日
-
②社会実験となったリフレ政策 前田裕之
政策で学ぶ経済学
日銀主導で通貨供給量が増えればインフレに転じ、また、インフレ期待が高まれば実質金利を押し下げ、経済を活性化できるとみる異例…
2023年6月11日
-
エゴの激突で憎悪が噴出する果てのクライマックスが素晴らしい 勝田友巳
アートな時間
映画 波紋 世の中ストレスばっかりで、心穏やかに生きるのは難しい。黒い感情を抱かずに日々を過ごせたら、どんなにいいか。この映…
2023年6月9日
-
伝統から絵画を解き放つ“色彩の魔術師”の真骨頂 石川健次
アートな時間
美術 マティス展 アンリ・マティス(1869~1954年)の名は、鮮やかな色彩や大胆な筆づかいを特徴とするフォーヴィスムの創…
2023年6月9日
-
日本経済はなぜ成長を止めたか 長期・高度な集合知が結晶した1冊 評者・田代秀敏
Book Review
『日本経済論』著者 伊藤隆敏(コロンビア大学大学院教授) 星岳雄(東京大学大学院教授) 訳者 祝迫(いわいさこ)得夫、原田喜…
2023年6月9日
-
時代の変化を敏感に反映 歴代東大総長が若人に贈った言葉を読む 評者・将基面貴巳
Book Review
『東京大学の式辞 歴代総長の贈る言葉』著者 石井洋二郎(中部大学特任教授)新潮新書 924円「東京大学の総長は誰か」と問われ…
2023年6月9日
-
『アメリカは内戦に向かうのか』 バーバラ・F・ウォルター著 東洋経済新報社 2640円
話題の本
『アメリカは内戦に向かうのか』 バーバラ・F・ウォルター著 東洋経済新報社 2640円 米国の政治学者が世界各地の内戦や政治…
2023年6月9日
-
『経済学史入門』 久保真、中澤信彦編 昭和堂 2750円
話題の本
『経済学史入門』 久保真、中澤信彦編 昭和堂 2750円 学問としての経済学には長い歴史があり、多くの経済学者や学派を生み出…
2023年6月9日
-
『人口減少時代の農業と食』 窪田新之助、山口亮子著 ちくま新書 1012円
話題の本
『人口減少時代の農業と食』 窪田新之助、山口亮子著 ちくま新書 1012円 少子高齢化、人口の減少は多くの産業に暗い影を落と…
2023年6月9日
-
『動物がくれる力』 大塚敦子著 岩波新書 1166円
話題の本
『動物がくれる力』 大塚敦子著 岩波新書 1166円 動物と一緒に過ごすことで人間が生活に明るさを取り戻し、前向きになる。そ…
2023年6月9日
-
非常事態に便乗する“権力”から身を守るには 北條一浩
著者に聞く
『堤未果のショック・ドクトリン』著者 堤未果さん(国際ジャーナリスト)正攻法を避け知恵を使う 地方の動きに注目 カナダのジャ…
2023年6月9日
-
防大准教授の現役海佐が描く幕末洋式海軍の姿 今谷明
歴史書の棚
日本の水軍の歴史は意外にも古い。「高句麗好太王碑文」には、倭(わ)軍が391年に大挙して朝鮮半島に攻め入ったことが記されて…
2023年6月9日
-
ノンフィクション低迷が止まらない 本屋大賞ノンフィクション本大賞中止に 永江朗
出版業界事情
本屋大賞のノンフィクション部門、「Yahoo!ニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞」が2023年度から中止となった。NP…
2023年6月9日
-
視野が狭いといわれます。もっといろいろな捉え方ができる方法は?/175
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 視野が狭いといわれます。もっといろいろな捉え方ができる方法は? よく物の見方が狭いと指摘されます。もしかしたら想像力に乏…
2023年6月5日
-
三宅島の噴火 21年周期なら次は2年後/148
鎌田浩毅の役に立つ地学
東京・伊豆諸島の利島村で5月22日、震度5弱を観測する強い地震が発生した。震源は活火山の新島と神津島の近海で深さは11キロ…
2023年6月5日
-
脱炭素に不可避な「二重の外部性」をGX債で解決する 小林航
学者が斬る・視点争点
政府が新たに発行するGX経済移行債(GX債)。どのような狙いから発行されるのか。国債で前借りする財源で脱炭素技術を革新 政…
2023年6月5日