教養・歴史
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人との争いが嫌いで欲望を抑えてばかり。欲を抱けるようになりたいが/172
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 人との争いが嫌いで欲望を抑えてばかり。欲を抱けるようになりたいが 昔から人と争うのが嫌いなので、欲望を持たないようにして…
2023年5月8日
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日本の人材の質を高めるため社会構造の根本的な改革を 野口悠紀雄
日本経済の処方箋
日本経済の処方箋/18 日本経済が低迷する基本的な原因は、人材の質の低下にあると主張する。企業はこの問題を深刻に捉えて人事・…
2023年5月7日
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ローマとヴェネツィアに学ぶ経済発展の条件 塩野七生③(2007年5月8日)
創刊100年特集~Archives
(2007年5月8日号に掲載)塩野七生さんは、2006年末、ローマ帝国の興隆と衰亡を描いた『ローマ人の物語』の全15巻を完結…
2023年5月4日
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ローマとヴェネツィアに学ぶ経済発展の条件 塩野七生②(2007年5月8日)
創刊100年特集~Archives
(2007年5月8日号に掲載) 塩野七生さんは、2006年末、ローマ帝国の興隆と衰亡を描いた『ローマ人の物語』の全15巻を完…
2023年5月3日
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順風満帆から徐々に狂う人生 圧巻のケイト・ブランシェット 勝田友巳
アートな時間
映画 TAR/ター クラシック界を舞台にした音楽映画としても、創造者集団内のスリラーとしても、一級の出来栄え。アカデミー賞で…
2023年5月2日
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無茶で得がたい美術展 “ひどい絵”が“記念碑的作品”へ 石川健次
アートな時間
美術 東京国立近代美術館 70周年記念展 重要文化財の秘密 正直言ってこれは無茶な展覧会である──と、企画した東京国立近代美…
2023年5月2日
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ようやく見られるようになった写真 被占領“日本”を「色」で読む 評者・池内了
Book Review
『占領期カラー写真を読む オキュパイド・ジャパンの色』著者 佐藤洋一(早稲田大学教授) 衣川太一(神戸映画資料館研究員)岩波…
2023年5月2日
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半世紀以上に及ぶ半導体興亡史 地政学的リスクについても独自に検証 評者・近藤伸二
Book Review
『半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』著者 クリス・ミラー(経済史家) 訳者 千葉敏生ダイヤモンド社 2…
2023年5月2日
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御物はいかにして守られたか 正倉院前事務所長が解説 今谷明
歴史書の棚
正倉院といえば、奈良東大寺の境内近辺にあって、主として聖武天皇の遺愛の宝物を伝え、「勅封」という制度によって約1300年に…
2023年5月2日
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わかってほしい、ほしくない…… JAXA研究員が表現する「宇宙」 北條一浩
著者に聞く
『ワンルームから宇宙をのぞく』著者 久保勇貴さん(JAXA宇宙科学研究所研究員)分かってほしい、ほしくない……JAXA研究員…
2023年5月2日
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評論誌『レコード芸術』休刊へ 寄稿者が存続求め署名活動も 永江朗
出版業界事情
クラシック・レコードの評論誌『レコード芸術』(音楽之友社)が、2023年7月号(6月20日発売)をもって休刊することになっ…
2023年5月2日
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ローマとヴェネツィアに学ぶ経済発展の条件 塩野七生①(2007年5月8日)
創刊100年特集~Archives
(2007年5月8日号に掲載) 塩野七生さんは、2006年末、ローマ帝国の興隆と衰亡を描いた『ローマ人の物語』の全15巻を完…
2023年5月1日
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IT技術者養成でインターネットの世界を広げる インターネットイニシアティブ会長・鈴木幸一さん
この人に聞きたい!未来への提言
創刊100周年 編集長特別インタビュー/3 社会のデジタル化が急速に進展し、企業はDX(デジタルトランスフォーメーション)に…
2023年4月24日
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インタビュー「緩やかに崩壊しつつある社会と国家」マックス・プランク研究所 ヴォルフガング・シュトレーク名誉所長
これまでの/これからの100年
グローバル化と民主主義はどこへ 著書『時間かせぎの資本主義』などで鋭く資本主義の本質を洞察するドイツの社会学者、ヴォルフガン…
2023年4月24日
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石炭→石油→原子力→再エネ 移り変わるエネルギーの主役 橘川武郎
これまでの/これからの100年
過去100年、石炭から石油、原子力を経て、これからの100年、主役は再生可能エネルギーに変わっていくだろう。>>特集「これ…
2023年4月24日
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哲学・道徳を奪った新古典派経済学 スミス、マルクス、ケインズ再考の時 水野和夫
これまでの/これからの100年
自由な経済活動や利潤追求を通じて市民の豊かさや幸福感を高めることが初期の目的だったが、その精神は時間とともに失われていった…
2023年4月24日
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哲学者はこう経済を論じてきた 今、経済学に“心”を取り戻す時だ 小川仁志
これまでの/これからの100年
経済学はいつから富を増やすためだけのツールに成り下がってしまったのか。哲学者たちの目を通して、経済学に心を取り戻すための方…
2023年4月24日
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インタビュー「宇沢弘文の経済分析が今こそ必要とされている」宮川努・学習院大学教授
これまでの/これからの100年
健康で文化的な最低限の生活をすべての人が享受できるための財やサービスが提供できる制度──宇沢弘文氏が唱えたこの概念を今こそ…
2023年4月24日
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「リスクを移転」する金融工学の今後 山田俊皓
学者が斬る・視点争点
ファイナンス理論では、将来のリスクを回避するには相応のコストがかかる。AT1債もそうした理論に基づいて価格付けされていた。…
2023年4月24日
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中露が進める“肥料人質外交” 日本は農業資源フル活用へ転換を 柴田明夫
これまでの/これからの100年
中国とロシアが穀物生産に不可欠な「肥料」を外交手段として使い始めた。日本は食料自給率を引き上げる必要がある。>>特集「これ…
2023年4月24日
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新しい“生”“死”概念登場 長寿の先の“健康”が課題 菱山豊
これまでの/これからの100年
少子高齢化社会の先頭を行く日本で新たなヘルスケアシステムを確立できれば、世界をリードできるはずだ。>>特集「これまでの/こ…
2023年4月24日
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感染症の拡大と抑制が同時進行 国際協力と主権のジレンマも 飯島渉
これまでの/これからの100年
結核や天然痘、マラリア、エイズ……。人類はいくつもの感染症の流行に直面し、乗り越えてきた。>>特集「これまでの/これからの…
2023年4月24日
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浅間山の地下で火山活動が始まった/144
鎌田浩毅の役に立つ地学
長野・群馬県境にある活火山、浅間山の地下で火山活動が始まった。3月15日から山体の西側で膨張を示す傾斜変動が認められ、21…
2023年4月24日
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将来体が動かなくなったら、安楽死したいと思うのですが……/171
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 将来体が動かなくなったら、安楽死したいと思うのですが…… 長生きはしたいのですが、介護や支援がないと自由に動けないという…
2023年4月24日
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米マネーストックの減少は嵐の前触れ 市岡繁男
グラフの声を聞く
米国のマネーストックM2(現預金)は昨年12月から3カ月連続で前年を割り込んだ。過去100年間で5回しかない変事だ(図1)…
2023年4月24日
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持続可能性と将来世代への責任 社会保障と環境問題を一体で議論 広井良典
日本経済の処方箋
日本経済の処方箋/17 日本は負担と給付のあり方を巡って、どのような社会を作るかという議論すら行っていない。 日本が直面する…
2023年4月23日
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いま至るところにある国際金融危機の“芽” 宮崎成人
これまでの/これからの100年
大恐慌、ニクソン・ショック、そして世界金融危機──。国境を越えて行き来する資本の流れは、これまで幾度も国際金融危機を引き起…
2023年4月21日
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日銀の“異次元緩和”を真っ向批判 債務超過に至るシナリオ示す 評者・後藤康雄
Book Review
『日本銀行 我が国に迫る危機』著者 河村小百合(日本総合研究所調査部主席研究員)講談社現代新書 1100円 タイタニック号沈…
2023年4月21日
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体系化された理論と日本企業の実践を橋渡しする組織論を展開 評者・土居丈朗
Book Review
『組織の経済学のフロンティアと日本の企業組織』著者 新原浩朗(内閣審議官)日経BP 4180円 本書は、組織の経済学とそれと…
2023年4月21日
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「私たち」という社会的アイデンティティーの力を社会心理学で分析 荻上チキ
書評 読書日記
×月×日 アイデンティティーという言葉は、広く社会に浸透している。こう生きてきた、こう育てられた、こういうものが好きだ──。…
2023年4月21日
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現代中国の富・権力・腐敗を暴いた『紅色賭盤』漢訳、満を持して出版 菱田雅晴
海外出版事情
中国出身の実業家・沈棟(デズモンド・シャム)の英語による著書『レッド・ルーレット』(2021年)が、今年3月に『紅色賭盤』…
2023年4月21日
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韓国の“自己責任”社会を反映 子供を含むホームレス描く 寺脇研
アートな時間
映画 高速道路家族 3月16、17日の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領訪日をきっかけに、日韓関係改善の方向が見えてきたのは喜ば…
2023年4月21日
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豊かな自然に囲まれた静岡に中仏韓日の演劇が集結 濱田元子
アートな時間
舞台 ふじのくに⇄せかい演劇祭2023 富士山を望む劇場や歴史を感じさせる駿府城公園、日本平の豊かな自然に囲まれた野外舞台。…
2023年4月21日
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異性の友人が欲しいのですが、どうすればいいでしょうか/170
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 異性の友人が欲しいのですが、どうすればいいでしょうか 異性の友人が欲しいのですが、うまくいきません。別に不倫願望があるわ…
2023年4月17日
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弦楽器の魅力を伝える――石田泰尚さん
情熱人
バイオリニスト 石田泰尚/74 バイオリンにビオラ、チェロ、コントラバス──。弦楽器で構成する合奏団 「石田組」のコンサート…
2023年4月17日
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緊急地震速報に追加された“長周期地震動”とは/143
鎌田浩毅の役に立つ地学
気象庁が出す緊急地震速報に、今年2月から長周期地震動が加わることになった。緊急地震速報とは、震源に近い観測点で地震の初動を…
2023年4月17日
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経済成長および民主化の推移と貧困の関係を丹念に追求 評者・原田泰
Book Review
『貧困の計量政治経済史』著者 安中進(弘前大学助教)岩波書店 5280円 本書は、戦前の貧困と経済と政治の関係を分析したもの…
2023年4月14日
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海外企業の模倣ではなく日本独自の人の生かし方を追求 評者・加護野忠男
Book Review
『日本の人的資本経営が危ない 強みを活かした変革の戦略』著者 佐々木聡(パーソル総合研究所上席主任研究員)日経BP 2750…
2023年4月14日
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フランス映画の総力挙げて描く文豪バルザックの華麗な世界 野島孝一
アートな時間
映画 幻滅 原作は文豪バルザックの小説。最近ではこのような古典小説が映画化されるのは珍しい。19世紀前半の話なので、時代劇の…
2023年4月14日
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芸術ばかりか対話も真摯に展開 フランスの至宝の来日実現 梅津時比古
アートな時間
クラシック ジャン=クロード・ペヌティエ 80歳アニヴァーサリーリサイタル ピアニストのジャン=クロード・ペヌティエが、フラ…
2023年4月14日
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ベトナム移民作家が描くパリ―ケベック間の逢瀬 楊逸
書評 読書日記
×月×日 サクラの木が萌(も)えると気持ちもうきうきし出す。恋愛小説を読みたくなったのは季節のせいなのかしら。『満ち足りた人…
2023年4月14日
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文革による殺人の実態 丹念な取材で記録 加藤徹
歴史書の棚
最近「戦後は終わった。新たな戦前が始まる」という言説を耳にする。中国人も同様だ。すでに「文革後」は終わり新しい「文革」が始…
2023年4月14日
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書店界に再考迫る八重洲ブックセンターの休業 永江朗
出版業界事情
東京駅八重洲口駅前の八重洲ブックセンター本店が3月31日で営業を終了した。街区の再開発にともなうもので、2028年度竣工予…
2023年4月14日
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何事にもさめていて美術館でも名画の前を素通り。物事を楽しめる方法は?/169
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 何事にもさめていて美術館でも名画の前を素通り。物事を楽しめる方法は? 私は人からよくさめているといわれます。たしかに何事…
2023年4月3日
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南海トラフの後発地震「半割れ」 確率高い1週間以内の発生/142
鎌田浩毅の役に立つ地学
南海トラフ巨大地震は確認できる限り歴史上9回起きており、近い将来日本列島で発生する最大の地震被害が想定されている。太平洋の…
2023年4月3日
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日本独自の技術で宇宙開発の突破口を 日本人初の女性宇宙飛行士・向井千秋さん
この人に聞きたい!未来への提言
創刊100周年 編集長特別インタビュー/2 国力の土台となる「技術開発力」が日本で問われている。世界では科学技術の最先端とな…
2023年4月3日
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ゆうちょ銀行のファンド組成でイノベーション・エコシステムを 岩田一政
日本経済の処方箋
日本経済の処方箋/15 低迷する日本のデジタル競争力。再生のために必要なのは、中小企業庁のスタートアップ庁への改編、そしてミ…
2023年4月2日
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企業にも製品にも言及して抽象論に落ちないコンパクトな教科書 評者・井堀利宏
Book Review
『現実からまなぶ 国際経済学』著者 伊藤萬里(青山学院大学教授) 田中鮎夢(青山学院大学准教授)有斐閣 2420円 標準的な…
2023年3月31日
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注目を集める新興国の変容と動向をパターン別に詳細分析 評者・上川孝夫
Book Review
『新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動』著者 恒川惠市(東京大学名誉教授)中公新書 946円 現在ほど新…
2023年3月31日
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人口爆発と少子化への対処は歴史から学べ 本村凌二
歴史書の棚
終戦後の第1次ベビーブームのころ、1年間に270万人も生まれていたのに、昨年はとうとう80万人にすら達しなかった。3分の1…
2023年3月31日