教養・歴史
掲載記事 1000件
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「スペインかぜ」当時に新たな社会建設を学ぶ=井上寿一無料記事
歴史書の棚
新型コロナウイルス感染症にどう対応すべきか、日本近代史に手がかりを求めて考えてみようと本を探したものの、大半は入手困難だっ…
2020年4月17日
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中国 1949年 中国文人の重い選択=辻康吾無料記事
海外出版事情
中国の長い歴史の上で文人と呼ばれる人々が、重要な役割を果たしてきた。本来は武人と対比する呼称であり、特定の組織があるわけで…
2020年4月17日
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映画 はちどり 中学2年の少女の困難を通して日韓両国に共有の記憶を観る=寺脇研
アートな時間
舞台は1994年のソウルだ。中学2年生の少女の送る日々が描かれていく。88年のソウル五輪から6年、朝鮮戦争の荒廃から復興し…
2020年4月17日
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舞台 「サンシャイン・ボーイズ」 加藤健一事務所 老コメディアンの哀歓 円熟の俳優2人が挑む=濱田元子
アートな時間
書けば当たる。米ブロードウェーの喜劇王と言われたのが劇作家ニール・サイモン(1927~2018年)だ。 軽妙なセリフ、歯切…
2020年4月17日
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『ドラえもんを本気でつくる』 大澤正彦著 PHP新書 880円無料記事
話題の本
気鋭の若手研究者による「人とロボットの未来論」だ。ドラえもんのように周囲を幸せにする存在を創るにはAIなど工学系の知見に加…
2020年4月17日
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『銀座、祝祭と騒乱』 野口孝一著 平凡社 2800円無料記事
話題の本
新型コロナウイルスのせいで街から人の姿が消えた。その象徴として、東京の銀座通りがいかに閑散としているか、写真を新聞やネット…
2020年4月17日
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『義理と人情の経済学』 山村英司著 東洋経済新報社 1800円無料記事
話題の本
sh 刺激的なタイトルである。あるいはこのタイトルだけで、はなからバカにする人もいるかもしれない。しかし著者は、「義理」や「…
2020年4月17日
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生産的議論に向け 情報を強力アップデート=荻上チキ
読書日記
×月×日『移民と日本社会』(永吉希久子著、中公新書、900円)は、移民についての議論を整理するために有用な研究成果が網羅され…
2020年4月16日
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古賀茂明
闘論席
第2次安倍晋三内閣になって7年余り。アベノミクス、1億総活躍、女性活躍、働き方改革など、派手なスローガンを次々と繰り出して…
2020年4月13日
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スナック菓子から食事の代わりに 伊藤秀二 カルビー社長無料記事
2020年の経営者
スナック菓子から食事の代わりに Interviewer 藤枝克治(本誌編集長)── 新型コロナウイルスが猛威を振るっています…
2020年4月13日
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政治に振り回されないデータ共有=渡辺真理子
学者が斬る・視点争点
専門家プラットフォームが機能 中国の専制体制は、感染症の危機対応に向いているのではないか──。今回の新型コロナウイルスへの対…
2020年4月13日
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日系人を支える=斎藤ワルテル俊男 長ネギ生産農家、「ティー・エス学園」理事長/789無料記事
ワイドインタビュー問答有用
日系2世としてブラジルから出稼ぎに来て30年。斎藤ワルテル俊男さんは幾多の困難を乗り越え、ネギ栽培から学校、人材派遣など幅…
2020年4月13日
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環境活動家グレタさんを見るたび、自分も何かをしなければと思うのですが/29
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 環境活動家グレタさんを見るたび、自分も何かをしなければと思うのですが A 一人ひとりが地球の修復作業に取り組む時代。方…
2020年4月13日
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小説 高橋是清 第89話 増税=板谷敏彦無料記事
コレキヨ
(前号まで) ロシアとの近代戦は予想以上に金がかかるものだった。日本の正貨は尽きようとしている。バルチック艦隊が接近する中、…
2020年4月12日
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『トランプ後のアメリカ社会が見えるか 資本主義・新自由主義・民主主義』 評者・服部茂幸無料記事
Book Review
著者 高橋琢磨(評論家) 信山社 4800円中国、そして世界もゆがめた米国流の自由と思想、経済学 本書はアメリカの自由と、そ…
2020年4月10日
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『中国人は日本の何に魅かれているのか 日中共存の未来図』 評者・田代秀敏無料記事
Book Review
著者 近藤大介(『週刊現代』特別編集委員) 秀和システム 1500円コロナ禍後の唯一の希望 「新たな関係作り」を提案「日本の…
2020年4月10日
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『オーバーツーリズム』『資本主義はいかに築かれたか』『中国 人口減少の真実』『進化のからくり』無料記事
話題の本
『オーバーツーリズム』 高坂晶子著 学芸出版社 2300円「オーバーツーリズム」とは、観光客の受け入れによって自然環境が破壊…
2020年4月10日
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弟に笑顔を取り戻したい 異様な家族と闘う少女=楊逸
書評 読書日記
×月×日 新形コロナウイルスの感染拡大を恐れて、春休みのスペイン旅行をキャンセルし、家に籠もる日々。おかげでゆっくり読書を楽…
2020年4月10日
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日中韓の論理を読み解く刺激的な時事エッセー=加藤徹
歴史書の棚
岡本隆司『東アジアの論理』(中公新書、820円)は、ちょっと毒のある時事エッセー集だ。著者は京都府立大学の教授で、専門は中…
2020年4月10日
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出版系コワーキングスペース続々=永江朗無料記事
出版業界事情
取次大手のトーハンが、コワーキングスペース(個人が任意で仕事に使えるオープンスペース)の事業を開始。その第1号店となる「H…
2020年4月10日
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3月26日~4月1日(ビジネス/フィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 しなくていい努力 日々の仕事の6割はムダだった! 堀田孝治著 集英社 1400円2 Think Smart 間違…
2020年4月10日
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映画 劇場 又吉文学の鬱屈したリアル描く ラストで演劇的仕掛けが作動=野島孝一
アートな時間
芥川賞を受賞し、純文学としては異例のベストセラーになった又吉直樹の『火花』。『劇場』はその又吉直樹が『火花』よりも前に書き…
2020年4月10日
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クラシック ワーグナー 楽劇 トリスタンとイゾルデ (演奏会形式・字幕付) 2週連続上演=梅津時比古
アートな時間
公演を2回に分ける珠玉の発想 最高の布陣でワーグナーを聴く 新型コロナウイルス感染の危険性が高いとして、大規模な集まりの自粛…
2020年4月10日
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コロナウイルス対策のための「緊急事態宣言」が不安です/28
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q コロナウイルス対策のための「緊急事態宣言」が不安です A 真理を語る勇気を持ち、批判的能力を養おう コロナウイルス騒ぎ…
2020年4月6日
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年度末の新居引き渡しは要注意/41
不動産コンサル・長嶋修の一棟両断
春は引っ越しのシーズン。4月に新居の引き渡しを控えている人も多いだろうが、引き渡しの際には、この時期特有の注意点がある。年…
2020年4月6日
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『移民と日本社会』『スポーツ立国論』『フテンマ戦記』『科学の最前線を切りひらく!』
話題の本
『移民と日本社会』 永吉希久子著 中公新書 900円 移民は人口減の日本を救うのか、はたまた犯罪増をもたらすのか。国内外の多…
2020年4月3日
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「あり得ないこと」の渦中 失い、再獲得する言葉=ブレイディみかこ
書評 読書日記
×月×日 新型コロナウイルスで英国でも一斉休校になり、外出禁止令が出て、食料のパニック買いが起きている。パブもレストランも映…
2020年4月3日
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幅広い視野で和食を俯瞰 農学者の異色の日本史=今谷明
歴史書の棚
米と日本人。あまりに当たり前な取り合わせで、歴史学では十分に論じられていなかったように思う。にもかかわらず、最近では201…
2020年4月3日
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映画 フェアウェル 蛍光灯がなぜか暖かい 感情の色彩も重層的だ=芝山幹郎
アートな時間
「フェアウェル」は「お別れ」を意味する。英語の題も日本語の題も同じだ。だが、中国語の題名は「彼女に言わないで」と訳すことがで…
2020年4月3日
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舞台 新橋演舞場 四月大歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒=小玉祥子
アートな時間
自らの人生決められない悲しみ 吉原の花魁(おいらん)めぐる愛憎劇で描く 中村吉右衛門と尾上菊之助が、新橋演舞場の「四月大歌舞…
2020年4月3日
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『賃上げ立国論』 評者・小峰隆夫
Book Review
著者 山田久(日本総合研究所副理事長) 日本経済新聞出版社 1800円政策当局、企業、労働者 すべてに届く具体案提示 日本経…
2020年4月3日
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『国家・企業・通貨 グローバリズムの不都合な未来』 評者・平山賢一
Book Review
著者 岩村充(早稲田大学教授) 新潮選書 1400円国家、企業、中央銀行を分析、中間層崩壊=格差拡大を読み解く 本書の課題は…
2020年4月3日
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アメリカ 新型コロナ感染拡大に揺れる米出版界=冷泉彰彦
海外出版事情
アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの州で学校の一斉休校、事業所や商店への一斉休業命令、そして外出禁止令…
2020年4月3日
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3月19~25日(ビジネス/フィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス 1 M&A思考が日本を強くする JAPAN AS NO.1をもう一度 渡部恒郎著 東洋経済新報社 1400円2 世…
2020年4月3日
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AIに仕事を取られ、支配されてしまう「2045年問題」が気がかりです/27
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q AI(人工知能)に仕事を取られ、支配されてしまう「2045年問題」が気がかりです A 人間の心はAIが獲得する心とはま…
2020年3月30日
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『イノベーションの長期メカニズム』 藤原雅俊・青島矢一両氏へ授与
第60回(2019年度)エコノミスト賞
エコノミスト賞選考委員会(委員長=深尾京司一橋大学特任教授・JETROアジア経済研究所長)は、藤原雅俊・青島矢一著『イノベ…
2020年3月30日
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臨時休校で注目の電子書籍。格差懸念も=永江朗
出版業界事情
新型コロナウイルスの感染拡大によって、電子書籍の存在感が増している。 安倍晋三首相が全国一斉休校とするよう要請したのが2月…
2020年3月27日
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映画 在りし日の歌 国家に翻弄される夫婦描く “第6世代”監督の静かな抗議=勝田友巳
アートな時間
中国映画の監督たちは、しばしば「世代」でくくられる。20世紀初め、映画草創期の第1世代から数えて、現在は「改革開放」政策の…
2020年3月27日
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英国人の審美眼による格好の西洋美術史入門=本村凌二
歴史書の棚
「百聞は一見に如(し)かず」とは、海外に旅行したときしばしば肌身で感じる。スペイン南西岸のトラファルガー岬は、その沖合で、1…
2020年3月27日
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『アパレル興亡』 著者・黒木亮さん
著者に聞く
◆著者 黒木亮さん(作家)誠実さがなければ会社は生き残れない A4の紙10枚にびっしりと書かれた取材メモ。2003年5月に…
2020年3月27日
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美術 画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン=石川健次
アートな時間
画家の発想源となった子ども 色彩の“素朴で強い力” 可憐(かれん)で無垢(むく)で、ともかく可愛い。図版に挙げた作品だ。描か…
2020年3月27日
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『不平等と再分配の経済学』 評者・井堀利宏
Book Review
著者 トマ・ピケティ(フランス国立社会科学高等研究院研究所長) 訳者 尾上修悟 明石書店 2400円富の不平等生むメカニズム…
2020年3月27日
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『QRコードの奇跡 モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ』 評者・加護野忠男
Book Review
著者 小川進(神戸大学教授) 東洋経済新報社 1800円日本発の世界標準生んだ 開発・協業プロセスに迫る スマートフォンや携…
2020年3月27日
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『ボクはやっと認知症のことがわかった』『地球に住めなくなる日』『福島で酒をつくりたい』『トラックドライバーにも言わせて』
話題の本
『ボクはやっと認知症のことがわかった』 長谷川和夫、猪熊律子著 KADOKAWA 1300円 日本の医療現場で広く使われてい…
2020年3月27日
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3月12~18日(ビジネス/新書)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス 1 なぜ、地域のお役に立つと会社は成長するのか 藤田源右衛門著 あさ出版 1500円2 Think Smart 間…
2020年3月27日
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育児休暇の申請に妻が反対。左遷の文字も頭をよぎります/26
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 育児休暇の申請に妻が反対。左遷の文字も頭をよぎります A 世の中の健全性を保つためにも、育休申請してみては 長男が誕生…
2020年3月23日
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舞台 PARCO劇場オープニング・シリーズ「ピサロ」=濱田元子
アートな時間
異文化の衝突描く傑作再び 現代社会の根源的問題に迫る 南米大陸のアンデス山脈に、太陽神を信仰し、高度な文明を有する国家が栄え…
2020年3月20日
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『日本企業 復活の戦略』『裁判官も人である』『台湾有事と日本の安全保障』『理学博士の本棚』
話題の本
『日本企業 復活の戦略』 ベイン・アンド・カンパニー編 日本経済新聞出版社 1800円 1989年には、世界の株式時価総額ラ…
2020年3月20日
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映画 もみの家 故郷に腰を据えた1年間の撮影 少女の自立、再出発描く=寺脇研
アートな時間
「もみの家」とは、不登校、ひきこもり、ニートなどさまざまな問題を抱える若者が共同生活を送りながら自立への取り組みを進めていく…
2020年3月20日
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中国 忘却される天安門事件。政府と人民は共犯=辻康吾
海外出版事情
新型コロナ肺炎について、その沈静化や生産回復を伝える公式情報と、人気のない街頭や路頭をさまよう労働者の姿を伝えるユーチュー…
2020年3月20日