教養・歴史
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①アベノミクスは経済理論の「寄せ木細工」だった 前田裕之
政策で学ぶ経済学
10年におよぶ経済政策「アベノミクス」とは、どんな経済思想や理論を背景としているのか。その根幹を経済学でひもとく。>>連載…
2023年6月4日
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なぜ“神話国家”は生まれた? 「戦前」の分析から理解 井上寿一
歴史書の棚
「新しい戦前」という表現が独り歩きしている。今の日本に「戦争とファシズム」が忍び寄っていることの表現だとすれば、それはまち…
2023年6月2日
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育成→分社化→独立 日本独自の起業方式を分析 評者・加護野忠男
Book Review
『スピンオフの経営学 子が親を超える新規事業はいかに生まれたか』著者 吉村典久(関西学院大学専門職大学院教授)ミネルヴァ書房…
2023年6月2日
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組織の働き方改革に活路 再設計のための四つのステップ 評者・樋口美雄
Book Review
『リデザイン・ワーク 新しい働き方』著者 リンダ・グラットン(ロンドン・ビジネス・スクール経営学教授) 訳者 池村千秋東洋経…
2023年6月2日
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読書で旅する仏&伊 還暦過ぎての冒険に感銘 美村里江
書評 読書日記
×月×日 仕事大好き人間であるが、それでも半年以上仕事や準備が続いて都内の家を離れられない、となるとなんとなく閉塞(へいそく…
2023年6月2日
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近代中国に貢献した李鴻章の“洋顧問=お雇い外国人”を詳述 菱田雅晴
海外出版事情
モース、シーボルト、ヘボン、クラーク、ハーン……。これらの外国人名に共通するのが「お雇い外国人」というラベル。明治初期に日…
2023年6月2日
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役者・光石研への“アテ書き”で実直な男を味わい深く描く 寺脇研
アートな時間
映画 逃げきれた夢 光石研は、日本映画を代表するバイプレーヤーの一人として長年にわたり活躍してきている。ただ、16歳で「博多…
2023年6月2日
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経済の本質は戦い ビジネス劇3作を再構築 濱田元子
アートな時間
舞台 JACROW#33「経済(せんそう)3篇」 タイトルは「経済」と書いて「せんそう」と読ませる。 政界や企業を舞台に、そ…
2023年6月2日
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追悼ロバート・ルーカス先生 理論とデータに基づく姿勢貫く 中嶋智之
ルーカス教授
ノーベル経済学賞受賞者で米シカゴ大学名誉教授のロバート・ルーカス氏が5月15日、死去した。東京大学経済学部の中嶋智之教授が…
2023年6月2日
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『真珠とダイヤモンド』刊行――桐野夏生さん
情熱人
作家 桐野夏生/78 作家デビュー30年。桐野夏生さんは小説の多くで、追い詰められ社会から逸脱していく女性の姿を描いてきた。…
2023年5月29日
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日本サッカー協会の動画配信が人気 裏側密着でサポーターとつなぐ 元川悦子
サッカー
日本サッカー協会が新型コロナウイルス禍の中で取り組んだ動画配信の試み。臨場感にあふれ、撮影から間をおかない公開も相まって、…
2023年5月29日
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電池材料などのニッケル 鉱石半分がインドネシア集中/147
鎌田浩毅の役に立つ地学
昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、アルミニウムと同様にニッケルの国際価格も一時急騰した。世界最大の生産国であるインド…
2023年5月29日
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多くのことに興味を持つのですが、広く浅い追究で終わります/174
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 多くのことに興味を持つのですが、広く浅い追究で終わります 物事を深く追究することができません。いろいろなことに興味を持つ…
2023年5月29日
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既存企業の組織を“軽く”変革 新興との協業で価値創造に道 藤原雅俊
日本経済の処方箋
日本経済の処方箋/20 日本企業が破壊的なイノベーションを起こしにくくなっている。その理由として挙げられるのが、組織の「重さ…
2023年5月28日
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青色発光ダイオードの発明 中村修二「発明報酬が巨額でも企業はつぶれない」(2004年4月13日)
創刊100年特集~Archives
週刊エコノミストは、各界の第一人者にロングインタビューを試みてきました。2004年から「ワイドインタビュー問答有用」、20…
2023年5月26日
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中立金利の引き上げが重要手段 日本にこそ示唆が多い必読本 評者・原田泰
Book Review
『21世紀の財政政策 低金利・高債務下の正しい経済戦略』著者 オリヴィエ・ブランシャール(ピーターソン国際経済研究所シニアフ…
2023年5月26日
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日本企業が70年代にアフリカで進めた事業による残留児の現実を追ったルポ 評者・黒木亮
Book Review
『太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密』著者 三浦英之(朝日新聞記者)集英社 2750円 衝撃的な内容の力作である。…
2023年5月26日
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独自の政教一致体制で平和を維持したチベットの歴史を概観 加藤徹
歴史書の棚
石濱裕美子著『物語 チベットの歴史 天空の仏教国の1400年』(中公新書、990円)は、古代から現代まで激動の歴史を生き生…
2023年5月26日
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50代男がスキンケア!? 加齢による意欲減退に抗する奮闘劇 高部知子
書評 読書日記
×月×日 先日、兄から妙な相談を受けた。「なぁ知子、鼻の頭にある黒い点々って取れるのか?」。え~! あのお兄ちゃんが小鼻の黒…
2023年5月26日
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ノーベル経済学賞のルーカス名誉教授が死去 常識化した「合理的期待」 原田泰
FOCUS
米シカゴ大学のロバート・ルーカス名誉教授が5月15日、85歳で亡くなった。マクロ経済学でケインズ、フリードマンに次いで大き…
2023年5月25日
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漫画家 松本零士「まだへたばるわけにはいきません」(2018年1月9日)
創刊100年特集~Archives
週刊エコノミストは、各界の第一人者にロングインタビューを試みてきました。2004年から「ワイドインタビュー問答有用」、20…
2023年5月23日
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「取り残された日本。今こそ『出る杭人材』が必要だ」 黒川清・元日本学術会議会長
講演
「Japan as Number One」だったはずの日本が、この30年間で世界から取り残されてしまったのはなぜか。 東京大…
2023年5月16日
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スポーツの“データ革命” 成塚拓真
学者が斬る・視点争点
ボールや靴にセンサーを仕込み、スポーツのデータを取得する技術が進化している。AIがスポーツ選手を超える日 スポーツデータの…
2023年5月15日
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紀伊國屋演劇賞の個人賞を受賞――柴田義之さん
情熱人
俳優、「劇団1980」座長 柴田義之/77 舞台の第一線で活躍を続け、70歳を超えて円熟味をさらに増す俳優の柴田義之さん。座…
2023年5月15日
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高値が続くアルミ 中国が生産量シェア6割で世界一/146
鎌田浩毅の役に立つ地学
昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、アルミニウムの国際価格が一時1トン=3800ドルを超え、過去最高値を付けた。現在は…
2023年5月15日
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上手に人をいじって場を和ませる方法を教えてください/173
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 上手に人をいじって場を和ませる方法を教えてください 先日良かれと思って同僚をいじったのですが、どうやら本人は気を悪くした…
2023年5月15日
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超長期チャートは円安と物価上昇に伴う混乱を暗示 市岡繁男
グラフの声を聞く
世界は約80年ごとに政治経済が一変するパラダイムシフトに直面してきた。1780年代のフランス革命、米独立戦争、天明の大飢饉…
2023年5月15日
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「共感」の力こそが社会秩序を作る 河野龍太郎
リベンジ読書
『道徳感情論』アダム・スミス著、村井章子・北川知子訳日経BPクラシックス(3520円)>>特集「リベンジ読書」はこちら 経済…
2023年5月15日
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今なお立ち返るべき場所 小川仁志
リベンジ読書
『法の哲学Ⅰ、Ⅱ』ヘーゲル著、藤野渉・赤沢正敏訳中公クラシックス(各1650円)>>特集「リベンジ読書」はこちら 哲学の古典…
2023年5月15日
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戦場の極限描きつつユーモラス 伊藤智永
リベンジ読書
『野火』大岡昇平著新潮文庫(539円)>>特集「リベンジ読書」はこちら なんだ古臭い戦争文学かと侮ってはならない。グローバリ…
2023年5月15日
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「好き」こそが原動力 伊藤千恵
リベンジ読書
『牧野富太郎自叙伝』牧野富太郎著講談社学術文庫(1177円)>>特集「リベンジ読書」はこちら 4月からスタートしたNHK連続…
2023年5月15日
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国際政治学習の完璧な教科書 孫崎享
リベンジ読書
『国際紛争 理論と歴史』ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウェルチ著、田中明彦・村田晃嗣訳有斐閣(3300円)…
2023年5月15日
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インタビュー「古典は文化の屋台骨 翻訳者の共感で15年継続」黒沢正俊・日経BP編集者
リベンジ読書
新訳によって古典を現在によみがえらせ、世に問う「日経BPクラシックス」。同シリーズの発案者・編集者の黒沢正俊さんに刊行の狙…
2023年5月15日
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分断時代のサプライチェーンは制度への信頼で組み替えられる 冨浦英一
日本経済の処方箋
日本経済の処方箋/19 新型コロナやロシアのウクライナ侵攻で世界経済は分断の危機に直面しているが、世界的な供給網の組み替えで…
2023年5月14日
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困難な銀行経営の活路を豊富な歴史的データから学ぶ 評者・平山賢一
Book Review
『日本近代銀行制度の成立史 両替商から為替会社、国立銀行設立まで』著者 鹿野嘉昭(同志社大学教授)東洋経済新報社 5500円…
2023年5月12日
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人類減少に向け世界的議論の土台を提示 評者・服部茂幸
Book Review
『サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る』著者 原俊彦(人口学者)岩波新書 968円 現在、日本では人口減少と少子高齢化が…
2023年5月12日
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古典、名著に再挑戦しよう
リベンジ読書
海外の古典や名著が読みやすい新訳で復刊されるケースが目立つ。学生時代に読了できなかった本に再挑戦するチャンスだ。※特集「リ…
2023年5月12日
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インタビュー「物価の本質を捉えようとした悪戦苦闘ぶりを書いてもらった」青山遊・講談社第一事業局学芸部学術図書副部長
リベンジ読書
『物価とは何か』(講談社選書メチエ)が異例の売れ行きを見せている。物価理論の第一人者をどう口説き、どんな狙いで書いてもらった…
2023年5月12日
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新訳は良書のしるし──古典・名著に再挑戦しよう 永江朗
リベンジ読書
学生時代、古典や名著を手にとりながら、途中で挫折した経験はないだろうか。歳月が流れた今、読みやすい新訳本として復刊するケー…
2023年5月12日
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『読んだ、知った、考えた 2016~2022』 河谷史夫著 弦書房 2200円
話題の本
『読んだ、知った、考えた 2016~2022』 河谷史夫著 弦書房 2200円 朝日新聞論説委員として、また新聞のコラム「素…
2023年5月12日
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『箱根の開発と渋沢栄一』 武田尚子著 吉川弘文館 4180円
話題の本
『箱根の開発と渋沢栄一』 武田尚子著 吉川弘文館 4180円 箱根・仙石原が日本有数の観光地となった背景には著名な実業家・渋…
2023年5月12日
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『よみがえる田園都市国家』 佐藤光著 ちくま新書 990円
話題の本
『よみがえる田園都市国家』 佐藤光著 ちくま新書 990円 40年以上前、大平正芳首相の下に集まった知識人らがまとめた「田園…
2023年5月12日
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『優しいコミュニケーション』 村田和代著 岩波新書 1034円
話題の本
『優しいコミュニケーション』 村田和代著 岩波新書 1034円 従来に比べて「多様性が大事」という認識が広がってきたのは歓迎…
2023年5月12日
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不安を克服し、現状を変えたい人に示す6つのステップ 孫崎享
書評 読書日記
×月×日 米国の大学の素晴らしさは実社会の動きと遊離していない点にある。 1980年代後半、私は研究員として1年、ハーバード…
2023年5月12日
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1年1テーマで描くロシアの20世紀 著者はウクライナ出身ユダヤ人 本村凌二
歴史書の棚
最近では、居酒屋でもロシアやウクライナのことが話題になる。酒宴の席に政治と宗教の話は持ちこむなといわれているのに、不可解な…
2023年5月12日
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米国で長寿医学本がベストセラーに ハウツーとは違う理論武装 冷泉彰彦
海外出版事情
日本の後を追いかけるようにアメリカでも平均寿命は延びている。銃や麻薬による若年死という問題はあるが、これを除けば長寿社会に…
2023年5月12日
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東大寺・お水取りの要素を加味した舞踊劇 尾上松緑が13年ぶりに 小玉祥子
アートな時間
舞台 團菊祭五月大歌舞伎 達陀 天平勝宝4(752)年の大仏開眼以来、奈良・東大寺二月堂で途絶えることなく受け継がれてきた「…
2023年5月12日
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俳優・作家 高見のっぽ「ノッポさんは、私であって私ではなかった」(2018年9月11日)
創刊100年特集~Archives
NHKの工作番組「できるかな」で活躍した「ノッポさん」こと高見のっぽさんが2022年9月10日に死去していたことが、23年…
2023年5月10日
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再エネ需要で高値の銅 海底プレートの沈み込み地帯に鉱床/145
鎌田浩毅の役に立つ地学
国際的な銅価格が高値圏で推移している。電気自動車(EV)の普及や再生可能エネルギーの導入拡大によって、銅の需要が世界的に高…
2023年5月8日
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米国金融システムに崩壊の予兆 米国債の信用低下は必至 滝澤伯文
米銀破綻の余波
米国は金融規制規律を失った。破綻金融機関の公的資金による救済を繰り返せば、財政の信用を揺るがす。SNS発の“超特急”危機が…
2023年5月8日