教養・歴史
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『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』 評者・後藤康雄
Book Review
著者 藤野英人(投資家) マガジンハウス 1500円お金は過去と未来の懸け橋 大人こそ読みたい経済学入門書 タイトルに「お金…
2021年7月9日
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『「ポスト・アメリカニズム」の世紀 評者・高橋克秀
Book Review
転換期のキリスト教文明』 著者 藤本龍児(帝京大学文学部准教授) 筑摩選書 1980円技術大国アメリカの背後に聖書 新自由主…
2021年7月9日
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実は日々の生活でできる 気づかせてくれた絵本=美村里江
書評 読書日記
×月×日 コロナ禍に陥ってから、「欲」を持つことが少しつらくなった気がする。あれがやりたい、あそこへ行きたいと一瞬高揚してて…
2021年7月9日
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中国 「新時期文学」への想い=辻康吾
海外出版事情
香港の『蘋果(ひんか)(りんご)日報』の廃刊など、中国の内外情勢の一層の硬直化が進んでいる。その中で出版された盧茂君著『中…
2021年7月9日
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舞台 ラッパ屋 第46回公演 コメンテーターズ=濱田元子
アートな時間
市井人の戯言にリアリティー コロナ禍の現在を見据えた舞台 どこにでもいそうな会社員や夫婦。劇団「ラッパ屋」を率いる鈴木聡の芝…
2021年7月9日
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映画 SEOBOK/ソボク クローンと病。二人の闘いと共に「生命とは何か?」を問う=寺脇研
アートな時間
「ソボク」とは、秦の始皇帝の命を受け不老不死の薬を求めて果てしない旅に出た学者・徐福(じょふく)の韓国語読みである。東へ向…
2021年7月9日
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『うつでも起業で生きていく』 林直人著 河出書房新社 1562円
話題の本
『うつでも起業で生きていく』 林直人著 河出書房新社 1562円「うつ」と「起業」。一見すると正反対の世界を表すワードのよう…
2021年7月9日
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『中国のCASE革命』 湯進(タンジン)著 日本経済新聞出版 2200円
話題の本
『中国のCASE革命』 湯進(タンジン)著 日本経済新聞出版 2200円 中国は今や「移動ビジネス」の未来を左右する存在だ。…
2021年7月9日
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『幽霊消防団員 日本のアンタッチャブル』 高橋祐貴著 光文社新書 880円
話題の本
『幽霊消防団員 日本のアンタッチャブル』 高橋祐貴著 光文社新書 880円 地域の安全を支えるはずの消防団で深刻な不正がはび…
2021年7月9日
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『人間ベートーヴェン』 石川栄作著 平凡社新書 990円
話題の本
『人間ベートーヴェン』 石川栄作著 平凡社新書 990円 昨年、生誕250年という大きな節目を迎え、おおがかりなCD全集が発…
2021年7月9日
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マルクスの哲学は、あなたの働き方を変えるかもしれない=小川仁志
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
テレワークとなり、逆に労働時間が増え、収入は上がったものの、疲れました/88 Q テレワークとなり、逆に労働時間が増え、収入…
2021年7月5日
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6月17~23日(ビジネス/新書)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 サクッとわかるビジネス教養 行動経済学 阿部誠監修 新星出版社 1320円2 ケーススタディ 企業価値評価 グ…
2021年7月2日
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知識人が擁護したくなる権威主義の甘い誘惑=上川孝夫
Book Review
『権威主義の誘惑 民主政治の黄昏』 評者・上川孝夫著者 アン・アプルボーム(歴史家、ジャーナリスト) 訳者 三浦元博 白水社…
2021年7月2日
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あの「ネッシー」の正体がついに明らかに!=高部知子
書評 読書日記
広大無辺で千差万別 生物見つめた2冊に驚く=高部知子×月×日「ネッシー」という単語に久しぶりに触れた。懐かしい。子どもの頃、…
2021年7月2日
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"まるで三国志? タイプライターを巡る欧・中・日の抗争史=加藤徹
歴史書の棚
近代化の象徴としてのタイプライター抗争史=加藤徹 トーマス・S・マラニー著『チャイニーズ・タイプライター』(中央公論新社、比…
2021年7月2日
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住民に吉、地元書店に凶? 「LAWSON マチの本屋さん」オープン=永江朗"
出版業界事情
ローソンが「マチの本屋さん」開店=永江朗 ローソンが書店併設型コンビニの新ブランド「ローソン マチの本屋さん」を立ち上げ、6…
2021年7月2日
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イラスト満載でこれからのAI社会を考えるユニーク本=柳川範之
Book Review
『絵と図でわかる AIと社会 未来をひらく技術とのかかわり方』 評者・柳川範之著者 江間有沙(東京大学未来ビジョン研究センタ…
2021年7月2日
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人工中絶に臨む少女の孤独――ベルリン国際映画祭グランプリ作が公開=野島孝一
アートな時間
映画 17歳の瞳に映る世界 思わぬ妊娠に戸惑う少女 米国の現実が胸に迫る=野島孝一 第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員…
2021年7月2日
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進化する「被爆地のオーケストラ」が待望の新公演=梅津時比古
アートな時間
クラシック 広島交響楽団 ディスカバリー・シリーズ8 Hosokawa×Beethoven=梅津時比古 〈ベートーヴェン生誕…
2021年7月2日
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『リニア中央新幹線をめぐって』 山本義隆著 みすず書房 1980円
話題の本
『リニア中央新幹線をめぐって』 山本義隆著 みすず書房 1980円 建設が進むリニア中央新幹線を、自然破壊だけでなく安全性や…
2021年7月2日
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『彭明敏(ほうめいびん) 蔣介石と闘った台湾人』 近藤伸二著 白水社 2750円
話題の本
『彭明敏(ほうめいびん) 蔣介石と闘った台湾人』 近藤伸二著 白水社 2750円 国民党の一党独裁政権下、台湾の民主化に命を…
2021年7月2日
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『パッケージツアーの文化誌』 吉田春生著 草思社 2420円
話題の本
『パッケージツアーの文化誌』 吉田春生著 草思社 2420円 パッケージツアーといえば、自力でプランを立てられない人向けの旅…
2021年7月2日
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『経理から見た日本陸軍』 本間正人著 文春新書 1320円
話題の本
『経理から見た日本陸軍』 本間正人著 文春新書 1320円 防衛省で調達業務に携わった著者が、旧日本陸軍という大組織の実態を…
2021年7月2日
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監視社会が来るのが怖いのですが=小川仁志
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
変質者が出没し、監視カメラの設置案が出ています。監視社会が進むと…/87 Q 変質者が出没し、監視カメラの設置案が出ています…
2021年6月28日
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6月10~16日(ビジネス/ノンフィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 自己資金100万円台ではじめる不動産投資 浦川浩貴著 幻冬舎メディアコンサルティング 880円2 サクッとわか…
2021年6月25日
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善意の蓄積が英国の力に その歴史的背景を解明=本村凌二
歴史書の棚
三十数年前から、毎年9月を中心に渡欧している。その大半はロンドン大学内の専門図書館でデスクワークである。これだけ立派な研究…
2021年6月25日
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アメリカ 型破りな俳優の自伝、ロングセラーに=冷泉彰彦
海外出版事情
マシュー・マコノヒーといえば、1996年の「評決のとき」、97年の「コンタクト」などで知的な二枚目俳優としてハリウッドの寵…
2021年6月25日
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映画 ラン RUN 毒母と娘のもつれた戦い 逆転の連続に眼が離せない=芝山幹郎
アートな時間
味方だと思っていたら、凶悪な敵だった。しかも、桁外れの害毒を及ぼす敵。 そんな悪魔的存在を描き出した映画は少なくない。古く…
2021年6月25日
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『株式会社規範のコペルニクス的転回』 評者・加護野忠男
Book Review
著者 コリン・メイヤー(オックスフォード大学サイードビジネススクール教授) 監訳者 宮島英昭 訳者 清水真人、河西卓弥 東洋…
2021年6月25日
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『サステナブルファイナンス攻防 理念の追求と市場の覇権』 評者・平山賢一
Book Review
著者 藤井良広(環境金融研究機構代表理事) きんざい 2530円持続可能な社会の実現に向け 現場のリアルな攻防描く われわれ…
2021年6月25日
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子猫を拾い「ふたり旅」 ワルが善意を知る物語=孫崎享
書評 読書日記
×月×日 一度、犬や猫を飼った者はその魅力に取りつかれる。私がディーン・ニコルソン著『ナラの世界へ』(K&Bパブリッシャーズ…
2021年6月25日
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舞台 七月大歌舞伎 身替座禅 男性の浮気話が主題の喜劇 山蔭右京役に松本白鸚が初挑戦=小玉祥子
アートな時間
七月の東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」で、松本白鸚(はくおう)が「身替座禅」(岡村柿紅(しこう)作)の山蔭右京(やまかげうき…
2021年6月25日
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『文春の流儀』 木俣正剛著 中央公論新社 1980円
話題の本
『文春の流儀』 木俣正剛著 中央公論新社 1980円 文藝春秋といえば、今なら多くの人が「文春砲」という言葉とともに想起する…
2021年6月25日
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『なぜ、脱成長なのか』 ヨルゴス・カリスほか3人著 NHK出版 1540円
話題の本
『なぜ、脱成長なのか』 ヨルゴス・カリスほか3人著 NHK出版 1540円 歯止めの利かない気候変動。広がる一方の格差。改善…
2021年6月25日
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『バイアスとは何か』 藤田政博著 ちくま新書 946円
話題の本
『バイアスとは何か』 藤田政博著 ちくま新書 946円「その意見、バイアスかかってる」などと言ったりする。認識がゆがんでいる…
2021年6月25日
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『イヌは愛である 「最良の友」の科学』 クライブ・ウィン著 早川書房 2310円
話題の本
『イヌは愛である 「最良の友」の科学』 クライブ・ウィン著 早川書房 2310円 どうして犬たちは人間になついてくれるのか?…
2021年6月25日
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コロナ禍で存続の危機に瀕した飲食店を手助けする方法はないでしょうか/86
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q コロナ禍で存続の危機に瀕した飲食店を手助けする方法はないでしょうか A 与え、受け取り、お返しをするという「贈与論」に…
2021年6月21日
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近代五輪の精神は賞味期限切れだ=片山杜秀
闘論席
片山杜秀の闘論席 五輪は平和の祭典という。近代五輪の祖、フランスのクーベルタン男爵は確かに、五輪は世界平和に貢献できると言っ…
2021年6月21日
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6月3~9日(ビジネス/フィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 「心」が分かるとモノが売れる 鹿毛康司著 日経BP 1870円2 サクッとわかるビジネス教養 行動経済学 阿部誠…
2021年6月18日
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どうなる? 著作権者、出版社、読者の関係――改正著作権法が成立=永江朗
出版業界事情
入手困難本に朗報か? 改正著作権法が成立=永江朗 改正著作権法が5月26日の参院本会議で可決し、成立した。今回の改正で、国立…
2021年6月18日
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「ダメ。ゼッタイ」は逆効果。薬物で苦しむ人を本当に支援するには?=黒崎亜弓
書評
◆著者 松本俊彦さん(精神科医)著者に聞く 『誰がために医師はいる』 著者・松本俊彦さん真の薬物対策とは痛みを抱えた人の支…
2021年6月18日
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膨大な史料踏破して迫る 「忍びの者」の実情=今谷明
歴史書の棚
伊賀(現三重県西部)といえば、近江甲賀(滋賀県南部)と並んで“忍者”の里として有名である。歴史的に地味な地域であるが、古代…
2021年6月18日
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速すぎる女と遅すぎる男。前後半でテンポが変わる台湾恋愛コメディー=勝田友巳(映画)
アートな時間
映画 1秒先の彼女 正反対だけどはみ出し者同士 時間のマジックで描く恋愛喜劇=勝田友巳 たわいないと言ってしまえばそれまでだ…
2021年6月18日
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萬鉄五郎に森村泰昌、日本近代美術の傑作を一挙に見られる絶好の機会=石川健次(美術)
アートな時間
美術 所蔵作品展「MOMATコレクション特別編 ニッポンの名作130年」=石川健次珠玉の名作で近現代をたどる 個性尊重を謳っ…
2021年6月18日
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法曹界のレジェンド、再任拒否された宮本康昭氏のオーラルヒストリー=黒木亮
Book Review
『再任拒否と司法改革 司法の危機から半世紀、いま司法は』 評者・黒木亮著者 宮本康昭(弁護士) 大出良知(弁護士、九州大学名…
2021年6月18日
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このうつくしい音色の楽器製作者は誰か? 探訪の旅で知る欧州文化史=池内了
Book Review
『あるヴァイオリンの旅路 移民たちのヨーロッパ文化史』 評者・池内了著者 フィリップ・ブローム(歴史学博士) 訳者 佐藤正樹…
2021年6月18日
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『勝てる民泊 ウィズコロナの一軒家宿』 山口由美著 新潮社 1650円
話題の本
『勝てる民泊 ウィズコロナの一軒家宿』 山口由美著 新潮社 1650円 あとひと夏を越したら、シロアリで腐ってしまうだろう。…
2021年6月18日
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『自由になるための技術 リベラルアーツ』 山口周著 講談社 1760円
話題の本
『自由になるための技術 リベラルアーツ』 山口周著 講談社 1760円 さまざまな束縛から自身を解放するための教養「リベラル…
2021年6月18日
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『全員悪人』 村井理子著 CCCメディアハウス 1540円
話題の本
『全員悪人』 村井理子著 CCCメディアハウス 1540円 見知らぬ女が家に入り、キッチンを占拠している。叱ってくるばかりの…
2021年6月18日
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『免疫入門 最強の基礎知識』 遠山祐司著 集英社新書 946円
話題の本
『免疫入門 最強の基礎知識』 遠山祐司著 集英社新書 946円 新型コロナウイルスが社会に突きつけたものは多いが、中でも重要…
2021年6月18日