国際・政治
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トランプ氏の権威主義的スタイルか ハリス氏の聞く力を持つ民主的スタイルか 多田博子
ワシントンDC
「選挙は川上から。握った手の数だけしか票は出ない」。かつての宰相、田中角栄の言葉は、米大統領の両候補者が見事に体現している。…
2024年9月17日
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夏の中国でヒットした喜劇映画「逆行人生」が映す都会生活のリアル 奥山要一郎
チャイナウオッチ 中国視窓
中国で今夏、あるコメディー映画が話題になった。その名も「逆行人生(Upstream)」。IT企業を解雇された40代男性が一…
2024年9月17日
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“欧州の病人”ドイツの容体をこじらせるEV不振 自動車部品業界を覆うリストラの波 熊谷徹
論壇・論調
ドイツの景気後退に加えて、内燃機関から電気自動車(EV)に転換が進む「モビリティー転換」が雇用を直撃している。『南ドイツ新…
2024年9月17日
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急ピッチで外食化するインドの食卓 宗教的タブーを超えて 小林真樹
エコノミストリポート
かつてヒンズー教徒にとって縁遠い存在だった外食は、時代とともに定着、拡大した。一方で、保守的な人々は急激な変化に警戒感を高…
2024年9月17日
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クウェート議会を解散したミシャル首長の手腕に期待する国民 アンドリュー・ウェザオール
ワールドウオッチ
2024年5月、クウェートのミシャル首長は、議会を解散し、憲法の一部の規定を最長4年間停止すると決定した。23年12月に即…
2024年9月15日
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英国首相官邸が始めたアイドル猫の“終活” 酒井元実
ワールドウオッチ
英国ロンドンの首相官邸「ダウニング街10番地」には「主任ネズミ捕りオフィサー」に任命されているオス猫、ラリー(17)が飼わ…
2024年9月15日
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武漢で市街と空港を結ぶ「空飛ぶタクシー」導入計画 高橋大輔
ワールドウオッチ
「空飛ぶクルマ」やドローンなどを利用した「低空経済」の動きが、中国で本格化してきた。低空域での人やモノの輸送を活発化させて社…
2024年9月14日
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マレーシアでガザ侵攻に抗議する不買運動 地場コーヒーチェーンがスタバ超え 本田香織
ワールドウオッチ
マレーシアのコーヒーチェーン業界で、中東情勢の影響により競争に変化が見られる。イスラム教徒(ムスリム)が人口の6割以上を占…
2024年9月14日
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コニーアイランドにある米国最古の木製コースターが運行停止中 冷泉彰彦
ワールドウオッチ
ニューヨーク市ブルックリン区のコニーアイランドにあるローラーコースター「サイクロン」は、アメリカ最古の木製コースターとして…
2024年9月13日
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サンフランシスコのバイオ企業で解雇相次ぐ 瀧口範子
ワールドウオッチ
サンフランシスコのバイオ企業が、大規模なレイオフ(一時解雇)を進めている。新型コロナウイルスの感染拡大期には活況を呈したバ…
2024年9月13日
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岸田首相の訪韓に「物足りなさ」を感じる韓国世論 澤田克己
日韓関係
退任を目前に控えた岸田文雄首相が韓国を訪問し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談した。日本側には関係改善の流れを確認し…
2024年9月10日
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政治とカネに及び腰の総裁選 実態は衆院選の「勝てる顔」探し 伊藤智永
東奔政走
刷新感を競うはずの自民党総裁選が今一つ盛り上がっていない。岸田文雄首相の総裁選不出馬表明から告示まで約1カ月。10人以上が…
2024年9月9日
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わしは小泉進次郎氏一択である 小林よしのり
闘論席
小林よしのりの闘論席 自民党総裁選はかつてない乱戦だが、何人候補者が出ても憲法や国防、経済、少子化などの山積する問題に対して…
2024年9月9日
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米国が半導体の対中規制強化へ 中国は日本へ報復を警告
深層真相
米国政府が半導体分野での中国への規制を強化している。東京エレクトロンや蘭ASMLなど米国外の半導体製造装置メーカーが、中国…
2024年9月9日
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EUのファストファッション規制案は中華EC牽制が狙いか 北山未央
中華越境EC
欧州市場でも年々存在感を増すSHEINやTemuなど中華越境EC。欧州で進む環境・経済政策の行方も左右する。表向きは欧州グ…
2024年9月9日
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意外に底堅い中国景気 製造業支援が輸出を促進 谷村真
中国
海外から不動産不況や消費の弱さが盛んに指摘される中国経済だが、現地を訪れると強気の見方が広がっていた。実質個人消費の伸びは…
2024年9月9日
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モーディーン・マニュファクチャリング 熱管理の米大手 清水憲人
株式市場が注目!海外企業
Modine Manufacturing データセンター向け冷却システムが伸長/125 モーディーン・マニュファクチャリング…
2024年9月9日
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パレスチナ問題の根源を問う――岡真理さん
情熱人
早稲田大学文学学術院教授、京都大学名誉教授 岡真理/126おか・まり 1960年10月東京都生まれ。東京外国語大学大学院修士…
2024年9月9日
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データセンターが集まるバージニア州で電力需要急増 嶋田恵一
ワシントンDC
筆者が住んでいるワシントンDC郊外では停電が起きたという話をよく聞く。日本では大型台風の直撃でもない限り、停電はあまり発生…
2024年9月9日
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中国のコンテンツ市場は100兆円規模 自前ソフトに世界的人気作も 久保和貴
チャイナウオッチ 中国視窓
ゲームや漫画、アニメなどデジタルエンターテインメントの博覧会「ChinaJoy(チャイナジョイ)2024」が7月26~29…
2024年9月9日
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夏の英国で起きた反移民暴動は「人が来るたび拳が飛び交った」伝統をSNSが助長したのか 木村正人
論壇・論調
英イングランド北西部サウスポートで7月29日、ダンスクラスに参加していた3人の少女が17歳の少年に刺殺される事件が発生し、…
2024年9月9日
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ニューデリーでインパクト投資を考える国際会議 谷口肇
ワールドウオッチ
サンスクリット語でインパクトを意味する「PRABHAV」(プラバブ)の名を冠した国際会議「PRABHAV 2024」が9月…
2024年9月8日
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オランダの元天然ガス産出地域で水素利用の実証実験 成瀬杏子
ワールドウオッチ
オランダ北部では今、地域内での「グリーン水素(再生可能エネルギー由来の電気で作った水素)製造→運搬・貯蔵→使用」にわたるバ…
2024年9月8日
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香港で120年走り続ける2階建て路面電車 瀨﨑真知子
ワールドウオッチ
香港を代表する公共交通機関の一つ、香港電車(ホンコン・トラムウェイズ)の2階建て路面電車が7月、1904年の開業から120…
2024年9月7日
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危機的な豪の航空業界 今年に入って2社が経営破綻 守屋太郎
ワールドウオッチ
豪州では今年、航空2社が相次いで経営破綻した。新興の格安航空会社ボンザは4月、就航から1年余りで運休した後、買い手が見つか…
2024年9月7日
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パウエルFRB議長発言を読む 「強い労働市場」の維持優先で9月利下げへ転換 森山昌俊
エコノミストリポート
FRBの今後の利下げは年内3回連続で実施することになるだろう。雇用情勢次第では大幅な利下げも辞さない覚悟だ。失業急増を招か…
2024年9月6日
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通算在位20年のバングラデシュ・ハシナ政権が崩壊した事情 村山真弓
南アジア
当初は公務員採用枠をめぐる学生運動だったが、ハシナ首相が野党の政権打倒と断じて混乱に拍車がかかり、退陣と国外脱出にまで追い…
2024年9月6日
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なぜ公益通報者は兵庫県知事の“不正”を告発してから3カ月で自ら命を絶ったのか 粟野仁雄
公益通報
「不正」を告発された兵庫県の斎藤元彦知事だが、最初にやったのは「犯人探し」だったという。リスクが大きすぎる制度の欠陥「斎藤元…
2024年9月6日
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ニューヨーク市が進める電動自転車の安全対策 橋本孝
ワールドウオッチ
ニューヨーク市では交通渋滞対策として、二酸化炭素排出量削減にも貢献が期待される、電動自転車の利用が急速に拡大している。それ…
2024年9月6日
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幻となったブラジルの200レアル紙幣 松本浩治
ワールドウオッチ
ブラジルで最も高額な紙幣200レアル(約5200円)札が市中に出回らず、発行4年ですでに「幻の紙幣」になっている。ブラジル…
2024年9月6日
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中間層拡大のハリス氏 減税&規制緩和のトランプ氏 どちらも棚上げの財政策 井上祐介
トランプvs.ハリス
米大統領選で注目を集める経済問題。両大統領候補の経済政策を比較する。>>特集「トランプvs.ハリス」はこちら 今年の米大統…
2024年9月2日
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トランプ2.0はNATOとウクライナの試練に 台湾情勢で米中緊張の激化も 渡部恒雄
トランプvs.ハリス
「米国第一」を掲げるトランプ氏が復帰すれば、日本にも防衛費の増額を求めてくるのは確実だ。>>特集「トランプvs.ハリス」はこ…
2024年9月2日
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日米同盟再考の契機としての大統領選 日本は“実質核武装”に踏み込む自覚があるのか 寺島実郎
トランプvs.ハリス
台湾有事の際、日本は米国による中国への核攻撃にノーが言えるのか。米大統領選は、同盟関係を見つめなおす契機となる。>>特集「…
2024年9月2日
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トランプ氏再選でもEV推進 ハリス氏ならエネ業界は影響甚大 岩田太郎
トランプvs.ハリス
経済・産業政策でも対照的な両候補。それぞれが当選した場合の産業界への影響を探る。>>特集「トランプvs.ハリス」はこちら …
2024年9月2日
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トランプ氏復帰はFRBのリスクに 過度な緩和で成長阻害も 南武志
トランプvs.ハリス
FRBに注文を付け続けているトランプ氏。再選となれば金融政策運営が大波に襲われるのは確実だ。>>特集「トランプvs.ハリス…
2024年9月2日
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いずれの候補も対中強硬 台湾有事なら日本は戦場に 猿田佐世
トランプvs.ハリス
トランプ氏、ハリス氏どちらが大統領になろうとも中国との関係は緊張が続く。日本は突発的な軍事衝突を避ける知恵が求められる。>…
2024年9月2日
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米下院が9月に対中規制法案を集中審議する“チャイナウイーク” 清水梨江子
ワシントンDC
米連邦議会は、毎年8月から9月第1月曜日の祝日「レーバーデー(労働者の日)」が明けるまで夏季休会となる。今年の議会は9月9…
2024年9月2日
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経済悲観論を封じる「中国経済光明論」の大号令 目立った効果はいまだなく 岸田英明
チャイナウオッチ 中国視窓
「中国経済光明論」とは文字通り、「中国経済の未来は明るい」と見る論だ。2023年12月に中国共産党の中央経済工作会議で言及さ…
2024年9月2日
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ハリス陣営の食品“便乗値上げ禁止”策に「大衆迎合」と批判殺到 岩田太郎
論壇・論調
米民主党の大統領候補に指名されたハリス副大統領が8月16日に、新たな経済政策を発表した。高インフレで弱体化した中間層の復活…
2024年9月2日
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党内抗争激化の自民党総裁選 問われる「政治とカネ」への対処 及川正也
東奔政走
岸田文雄首相(自民党総裁)の突然の不出馬表明で構図が一変した自民党総裁選は、ベテランから若手まで多くの候補者が名乗りを上げ…
2024年9月2日
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BYDを猛追する「吉利汽車グループ」の実像 湯進
自動車
欧州メーカー買収や高級EVで海外進出を加速。今やBYDに次ぐ巨大メーカーに成長した。傘下の高級EVメーカー「ZEEKR」が…
2024年9月2日
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日印でスタートアップ発掘 投資再燃に期待 水野公樹
ワールドウオッチ
経済産業省と日本貿易振興機構(JETRO)は8月初旬、IT企業が集積する南部ベンガルール(バンガロール)で「日印イノベーシ…
2024年9月1日
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マレーシアで急速に広がる女性専用車両 罰金も導入の方針 吾郷伊都子
ワールドウオッチ
筆者が用いるマレーシアの都市高速鉄道(MRT)2号線(プトラジャヤ線)は、2024年4月に女性専用車両を導入した。ホーム、…
2024年9月1日
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ベネズエラとブラジルで大統領同士の“口撃”続く 美代賢志
ワールドウオッチ
7月の大統領選で3選を果たしたベネズエラのマドゥロ大統領と、隣国ブラジルのルラ大統領との対立が両国のエネルギー問題に発展し…
2024年8月31日
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台湾当局の“格差解消”主張に疑義 井上雄介
ワールドウオッチ
台湾当局が2024年4月に発表した所得格差に関する統計データを巡って、論争が起こっている。当局は住民の所得水準を一定に区分…
2024年8月31日
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どちらにせよ“トランプ主義”が続く米政権 白人労働者の怒りは最高潮に 浜田健太郎/安藤大介・編集部
トランプvs.ハリス
今年11月投開票の米国大統領選挙戦における前半のヤマ場が共和、民主両党がこの夏に開いた全国大会だった。共和党候補のトランプ…
2024年8月30日
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インタビュー「大接戦必至。政治的分極化は続く」前嶋和弘・上智大学総合グローバル学部教授
トランプvs.ハリス
>>特集「トランプvs.ハリス」はこちら── 大統領選の展望は。■大接戦必至だろう。トランプ前大統領、ハリス副大統領ともに支…
2024年8月30日
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現実主義者のハリス氏 政治ビジョンは不明確 中岡望
トランプvs.ハリス
急速に支持率を高めるハリス氏だが、その政治的信条やビジョンはいま一つ見えてこない。>>特集「トランプvs.ハリス」はこちら…
2024年8月30日
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米「改革保守運動」を体現するバンス氏 産業政策で中国と対峙主張 会田弘継
トランプvs.ハリス
わずか2年の上院議員経験で副大統領候補にのし上がったバンス氏の登場は、米政治の大きな地殻変動を表している。>>特集「トラン…
2024年8月30日
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ニューヨーク州が公立校でのスマホ禁止を検討 冷泉彰彦
ワールドウオッチ
ニューヨーク州のホークル知事は、州内の全ての公立学校でスマホを使用禁止とする法案について以前から支持する姿勢を示していた。…
2024年8月30日