資源・エネルギー
掲載記事 718件
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変わる大気中のCO2濃度 3億年前の氷河時代と同じ現在/32
鎌田浩毅の役に立つ地学
地球の歴史は気候変動の歴史でもある。約40億年前に地球表面が冷え固まって大地が誕生してから、地球上は温暖化と寒冷化を繰り返…
2020年12月14日
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サウジアラムコ 人民元建て社債発行へ 揺らぐドル基軸通貨=岩間剛一
FOCUS
サウジアラビアの国営石油企業サウジアラムコが今年11月、中国人民元建ての社債発行の可能性を表明した。これは、サウジアラムコ…
2020年12月7日
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ドバイ 石油の次は「水素」=池上理
ワールドウオッチ
二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンエネルギーである「水素」の製造を巡り、石油・ガスに恵まれる湾岸諸国の動きが活発だ。…
2020年11月23日
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「1トンあたり40グラムの金」品質では世界一の金山「菱刈鉱山」とは何か
鎌田浩毅の役に立つ地学
地下から採掘される金は、酸やアルカリに強いうえ耐腐食性に富み、高い温度でも変化しにくい貴金属の代表である。工業原料として高い…
2020年11月22日
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「シェール革命は終わった」のか……石油・ガス暴落の中で米国エネルギー産業で進む「ある異変」
エコノミストリポート
米国のシェールオイル・ガス関連企業で、M&A(合併・買収)が相次いでいる。長引く原油や天然ガス価格の低迷により苦境に陥ってい…
2020年11月19日
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コロナ下の世界で食糧価格が爆上がりしているワケ 中国の「食料爆買い」が需給をひっ迫させている……
コロナ株高の崩壊
シカゴ穀物相場は8月以降、上昇に転じている。大豆は10月12日に、1ブッシェル=10・60ドルと、2018年6月以来の高値を…
2020年11月4日
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勝つ業界負ける業界 バイデンなら再エネ堅調 関税引き下げで小売り復活=広木隆
コロナ株高の崩壊
トランプ氏かバイデン氏か、どちらが大統領選に勝つかによって楽観・悲観が最も対照的になる業界は、両者の主義主張が真逆な環境・…
2020年10月26日
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「もしノーベル賞に地球科学部門があれば確実に受賞していた」竜巻研究の世界的権威、藤田哲也博士の研究した「ダウンバースト現象」とは何か
鎌田浩毅の役に立つ地学
前回は竜巻のメカニズムを解説したが、今回は「ダウンバースト現象」を紹介しよう。発達した積雲や積乱雲から爆発的に吹き降ろす気流…
2020年10月24日
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原発は「コストが高すぎて採算がとれなくなった」の衝撃……原発産業はこのまま滅びてしまうのか
電力・ガス大再編
国内で稼働中の原子力発電所の原子炉は、9月18日時点で3基しかない(表)。 テロ対策で義務付けられる特定重大事故等対処施設…
2020年10月15日
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「アップルストアの入居がきっかけ」のマルイほか、日本の大手企業が再エネ100%を目指しているワケ
電力・ガス大再編
日本の大手企業が再生可能エネルギー(再エネ)を本格的に活用し始めた。 小売り大手の「丸井グループ」(丸井G、本社・東京都中…
2020年10月15日
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CO2削減で評判が悪いものの日本でも産出する貴重な資源……意外と知らない「石炭」の話
鎌田浩毅の役に立つ地学
石炭は過去に生育していた植物が地下に埋積され、熱や圧力を受けてできた化石燃料である。地球上でシダ類などの植物が大量に生育し…
2020年10月10日
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知っているようで意外と知らない地熱発電の仕組み なぜ日本で地熱発電が広がらないのか
鎌田浩毅の役に立つ地学
日本は世界有数の火山国で、そこに湧く温泉はまさに「火山の恵み」である。温泉は地下深部にあるマグマが地下水を温めた産物だが、…
2020年10月2日
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東は送電、西は発電の新社構想 関電、中部電は北陸電に食指か=和田肇
電力・ガス大再編
日本の大手電力会社9社(沖縄電力除く)とJパワーは今年4月、1995年から始まった電力システム改革の総仕上げとして、改正電…
2020年9月28日
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すでに日本車は競争相手にすらならない……トヨタ越えを果たしたテスラが中国市場でも断トツ 電池もパナソニックから韓国LGや中国製に切り替え独走態勢の予感
沸騰!脱炭素マネー
時価総額でトヨタ自動車を上回り、独走を続ける米電気自動車(EV)メーカー、テスラは2021年にEVの生産能力100万台を目…
2020年9月20日
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環境対応が遅れる日本企業から投資家が資金を引き揚げている……石油メジャーでさえ「再エネ転換」を宣言 環境対応できない企業には淘汰の道が待っている
沸騰!脱炭素マネー
石油メジャーの英BPが2020年8月4日に発表した20年第2四半期決算(4~6月)は、最終損益は過去最大の67億ドル(約7…
2020年9月19日
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「環境は金にならない」は完全に時代おくれの発想……世界中が注目する「脱炭素ビジネス」への投資は年60兆円規模に拡大している
沸騰!脱炭素マネー
「0の数が一つ違うかと思った」。アセットマネジメントOneが7月20日に運用開始したファンド「未来の世界(ESG)」が、当初…
2020年9月19日
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インド 雨水の資源利用に本腰=上町透
ワールドウオッチ
インドでは、早ければ2020年にもデリーを含む21の主要都市で地下水が枯渇、30年には水需要が水供給の2倍に達し、6億人が…
2020年9月19日
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「石炭火力の2分の1という低コスト」「1プロジェクトで原発100基分の大出力」「欧州ではすでにビジネスとして軌道に」未だに再エネをバカにする人が全く知らない洋上風力発電の最先端
沸騰!脱炭素マネー
洋上風力発電は欧州を中心に大きく成長してきた。脱炭素に本気で取り組む欧州各国は、再生可能エネルギーとして、特に大規模な電力…
2020年9月18日
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環境対応を軽視する昭和の企業に思わぬ落とし穴が……ESG評価の高い企業は採用でも有利なワケ
沸騰!脱炭素マネー
環境、社会、企業統治に注目するESG投資が拡大する中で、企業に対する投資家からの圧力が強まっている。特に最近は気候変動リス…
2020年9月18日
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「脱炭素」に向け世界中で大変動が起きている…… ENEOS杉森務会長が「あと20年で石油の需要が半減する」と予想する理由とは
沸騰!脱炭素マネー
「石油需要は20年で半分に 脱炭素投資は世界の潮流」 世界的な脱炭素のうねりに日本の財界はどう向き合うか。経団連副会長で、石…
2020年9月17日
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スペイン 息を吹き返した再エネ投資=伊藤裕規子
ワールドウオッチ
新型コロナウイルス禍によって大打撃を受けたスペインだが、再生可能エネルギー産業は好調だ。 スペインは2010年代、手厚い助…
2020年9月14日
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米国 バイデン氏の2兆ドル投資計画 50万カ所充電施設でEV普及へ=上野貴弘
沸騰!脱炭素マネー
11月3日に実施される米大統領選は米国、そして世界の脱炭素化の大きな分かれ道となる。トランプ大統領が気候変動対策に否定的で…
2020年9月7日
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EU 水素に10年で50兆円超 欧州企業の優位確立へ=足達英一郎
沸騰!脱炭素マネー
ユーロ圏19カ国の2020年4~6月期の実質域内総生産(GDP、速報値)は、年率換算で40・3%減で、過去最大の落ち込みと…
2020年9月7日
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ESG投信 コロナ禍でも好成績 今から注目の14本=篠田尚子
沸騰!脱炭素マネー
詳しくはこちら ESG(環境・社会・企業統治)の考え方と企業業績の間には正の相関関係が見られることが、国内外の複数の実証研究…
2020年9月7日
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ドイツ 送配電や再エネ企業に変身 電力業界の大胆な決断=熊谷徹
沸騰!脱炭素マネー
コロナ禍はドイツの電力業界にも傷痕を残した。今年春のロックダウン(都市封鎖)で製造業が一時的に冬眠状態となり、電力需要が激…
2020年9月7日
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運用大手10社 脱炭素投資アンケート=編集部
沸騰!脱炭素マネー
編集部は、国内の大手運用会社10社に対し、脱炭素投資に関するアンケートを実施した。その結果、地球温暖化ガス排出量の多い投資…
2020年9月7日
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注目の41銘柄 次世代自動車、再エネ、供給網=小林大純
沸騰!脱炭素マネー
詳しくはこちら <第2部 脱炭素と投資編> 株式市場で「脱炭素」銘柄に関心が高まっている。コロナショックにより、社会が経済の…
2020年9月7日
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緊急提言 長引く「日本化」の罠 「緑の財政出動」で探る脱出=河野龍太郎/諸富徹
沸騰!脱炭素マネー
日本では四半世紀にわたり、「低成長、低インフレ、低金利、膨張する公的債務」が常態化している。コロナ禍をきっかけに、先進各国…
2020年9月5日
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エアライン復活の鍵握る航空中心のスマートシティー=野村宗訓
航空
新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)により、各国政府は航空業界への救済方法を検討中だ。 人の移動が激減したために、すべての…
2020年8月31日
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大半の日本人が知らない……「福井県の水月湖」が世界の研究に決定的な影響を及ぼした理由
鎌田浩毅の役に立つ地学
地学の仕事に「過去の時間を正確に測る」という大事な作業がある。日常生活で時間を計るのは時計であり、年月日や時分という単位が…
2020年8月30日
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原発技術で日本はすでに「韓国に追い抜かれた」の衝撃……なぜ日立が受注した英国の原発新設は再開しないのか
原発輸出
日立製作所の英子会社ホライズン・ニュークリア・パワーが英国北部で計画している原子力発電所の復活に向け、英政府当局との交渉が…
2020年8月21日
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コロナ、バッタ、アフリカ豚熱(豚コレラ)……迫り来る食糧危機、空前の食料価格バブルは起こるのか
2020年後半 日本・世界経済大展望
どうにも不可解である。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の収束が見えぬなか、世界各地で同時多発複合の食糧危機…
2020年8月19日
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市場規模約1000億円……「レジ袋有料化」に経済効果はあるのか
環境
日本ポリオレフィンフィルム工業組合によると、レジ袋の材質はほとんどが高密度ポリエチレン(HDPE)で、国内需要は年間約20…
2020年8月13日
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経産省の「石炭火力廃止」の裏にある驚きの再エネ普及政策=橘川武郎・国際大学大学院国際経営学研究科教授
石炭火力廃止の深層
経済産業省による石炭火力発電の突然の廃止方針は、世界的に批判を浴びる日本の石炭火力温存からの決別を宣言したかに見えるが実態…
2020年8月7日
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日本の農業は縮小どころか実は成長していた……!ITで生産性を高める「アグリテック」とはなにか
エコノミストリポート
<変わる農水産業> 日本の農水産業の経済規模は拡大に転じている。1994年に9・4兆円あった名目国内総生産(GDP)は、20…
2020年8月7日
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ロシア 不況と低成長が定着 資源依存から脱却できず=名越健郎
2020年後半 日本・世界経済大展望
「ロシアの過去10年の成長率は年平均1%だ。新興国として3〜5%の潜在能力があるのに、すっかり不況と低成長の構造に陥った。政…
2020年8月3日
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マーケット予想 原油 需要回復と協調減産で年末に向け60ドルも=佐藤誠
2020年後半 日本・世界経済大展望
新型コロナウイルスによって世界的な石油需要は一時大きく減少したものの、落ち込みは4月に底を打ったとみられる。 石油市場関係…
2020年8月3日
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プレ西日本大震災 南海トラフ巨大地震で“打ち止め”/12
鎌田浩毅の役に立つ地学
前回は日本列島で頻発する内陸地震を「ポスト東日本大震災」の観点から解説した。今回は近い将来に予想される南海トラフ巨大地震に…
2020年7月20日
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エネ庁課長が東電へ出向 失態で「けじめ人事」後
深層真相
経済産業省は6月23日、資源エネルギー庁の電力・ガス事業部政策課長の吉野栄洋氏を、原子力損害賠償・廃炉等支援機構の執行役員…
2020年7月13日
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福島の町職員が見たチェルノブイリ 「観光地化」に感じた伝承のジレンマ=喜浦遊
エコノミストリポート
ツアーで巡った“ゴーストタウン” 「観光地化」に感じた伝承のジレンマ ウクライナの首都キエフからバスで2時間弱ほどで、チェル…
2020年7月13日
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過去最低のLNGスポット価格 長期契約との差に喜べない日本=岩間剛一
LNG
今春以降、アジア市場におけるLNG(液化天然ガス)のスポット(随時取引)価格が、過去最低の状況となっている。世界一のLNG…
2020年7月13日
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ポスト東日本大震災 千年ぶりに直下型地震が頻発/11
鎌田浩毅の役に立つ地学
最近の日本各地では地震が頻発している。6月25日には千葉県沖でマグニチュード(M)6・1の地震が発生し、震度5弱を観測した…
2020年7月13日
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インタビュー 諸富徹 コロナが加速する「非接触経済」 脱炭素社会への契機にも
非接触ビジネス
人同士の接触を制限する新型コロナは、経済をどう変容させるのか。京大の諸富徹教授に話を聞いた。(聞き手=稲留正英/種市房子/…
2020年7月6日
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地球で生命が生きられるワケ 豊かな水が保たれた「偶然」/10
鎌田浩毅の役に立つ地学
地球は「生命の星」と呼ばれ、多種類の生物が生息している。これは厳しい環境の宇宙空間では極めてまれなことで、生命の維持に必要…
2020年7月6日
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今週のポイント 第3次産業活動指数(7月13日) 消費の底とリベンジ消費の行方=高山武士
THE MARKET
13日に経済産業省より5月の第3次産業活動指数が公表される。景気の影響を受け大きく変動する鉱工業生産指数と比較すると、ブレ…
2020年7月3日
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台風のメカニズム 温暖化で巨大化する可能性/9
鎌田浩毅の役に立つ地学
毎年のようにやってくる台風だが、近年は災害の規模が大きくなっている。場所によってハリケーンやサイクロンと呼び名が異なるが、…
2020年6月29日
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コロナ危機下で加速する EU「持続可能な金融」の追求=金子寿太郎
欧州
新型コロナウイルスが欧州で猛威を振るう中、環境問題を重視してきた欧州連合(EU)にもその余裕はなくなった、あるいは、経済活…
2020年6月22日
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エルニーニョ&ラニーニャ現象(下) 農業、インフラなどに甚大被害/8
鎌田浩毅の役に立つ地学
地球規模で起きる気候変動にエルニーニョ現象とラニーニャ現象が知られている。いずれも3~5年おきに発生し1年以上継続すること…
2020年6月22日
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激変する産業地図 鉄鋼 迫られる高炉3社再編=細川良一
コロナデフレの恐怖
純損失4261億円。鉄鋼最大手の日本製鉄は2020年3月期決算で過去最大となる最終赤字を計上した。2位のJFEホールディン…
2020年6月8日
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コロナ禍で水道料金「減免」の波 安全な水質の維持に黄信号=吉村和就
水道
新型コロナウイルス対策として医療体制整備や特効薬開発が話題になっているが、日本のコロナ対策の最大の貢献者は「水道」である。…
2020年6月1日